日本が多すぎ、台湾が少なすぎ!?【台湾の主な祝日と連休ベスト5】
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台湾在住14年、台湾人の夫と二人暮らしのcaocaoです。
「台湾のおススメ〇〇」「グルメ」「観光スポット」さらに「生活に関するあれこれ」「台湾と日本の違い」「台湾人に関するあれこれ」など。。。
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Contents
はじめに
你好!ニーハオ、こんにちは〜♪
1年の中で唯一祝日がない6月。皆さま、お疲れさまです。
1か月を土日の休みだけで乗り切るのって、ちょっと息切れしますよね。
でも、私が今住んでいる台湾では、1年の中で祝日とその前後の日をプラスした連休がない月のほうが多いんです。
例えば、今年2024年だと、1・2・4・5・6・9・10月に祝日があります。
ありますが、連休は2・4・6月のみで、それも土日の休みと合わせて、どうにかこうにか連休があるといった感じです。
日本のゴールデンウィークや年末年始のような大型連休は、台湾では『春節』と呼ばれる旧暦新年の連休ぐらいではないでしょうか。
今回は、少ないながらも、どういった祝日があるのか、またどういったことをするのかなど、台湾の祝日と連休についてをお届けしたいと思います。
- 連休にするための「土曜日出勤」
- 『端午節』にはちまき、『中秋節』にはバーベキュー!?
- お墓参りの日『清明節』
- 台湾唯一(?)の大型連休『春節』
この記事は5分で読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね♪
第5位:祝日と合わせて連休にする為の「補班」
日本で言うところの年末年始の連休、台湾の『春節』ですが、今年2024年は2月8日から始まりました。
次の日の2月9日が「除夕」と言って大晦日にあたる日なんですが、大晦日より1日だけ早い連休の開始です。
ですが、もともと2月8日は普通の日。祝日ではありません。
2月8日を連休の始まりの日にした代わりに、連休明けの最初の土曜日である2月17日が振替出勤になったというわけです。
この振替出勤を「補班(ブー バン)」と言います。
例年より連休が少ない2024年
去年2023年には、この「補班(ブー バン)」がなんと6日もあったのですが、今年は1日だけです。
その分、今年は祝日を含めた連休が少ないというわけです。
ちなみに、土日を含まない今年の祝日はたったの13日間!土日を含めてもわずか19日間!!
日本は祝日だけで16日間。
さらに、ゴールデンウィーク・お盆休み・年末年始などの大型連休を含めるとかなりの日数になるのでは?
台湾って、ほんとに祝日と連休が少ないよなぁ。。。と思うのは、筆者が日本人だからでしょうか。
祝日と連休が少ないとは言え、日本をはじめ海外へ旅行する台湾人はとても多いです。
台湾は、個人事業主やフリーランスの人も多く、そういった人は時間に融通がきくので、祝日や連休は関係ないのかもしれません。
会社員であれば、祝日や連休に自分の有給休暇をプラスすれば、何ら問題がないのかも!?
第4位:各地・各家庭の味が楽しめる「ちまき」を作る&食べる『端午節』
旧暦の5月5日は台湾の『端午節』、中国語で『端午節(ドゥアン ウー ジエ)』と言います。
今年の『端午節(ドゥアン ウー ジエ)』は6月10日の月曜日でした。
土日を入れて6月8日から10日の3連休でした。
台湾の『端午節(ドゥアン ウー ジエ)』には、「ちまき」を食べます。
「ちまき」と言っても、緑の葉っぱにくるまれた白い餅のちまきではなく、もち米で作った「中華ちまき」です。
日本で言う「おこわ」でしょうか。笹の葉でくるんだ三角形のおこわです。
この時期になると、デパートやスーパー、市場、コンビニでもちまきを販売しています。
また、自分で作るという家庭も多いです。ちまきをくるむ笹の葉は、市場などで買うことができます。
ちまきの具材はいろいろ
ちまきに入れる具材や味つけは、北部と南部では違いがあり、また、家庭で作る味にもいろいろ違いがあります。
一般的な具材は、豚の角煮・ピーナッツ・椎茸・栗・干しエビ。
そして、日本ではあまり見ない鴨の卵の黄身を塩漬けした物も必ず入っています。
私は台湾で日本語を教えているのですが、この時期は生徒さんからよくちまきをいただきます。
市販のちまきから、生徒さんの家庭で作った手作りちまきまで、いろいろなちまきをいただきます。
さらに、今年は台湾人の夫のお母さんからも、手作りのちまきが届いたので、冷凍庫はちまき祭りです。
私はもち米が大好きなので、ちまきも好きです。
でも、ちまきはカロリーが高いので要注意!
最近は、3日に1回のペースで、夫と2人でコツコツと消費しています。
第3位:お月見じゃなくバーベキュー!?『中秋節』
旧暦の8月15日は台湾の『中秋節』、中国語で『中秋節(ジョン チョウ ジエ)』と言います。
今年の『中秋節(ジョン チョウ ジエ)』は9月17日の火曜日。
なぜか今年は、前日の16日の月曜日も休みにして、土日月火の4連休に。という流れにはなっていません。
この時期、街中を歩いていると、あちこちから焼肉の香ばしいにおいが。。。
『中秋節(ジョン チョウ ジエ)』での恒例行事、それはバーベキューをすることなんです。
毎年、『中秋節(ジョン チョウ ジエ)』の前中後になると、バーベキューをしているグループをたびたび見かけます。
家の前やガレージでだったり、個人経営の店であればその店先で。
他には、塾の外の普通に人が行き交う通路で、先生と生徒たちがバーベキューを楽しむといった光景も見たことがあります。
この時期、バーベキューをする場所は、どこでもアリです。
『中秋節(ジョン チョウ ジエ)』にはバーベキュー、どんな由来が?
日本では「中秋の名月」と言われますが、特に何か特別なことをするわけではありませんよね。
ですが、一般的にはお月見のイメージがあります。
なのに、台湾ではなぜお月見ではなくバーベキューなんでしょう?
何か特別な由来があるのでしょうか?
答えはとてもシンプル。
焼肉のタレを販売する会社の「中秋節にはみんなでバーベキューを!」というCMが始まりで、それが今に至るそうです。
このCMに乗っかって、バーベキューの各種食材やバーベキュー用具の販売元も、「中秋節にはみんなでバーベキューを!」を後押ししたと言うわけです。
日本で言う「バレンタインデーに好きな人にチョコレートをあげる」に似ているのかも!?
諸説あるそうですが、このチョコレートをあげる文化が定着したのも、チョコレート会社の商戦と言われていますよね。
バーベキューもチョコレートも、商戦が大当たりして(?)今や立派な毎年の恒例行事になっているというわけです。
第2位:お墓参りは1年に1回だけ!?『清明節』
毎年4月4日または5日は、台湾の『清明節(チン ミン ジエ)』です。
今年はもう終わりましたが、4月4日でした。
この日は、日本で言うお盆にあたり、お墓参りをする日なんです。
台湾ではこの『清明節(チン ミン ジエ)』当日は道が込んだり人が多いので、少し前に済ませる人も多いです。
日本でお墓参りをする時期と言えば、春と夏のお彼岸の時期や、夏のお盆や年末年始などが一般的ではないでしょうか。
それ以外にも自分のタイミングで行くことも多いですし、1年のうちで数回行く方も多いと思います。
ですが、台湾では、この『清明節(チン ミン ジエ)』期間以外でお墓参りへ行ったと、筆者はほぼ聞いたことがありません。
若い人の中には、祖父母のお墓がどこにあるか知らない、とか、お墓参りに行ったことがないという人もいて、ちょっとびっくりした記憶があります。
第1位:いざ、海外へ!台湾の年末年始『春節』
台湾でいちばん長い連休、それは『春節(チュン ジエ)』です。
これは、日本の年末年始の大型連休にあたります。
旧暦で見ますから、毎年1月だったり2月だったりしますが、第5位でもご紹介したように、今年は2月8日から14日までの7連休でした。
大晦日にあたる「除夕」は、デパートやスーパーなどの営業時間は17時か18時までです。
台湾は外食やテイクアウトができる店が多いですが、個人経営の店は休みだったり、デパートやスーパーより早い時間に閉める店も多いです。
「除夕」の夜は、家族そろって家で晩ご飯を食べたり、前々から予約していたレストランでディナー、といった感じで過ごします。
筆者も結婚してからは、ほぼ毎年台湾人の夫の実家へ帰って、義母さんが作ってくれた料理を食べながら年越しをしています。
もし、「除夕」に台湾旅行を計画する場合は、行きたい店の営業時間が何時までかを調べておくほうがいいと思います。
海外旅行を楽しむ台湾人も多い
『春節(チュン ジエ)』は数少ない台湾の連休の中でも唯一の大型連休ですから、海外旅行を楽しむ人も多いです。
人気の旅行先はやはり日本が上位にあがっています。
台湾の『春節(チュン ジエ)』は毎年1月か2月。日本ではいちばん寒い時期です。
台湾ももちろん冬の季節はありますが、日本ほど寒くはありません。(筆者の体感による)
1年を通して暑い・暖かい日のほうが多いですし、冬であっても、まず街中で雪が降ることはありません。
雪を見たことがない、スキーをしたことがない、という人も少なくないです。
ですから、冬の寒さに慣れていなくても、北海道へ行きたいという台湾人は多いです。
ちなみに筆者の生徒さんで、毎年この時期には北海道へ行くという、熱烈な北海道ファンもいます。
筆者は日本を離れて台湾で暮らすようになって、日本には外国人を惹きつける場所が全国各地にたくさんあるなぁ・・・と改めて思っています。
さいごに
今回は台湾の祝日と連休、それに関するあれこれをご紹介しました。いかがでしたか。
結論、やっぱり台湾は日本に比べて、祝日と連休が少ないなぁと思います。
ですが、うまく言えないのですが、全体的にふんわりとしたエネルギッシュさを、台湾からは感じます。
それは、時間だったり、人間関係だったり、いろいろな場面でそう感じます。
もしみなさんが旅行や留学で台湾へ来て、その日が祝日や連休だったなら、ぜひ、今回の記事を思いだして楽しんでいただけたら嬉しいです♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また次の機会にお会いしましょう。再見!ザイ ジエン〜!
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