子どもの幸福度1位!オランダの国の教育システムの魅力ベスト10!
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Contents
皆さまはオランダと聞いてまず何が思い浮かびますか?
私はまず、ハウステンボス、風車、チーズです。
実は近年オランダのユニークな教育は合理的故に世界で注目されていて移住ビザも取りやすいことから一般家庭でも移住先の候補として人気が高まっています。
私たちもその中の一人ですが実際子どもたちが経験するオランダの合理的な教育とはどんなものなのか、感じたデメリットなども綴っています。
- 90%の人が英語を話せるのはなぜ?
- 入学式も宿題も運動会もないってほんと?
- 多種多様な学校スタイルから選べる
- オランダの教育になくて日本にあるものは?
- 海外から見る日本の良さ
この記事は5分で読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいって下さいね🎵
第10位:エコ活動
授業や活動にサスティナブルなイベントが組み込まれる。
野外活動でゴミ拾い、各家庭から集めたゴミを使って作品を作り学校全体で展覧会をするなど環境を意識した取り組みが多いです。
多くの地域が海抜地域のため昔から気候変動や海面上昇の影響を受けやすく、昔から洪水などの水害で苦労してきたオランダならではですね。
子どもたちが自然と意識が向くように学校でゴミを活用したワークが授業でも多いです。
この間集めた紙のゴミをミキサーなどを使って紙を作っていました♪
第9位:早期の進路選択
12歳の時点で次の進学先を選ぶ!
自分の興味や能力に応じて中等教育になる12歳から、複数のコースの進路に分かれるんです。
オランダの子どもたちは早い段階から自分のやりたい事について考えはじめるんですね〜!
そのため学校でも自分について考えさせるテーマが多いです。
マインドマップや感情のポスターなど、内面についても考える機会が多い印象で、正解というよりもどうやってその回答に辿りついたかなどの正解への過程に焦点が置かれています。
第8位:デジタル機器の活用
オランダの学校では、コンピュータやタブレットなどのデジタル機器を使って授業を行い、プログラミングの基礎やオンライン学習を取り入れています。
みんなが知ってるキャラクターのゲームをしながら単語を拾って集めていく授業が我が子は大好きでその日を楽しみにしています。
子どもの学校では日本でいう黒板がスクリーンになっている
その月のテーマに沿って映像が流れていたりそのスクリーンでYoutubeを流してみんなで歌ったり踊ったりしています。
体育の授業でもボールを画面に当てると画面が反応するようなシステムを導入していて子どもたちは体育が大好きです。
個人の記録も全てシステム上に上がっているので面談もスムーズです。
一方これは現地のニュースサイトに載っていたのですが、子ども達の視力低下も問題になっているようです。
第7位:多文化教育
難民の受け入れに寛大
多文化共生を重視しているため様々な文化の人がオランダにはいます。
そのため色々なルーツを持つ生徒が一緒に学ぶ環境が整っており、違う文化に触れることでいろんな価値観を目の当たりにできるんです。
こどもたちも異文化に対する違いを面白がったり、いろんな国の挨拶を覚えて帰ってきて楽しそうです。
年齢によって現地の学校で1年程言語を習得して通常のクラスに入るか他の学校へ転入するということもできる。
ただ、オランダでは移民による犯罪がオランダ社会で問題になっていて、学校でも新しいプログラムで協力し合うようなコミュニティーを築くための取り組みがされています。
第6位:教育の自由
モンテッソーリ教育の学校も無償で通える
モンテッソーリやシュタイナー、ダルトン教育など海外でも有償化してるような教育理念の学校でも、無償で通えるのはオランダの教育の利点と感じます。
各学校で全く違うやり方でありながらもそれぞれ個人の自立心が大事にされています。
親はその家の価値観にあった自分の子に適した学校を選べて、学校側も親が理不尽な要求をしてきた場合転校を進める事ができます。
仕事の上での人というより人対人が確立されていて、失礼な態度や無理な要求には「NO」を言う!
おかしいことは、おかしいと言える文化。
それぞれが自分のペースで学ことに重きが置かれているので運動会もありません。
第5位:学区は関係なく入りたいところに入れる
学区もないので合わなかったら転校できる
オランダの学校は、入学式も学区もありません。お誕生日の翌月あたりから入学します。
公立、私立、モンテッソーリ、シュタイナーなどの教育メソッドも無償なので人気のところはウェイティングリストに入れられ、それまで別の学校で待つというパターンも発生しています。
一方、昔ながらの教育方針のところでもウェイティングは発生するようなので何を大事にするかは人それぞれなんでしょうね。
第4位:高い英語スキルが身につく
ヨーロッパの中でもオランダは90パーセントの人が英語を流暢に話せる
理由を探ってみるとテレビや映画が吹き替えされないことや、多民族国家のため日常的に多く英語に触れることが幼少期から多いので実践が生活の中で自然とできちゃう!
また日本語と英語ほど文法に違いがない点でも習得のしやすさは変わってきそうですね。
第3位:オランダの義務教育は4歳から始まる
4歳から6歳まで小学校の初期段階として位置付けられます
正式には5歳からですが4歳から入学は可能でここでの活動内容は幼稚園のような感じ。
遊びやクラフト、運動を通して五感を刺激する活動をしています。
我が子が通っている学校は、みんなで座って園になるスタイルでお話をするときにお互いの顔が見えやすいようにしています。
幼稚園のように個人の机はなく、作業する時にグループになって時間割の絵で一日のすることを共有しています。
学校によってはこの頃から英語の授業がスタートするところも多くあります!
第2位:学校によって違うカリキュラム
教科書がなく、授業をしない日もあります!
クラスのみんなが良い行いをして集めたコインが貯まると、みんなで何をするか決めて材料から買いに行ってケーキを作る日にするなど、各先生の裁量で授業が進められていくのもオランダ教育のとてもユニークなところです。
ある学校は花から蜜を採取するなど活動を通して自然の生態系を学ぶような授業も多いです。
宿題もないので放課後は友達と過ごしたり、家族と過ごしたり習い事に通ったりと言った時間に費やせます。
第1位:親の苦情が通りやすいシステム
法的に強い委員会がオランダの学校で義務化されている
この委員会は親と子と生徒が話し合い学校のことを考えたり決定に参加する事ができます。
何かトラブルがあった場合や問題が発生した場合、苦情が受け止められやすい環境が整っています。
教師と親の面談も数ヶ月に一回と頻繁に行われるため意見も言いやすいんですね。
とは言っても意思表示は私にとってはなかなかレベルが高いです。
親は学校に苦情を言っても聞いてもらえない、教師は親の声を聞いても改善できる権利がない…と言った事が起こりにくいんですね。
さいごに
実際にオランダで子育てをしていると、オランダは教育システムが日本よりもはるかに優れていると感じることが多いです。
もちろん、文化や価値観の違いからすぐには取り入れることが難しい点もたくさんあります。
ですが、我が子がのびのびと楽しく学校に通い、親である私もストレスなく過ごせるオランダの教育システムを少しでも知っていただければ幸いです。
これからオランダに移住して育児をする不安を抱えている方!
オランダはとっても子育てがしやすく、教育も行き届いているので、安心して学校に通わせてあげてくださいね!
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