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人の目ばかり気にしてた私がオランダで自由を感じたことベスト7

座ってピースする女性
オランダ

先生の紹介

みき
みき
はじめまして、オランダ在住のみきと申します。
素朴なオランダの暮らしを家族と共に楽しんでいます。

自由って何?

哲学の話でも怪しい勧誘でもはないのですが

自由について今まであまり考えたことがなかった私。

だけど外国で暮らすことで、今までと違った文化に触れている。

ここではいろんなことが日本とは違う。

文化も価値観も違う世界で自由について考えずにはいられない、日々の出来事を綴らせてください。

  1. 一歩外に出ると見えてきた世界
  2. 仕事中でも○○なオランダ
  3. オランダに来て感じた心の変化

この記事は5分で読み終わりますのでぜひ最後まで読んでいってください♪

7位:路上に猫、窓辺にも猫

どこに行っても猫!

そしてどの猫も人懐っこいんです。

オランダは野良猫問題への対策として捕獲し、避妊・去勢手術をした後、元の場所へ戻すという取り組みもされているようで、猫にとって何がいいかはわからないですが、その方が人間と共存するにあたってはともに快適に安心な生活が送れるような気がします。

そのほかの動物は鴨や白鳥などのさまざまな種類の鳥類、うさぎ、ハリネズミまで共存しています。

渡り鳥は春にこどもを産み可愛い姿で家族で道を横断する姿が見られ、冬にはまた暖かい場所へと移動するようです。

家族でいつも同じ場所でくつろいでいる姿を見ると「平和だな〜」と思わずにはいられないです。

6位:食事に対する考え方

オランダでは食事は「実用的でシンプル」なものが多いと感じます。

伝統的なオランダ料理はスープ、じゃがいもの上にソーセージをのせたものなど、シンプルなものが多い印象です。

「日本人って3食しっかり食べるんでしょ?」

と聞かれたこともありそこで多くのオランダ人は朝、昼はパンやチーズ、サンドウィッチなど軽くすませ夕食は、1日で最も重要で家族団らんの時間となる事がわかりました。

主に一皿で完結する料理(お肉に野菜を添える)パターンが一般的なようです。

それを聞いた私は驚き、「今まで何を三食しっかり作る必要があったのだろうか」と迷わず都合よく我が家の文化に溶け込ませました。

日本は味にこだわりがある美味しいものも種類も豊富でリーズナブルなものが多いので日本食が恋しくなりますが、比較的お米や醤油、味噌は、手に入りやすいので困らないです。

5位:娯楽が少ないけど世界一なこと

オシャレな女性

日本ほど目新しいものが溢れてない!

金額は高い、商品の質も当たり外れがある事から、気軽に何かを買うことができなくなったと感じます。

お店も18時には大体閉まるので結果、自分の時間ができます。

日本の大都会でテキパキと働いていた人は最初「何しよう」「暇だな」と物足りなさを感じることもあるかもしれませんが自分の時間の使い方をスローダウンさせ運動や家族との時間ができて、趣味に没頭したり、自分を満たす時間にすることで余白が生まれ、生活の質が上がっていきます。

データ上でも、世界でも生活の質が高い国として常に上位をキープしています。

4位:公園や森が多い

公園での過ごし方

オランダは環境を守る意識が強く、緑地が多いので私の感じるザッとした感覚ですが、オランダのどのエリアも住宅が並びその近辺は小さめのモールがあります。

薬局、雑貨屋、スーパー、花屋が立ち並んでいて自転車で少し行けば、必ずその地区ごとに緑地があるといった印象です。

しっかり国によって管理されている自然地区は鹿なども柵はありますが共存しており馬用の道もある為乗馬している人も通っています。

週末森へ行くとたくさんの人が思い思いの時間を過ごしていて、そこには、輪になってヨガをする人、何らかのレクリエーションをする人、走る人、犬の散歩をする人、冬でももろともせず湖に入り、飼い主が投げた木の棒を追いかける犬。

まさに描いたような自由がそこには広がっているのです。

3位:日本ではタブーなあれが合法化されている

自由なライフスタイル

オランダは少量のソフトドラッグの所持と使用が非犯罪化されていて、オランダの「コーヒーショップ」という名のついたお店は合法的にマリファナを購入する事ができます。私はまだ行ったことはありませんが、街中を歩いていると、独特なタバコのようなフレーバー「何だこの匂いは?」と感じる瞬間がいくつかありました。

LGBTQへの理解も進んでおり2001年に世界で初めて同性結婚を合法化した国としてもよく知られています。

同性カップルに対する社会的な受け入れも高いです。

世界からも同性カップルが生きやすさを求め多数オランダへと移住してきたようです。

2位:ワークバランス

上から見たPCを操作する女性

オランダの平均労働時間は週に30.4時間と短め!

働く時間は週4回程度と世界の中でも短い時間に位置しています。

仕事とプライベートがうまく保てるよう定められていて、副業も法律上認められているので多くの人が主な職業に加えて、副業やボランティアに参加することが可能なんですね。

散歩中にも道ゆく人がみんな笑顔でアイコンタクト。

「Hi!」と声かけ合うところや電車で知らない人同士でもすぐ会話が始まるところ、家族全員で公園や学校のお迎えに来ているところからも人々の余裕が感じられます。

私はよくスーパーに行くのですがスーパーの店員さんもとてもカジュアルに働いてる姿が見受けられます。

店内BGMに合わせて熱唱していたり踊っていたり。

日本で働いている時は常にプレッシャーに苛まれていた私にとって、リラックスして働いている人々は見ているこっちまで陽気になれそうです。

以前雑貨屋の店員さんが「うほーーい」と言いながら品出し用のボックスカートであろうものを走らせながら遊んでいたのは、流石に驚きましたが!!

1位:迷惑の概念

両手で頭を抱える女性

迷惑?何それ?

とまではいかないものの迷惑に対する考え方も日本と違うように感じます。

迷惑の表現や周りから求められているものが大きく違っているのではないでしょうか。

小さい頃から学校や家庭で個人主義を重視してきたオランダでは自分が不快と感じた事に対して「No」を突きつける内面的な環境が整っているからかもしれないですね

実際人が何を考えているかなんて想像の上の仮定なだけでわからないものです。

それならばとその都度伝えることを重要視していると思うと非常に合理的ではないでしょうか。

以前息子が道を飛び出して車と接触してしまいそうな事があったのですがその時もすぐさまドライバーは、私に向かって「この子が今飛び出してきてとても危なかったよ!」と冷静に伝えました。

その他、深夜1時の時間帯であろうが大きな声で話していたり、公共交通機関で画面通話していたり、イヤホンなしで音楽や動画視聴をしだしたり、日本人からすると違いを感じる瞬間はよくあります。

事前に迷惑にならないようにと周りを気にかけれるという日本の良いところもありますが、オランダは「迷惑ならその場ですぐ迷惑と言ってくれるだろう」という私たちにない発想を持っているかもしれません。

現にオランダ人はダイレクトにものを言う人が多いです。

さいごに

オランダは昔から欧州の中でも寛容に外国人を受け入れてきた国

そのため歴史上移民との摩擦もありましたがその中でどうしたら国民が自由な思想で生きれるか追求し学校教育にもそれに関するさまざまなプログラムを取り入れています。

私はオランダに来て子どもたちが堂々と自分の考えを発言するようになったり、私自身も人と比べる事が少なくなり自分の内面にフォーカスするようになったりと日々変化を感じています。

と言いつつ、日本で育ってきた私は、今までの環境が変わって言語もままならないので苦労することも多いです。

特に1日に目まぐるしく変化する天候で病んでしまうことも多くありますし、周りからも多く耳にします。

オランダに留まる上で自分が心地よく生きるにはどうするべきなのか!

まだまだ知らない事だらけなオランダ文化。さまざまな視野で探求していこうと思います!

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