オランダの驚くべき文化や習慣ベスト7

オランダ
オランダ

Question
オランダ人男性とお付き合いをしているんですけど、文化や習慣の違いに戸惑っています。
これ以上驚かないように、オランダでの変わった習慣や文化を教えて下さい!
aiso さん 東京都 20代 OL

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、オランダ在住ライターの黒木がお答えします。
皆さんが驚いたオランダの習慣はありますか?

恋する乙女恋する乙女
オランダって部屋にカーテンを付けないんですって!!
プライバシー丸見えよ!??

王子様王子
乙女ちゃんのプライベートを見ても何も得しまセーン

恋する乙女恋する乙女
私のヌードを見る機会なんてそうそうないんだから!

王子様王子
……。
ちなみに、オランダの驚く習慣や文化はまだまだありマース!

  • 挨拶にキス
  • 太陽が貴重
  • 小学生も身だしなみに気を遣っている

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

先生先生
今回は、私が実際にオランダで暮らす中で驚いた文化や習慣をご紹介したいと思います!

第7位:挨拶はキスをする

ほっぺにキス

挨拶はどこの国でも大切ですよね。

オランダでは、初対面の人とは握手ですが、家族や親戚、友達との挨拶はキスをします。

キスといっても、お互いの頬と頬をを合わせ口で「チュッ」と音を出すので、実際に唇は相手の頬には触れません。

(親しい人や、特に年配の方だとブチュとされることはあります)

オランダでは、家族や親戚が集まる機会が多く、人が多いと挨拶のキス待ち渋滞が起きることも。

日本にはない習慣なので、抵抗感がある人もいると思いますが、オランダでは、キスでの挨拶は一種の親密さや愛情を表現する大切なものです。

第6位:誕生日がちょっと違う

誕生日

オランダ人にとって、誕生日は重要なイベントです。

いくつになってもパーティーを開いたり、親戚一同で集まり、日をまたいでお祝いすることもあります。

パーティーの規模も違いますが、誕生日の祝い方も独特なんです。

日本では、誕生日を迎えると、家族や友達がお祝いをしてくれますよね。

オランダではその逆で、誕生日の人がパーティーを開き、来てくれた家族や友達に料理やケーキを振る舞うんです。

パーティー中も、主役は食べものや飲みものを配ったり、片付けをしたりと大忙しです。

誕生日は「お祝いをしてもらう」と思っていましたが、国が変わると「誕生日を迎えられたのは、みんなのおかげ」と感謝の気持ちを伝える日という違いに驚きました。

第5位:太陽が大好き

太陽を浴びる少女

これはオランダだけでなく、ヨーロッパでは共通のことだと思いますが、太陽が大好きです。

特に冬になると「最近太陽を見ていないな」と思うほど日照時間が少なく、雨や灰色の空の日が続きます。

そのため、オランダの人たちにとって太陽はすごく貴重な存在なんです。

庭やバルコニーには、必ずソファやイスが置いてあり、天気のいい日には、たくさんの人がお茶をしたり、日光浴を楽しんでいる姿が見られます。

カフェやレストランでも、テラス席は満席で、お店の中は空っぽなんて時もあります。

私も、オランダの冬を経験したので、太陽が恋しくなる気持ちは良く分かります。

ですが、冬の寒い日でも、太陽が出ているとブランケットをかけながら、テラス席で食事をしている人も多いので、オランダ人の太陽好きには驚きです。

第4位:窓にカーテンをしない

カーテンはしない家

オランダの家は窓が大きく、たくさんある造りになっています。これは、日照時間が短い冬の時期に、太陽の光を最大限家の中に取り込むためです。

そして、その大きな窓にカーテンやブラインドがなかったり、あっても閉めていない家が多いんです。

通りに面した家の窓も同じなため、外から家の中が丸見えな状態です。

家の中にいても、窓のすぐ横を人が通るので、通行人と目が合うこともしばしば。

日本だと「プライバシーはどこ?」と思う人もいますよね。

オランダ人にとっては、それが当たり前の光景なので、外から家の中が丸見えでも、あまり気にならないそう。

むしろ、見えてもいいよう、花やキャンドルで窓ぎわをキレイに飾っている家や、インテリアに凝っていて、まるでモデルハウスのような家もたくさんあります。

だからと言って、興味本位で家の中をジロジロみるのはマナー違反ですが、旅行中は大きな窓に注目して歩くのも面白いですよ。

第3位:世界一高い身長

ロマンチック カップル

世界で一番身長が高いのは、オランダ人だと知っていますか?

オランダ人男性の平均身長は184cm、女性は171cmと世界一です。

(ちなみに日本人男性の平均身は171cm、女性身長は158cm)

オランダ人女性と、日本人男性の平均身長が同じなんです。

確かに、街を歩いていると背が高い人が多く、2m越えのオランダ人の友達もいます。

そのため、日本人にはサイズが合わないことが多いです。

洋服はもちろん、家などもオランダ人のサイズに合わせて造られているため、キッチンが高くて料理がしにくかったり、トイレで足が付かなかったり、棚に手が届かなかいといった事が、オランダで暮らしているとたくさんあります。

慣れれば問題ないのですが、最初は驚きました。

第2位:オランダ人男性の髪はいつもキマッている

髪を整えた男性

日本でも、髪をワックスで整えている男性はいますが、どちらかというとオシャレのためって人が多いんじゃないでしょうか?

オランダでは、男性が外出する時には、髪をワックスやジェルで整えていないと「だらしない」「不潔」と思われるそうです。

そのためドラッグストアーには、子ども用のワックスやジェルも売っていて、オランダ人の義母によると、3歳前ぐらいには男の子にはワックスを付け始めるということ。

オランダに住み始めたばかりの時、小さい男の子や、小学生ぐらいの男の子の髪がワックスでテカテカしているのを見てびっくりしました。

オランダ人男性にとっては、ワックスで髪を整えることは、必要不可欠な身だしなみの一なんです。

第1位:オランダは自然豊かな国

オランダ

アムステルダムなどの観光地は、建物も多くいつも人で賑わっています。

そのため観光地だけみると、想像できないかもしれませんが、オランダはとっても自然が豊かな国なんです。

住宅街を歩いても、運河や池、公園がたくさんあります。

また、オランダは酪農が盛んな国で、電車に乗れば、広大な牧草地で牛や羊、馬などのたくさんの動物が自由に過ごしている光景を見ることができます。

オランダはヨーロッパに位置する国ですが、どことなく北海道の大自然を思い出すような自然豊かな国なんです。

さいごに

今回紹介した事は、私がオランダで実際に経験した中のほんの一部で、今でも、まだまだ驚くことがあります。

初めは文化や習慣の違いに戸惑うと思いますが、それも一つの魅力として考える事にしたら、もっとオランダでの生活が楽しく快適になりました。

もし、移住や留学などを考えている方は、是非参考にしてみてくださいね。

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