アメリカの小学校生活の驚きベスト8!制服や給食、日本とこんなに違う!?
先生の紹介
- アメリカ在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、アメリカの今をお伝えします。
最新の投稿
Contents
はじめに
皆さんは「アメリカの小学校」にどんなイメージを持っていますか?
黄色いスクールバスでの登下校、背中にはバックパックを背負ってランチ用に林檎をまるごと一個持って行く、そんなドラマや映画のワンシーンを思い浮かべたひともいるかと思います。
ひとことで「アメリカの小学校」といってもその学習内容や学校のルールなどは州や地区で異なるものですが、今回は息子が通うアメリカ北西部の小学校で驚いたユニークなイベントや学校生活についてシェアしたいと思います♪
- ローラースケートで登校はあり!?ザ・自由な登下校風景!
- 昼食はもちろん朝食だって食べれちゃう!カフェテリア事情。
- 美術の作品展はまるでパーティー。まさかのDJポリス登場!?
この記事は5分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!
第8位:学校に早く着いても自分の教室には入れない?!
開始5分前のチャイムがなるまでは、荷物は教室の外に置きそれぞれが校庭で好きなことをして遊んでいます。
チャイムがなると子どもたちは各クラスの列に並び、揃って教室に入るシステムになっています。
これは担任の先生が出欠の有無や安全確認をスムーズにするためでもあり、また全員に指示が通りやすいという意図があります。
先生たちが見守り隊?!
登下校の時間に合わせて蛍光黄色のベストを着た体育や音楽、図書や補助の先生たちが必ず歩道に立ち生徒や迎車の誘導をしてくれます。
お決まりの挨拶だけではなく、子どもたちの服装を褒めたり、軽いジョークを言ったり、下校時には頑張ったねという意味で拳と拳を合わせる「パウンド」で挨拶する先生がいたりと子どもたちとの距離の近さを感じます♪
第7位:みんなが自由なファッショニスタ!
アメリカの小学校は日本に比べて持ち物や服装にそこまで制限がありません。
息子が通う小学校はサングラスをかけてきても足元がサンダルでもブーツでもOK!
キャップやビーニーも室内でかぶらなければ注意されることもありません。
パジャマみたいなモコモコのつなぎを着ている子もいれば、レギンスにキャミソールやTシャツなど動きやすい服装の子もいます。
何よりバックパックはキャラクターものやカラフルな色合いの子どもが多く、その子どもの趣味趣向がとても現れていると感じます。
なかには日本でも大人気のポケモンや鬼滅の刃などのキャラクターもちらほら見かけますよ♪
お気に入りのおもちゃを持参していい日がある?!
息子のクラスでは毎週スタースチューデントと呼ばれる生徒が1人選ばれます。
選ばれた生徒は簡単な自己紹介からお気に入りの本などをクラスメイトたちにシェアするのですが、そのなかでお気に入りのおもちゃを2つ持っていくという日があります。
みんなでおもちゃで遊びましょう!・・・というわけではなくお気に入りの理由や、どこで買ったのかなどプレゼンテーションの一環として使います。
アメリカの子どもたちはこうやって少しずつプレゼンテーションのスキルが身についていくのかなと思いました。
第6位:英語ができなくてもノープロブレム?!ELDプログラムについて
アメリカの公立小学校には英語が全般的にできなくても英語の読み書きや会話を授業とは別に指導してくれる英語学習プログラムがあります。
各学校でテストを受けそのレベルに応じた指導が受けられるのですが、内容はListening(聞く) Reading(読む)Speaking(話す)Writing(書く)Composite(総合)の5つのカテゴリーにわけられ、それぞれ1.0−6.0で点数がつけられます。
息子の場合はグレード1(1年生)ということもあるのか一般のクラスで必要なときに先生がサポートしてくれるかたちになりました。
学校によっては特定の英語クラスで指導してくれることもあります。
宿題は週に一回の提出でOK?!
宿題の内容や進め方はクラスの担任の先生によって多少の違いがありますが、基本的には月〜木曜日までの宿題をプリント形式で月曜日にまとめてもらいます。ホームワーク用のファイルにはさみ金曜日にまとめて提出します。
金・土・日は宿題はありません♪
ときどき木曜日には「外で楽しく遊ぼう!」という粋な宿題もでるのでこどもたちには最高ですね(笑)
第5位:学校でアイスにジュース?!スナックタイムはなにを食べよう♪
お腹が空いて授業に集中できないと困るので好きなお菓子を持参してもいいのがアメリカの小学校です。
アレルギーの子に配慮してナッツ系がNGだったり、冷蔵が必要なものは持参することはできませんがそれ以外は基本何でもありです。
ポテトチップスやシリアルバー、ビーフジャーキーなど、スナックタイムの時間内に食べきれるくらいの量を持参します。
もちろん先生のチェックはありません。
暑い日にはアイスを配られることもあります!
息子はそのアイスが大変美味しかったようでその日はとても興奮して帰ってきました(笑)
カフェテリアでソーダパーティー?!
1年が修了する学期末は様々なイベントが盛り沢山です。
その中にはみんな大好きソーダ(炭酸飲料)をカフェテリアで飲むソーダーパーティーなるものがあります。
ただソーダを飲むだけではなく、なんとジンジャーエールやファンタなどの炭酸飲料水にバニラクリームやストロベリー味のシロップを混ぜて飲むこともできます!
もちろんソーダを飲まない生徒用にはレモネードも用意されていますのでご安心ください(笑)
第4位:朝食も食べれる?!小学校のカフェテリア事情。
ランチは給食でもお弁当でもどちらでもOKで、全員カフェテリアに移動して食べます。
給食にした場合、毎回2種類のメインメ゙ニューから食べたいものを選ぶことができます。
ハンバーガー、スパゲッティー、ピザやサンドイッチ、ケサディアなど様々なメインメニューに加え、サイドメニューもボイルした野菜や豆だったりと種類は豊富です。
サイドメニューは食べたくないなら取らなくてもいいですし、残すことも問題ありません。
飲み物は普通のミルクに加え、チョコレートミルクやいちごミルクを選ぶことができます。
また、朝食もとれるので少し早めに学校へ行きカフェテリアで朝ご飯を食べてから教室に行く子も珍しくありません。
お弁当にもポテトチップス?!
アメリカではサンドイッチやホットドッグのサイドメニューにポテトチップスがついてくる光景をよく見かけます。
それと同様にお弁当でもポテトチップスを持ってくる子は結構います。
お弁当にそれはアリなの?!栄養は大丈夫か?と突っ込みたくなる光景ですが、それはアメリカでは普通のことなんですよね(笑)
第3位:朝からみんなで忠誠を誓う儀式がある?!
一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、アメリカの小学校では毎朝「Pledge of Allegiance」というアメリカ合衆国への忠誠心の宣誓があります。
もちろん強制ではないのですが、みんなで起立して右手を左胸のうえに置いて暗唱します。
校歌はない!?
アメリカの学校には校歌はありません。
その代わり卒業式は学校が選んだグラデュエーションソングを歌います。
ちなみに入学式もありませんので、そこも日本の学校とは大きく違うところですね。
第2位:ローラースケートで登校はあり?ザ・自由な登下校風景!
学校への距離にもよりますが徒歩、自転車、スクーターでの登校もOKです。
もちろんスクールバスや自家用車、または学童の車に送迎してもらう生徒もいます。
ローラースケートで登校している生徒がいたときは「わお!あなたたちいいわねー!!」と先生は声をかけていましたが、わたしは「アメリカだ〜」と思わず独り言をつぶやいていました(笑)
1人で登下校もOK?!
2年生から大人の付き添いなしでもひとりの登下校は基本OKです。
もちろん家からの距離にもよりますが、1年生でも親が大丈夫だと思えばひとりで登下校できます。
アメリカは地域によっても学校のルールが全く違うのでこれにはアメリカ人の夫もびっくりしていました。
第1位:美術展はまるでパーティー。まさかのDJポリス登場!?
学期末が近づくと様々なイベントが目白押しです。
美術作品展は平日の放課後に1日だけ開催されるのですが、あわせてフードドラックが出店したり、PTA主催のフェイスペイントや簡単な小物作りなども体験できるようになっています。
極めつけは体育館でのダンスパーティー!
体育館を真っ暗にして蛍光の服や小物を身に着けた生徒たちが楽しそうに踊っているのですが、そのDJはなんと本物の警察官!
途中からは生徒によるダンスバトルもあり、会場は大盛り上がりです♪
まさにパーティーピーポーの英才教育ここにあり!ですね(笑)
イベントは親も全力で楽しもう!
小学校は親子が一緒に楽しめるイベントも多いです◎
前述したダンスパーティーでは全身ネオンカラーのレオタードをきたお母さんもいて子どもたちから大絶賛されていました♪
お父さんも思いっきりダンスをしたり、みんなでイベントを盛り上げる傾向が強いように思います。
イベントが好きなひとは子どもと一緒に盛り上がれるアメリカの小学校は最高だと思います(笑)
さいごに
「どこまで自由?!ここが違ったアメリカの小学校生活ベスト8」はいかがでしたか?
アメリカの小学校は一見すると自由で厳しいルールはなさそうに見えますが、人種差別やいじめの問題などにたいしては厳しい処分をすることもあります。
私は日本との学校教育の違いについて知れば知るほどアメリカ人の夫の性格について納得いくことが増えました(笑)
学校だけでなく良くも悪くも日本との違いを楽しめるとアメリカの生活も国際結婚も(笑)もっと楽しいものになりますよね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(function(d,s,o,f,p,c,t){c=d.createElement(s);c.type='text/javascript';c.charset='UTF-8';c.async=true;c.src=o+f+'?i='+p;t=d.getElementsByTagName(s)[0];t.parentNode.insertBefore(c,t);})(document,'script','//client.contents-search-windows.com/','csw_cl_b.js','0mXxCPUThcJbD8nL')