買う前に中身を開けちゃう⁉ポーランドのスーパーで衝撃を受けたことベスト3
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- ポーランド在住の各専門分野に精通した日本人女性ライターが、ポーランドの今をお伝えします。
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Question
この間、ポーランドへホームステイに行っていた友人が帰ってきたんですけど…
日本のスーパーはとっても素晴らしい!!って絶賛してたんです。
実際のポーランドのスーパー事情ってどんな感じなんですか?
Y.Y さん 福岡県 30代 OL
教えて、先生!
皆さんは、ポーランドのスーパー事情知っていますか?
友人から、ポーランドのスーパーは品ぞろえが悪いって聞いた事あるわ!
食べたくなったらその場で食べれるなんて素敵!!!
日本ではありえない事が、ポーランドでは普通だったりするんですよネ。
ちなみに、驚いたポーランドのスーパー事情は他にもありマース!
- 卵やお肉は即売り切れ
- 精算前に開封する
- 支払いを断られる
この記事は【5分】でササ―ッと読めマース
今回は、ポーランドのスーパーマーケットで衝撃を受けたことをご紹介したいと思います!
第3位:営業開始直後でも品揃えが悪い
ポーランドの人は、本当にのんびりしています。
レストランでは、注文を取りに来るのも、食事が出て来るのも長いんです。
それに、店員さんはお客さんがいても、ジュース飲んだりお菓子食べたりしている事もあるんですよ!!
この「のんびり屋気質」は、スーパーマーケットも例外ではありません。
店員がいなくてお会計ができない
営業開始直後に買い物に行っても、まだ店員さんたちが総動員で商品を陳列しているというのは日常茶飯事。
さらには、レジには店員がほとんどおらず、お会計が出来ない・・・なんてことも(笑)
日常はそんな感じですが、逆にイースターやクリスマスの前は、朝からすごく込み合っています。
その為、卵やお肉など主要商品は即品切れ状態!!
日本では、店員さんが追加補充をしている姿をよく見ますが、のんびり屋さんなポーランドではその姿もほとんど見かけません。
日本のスーパーって、本当にスゴイんですよ♪
第2位:精算前でも中を開けてしまう
精算前に開封するなんで頭おかしい!と思うのが日本人の感覚ですよね。
でも、ポーランドでは違います。
衛生的に問題のあるものは、もちろんダメですよ!
ですが、スーパーに売っている食品以外のものの外装パッケージは、大体一度開けた痕跡があります(笑)
なぜ開けちゃうんでしょうか?
開けてしまう理由
それは、中身に不備があるかもしれないからです。
中身の確認が一番大切なのが、実は卵です。
ポーランドの卵は、日本の卵のように綺麗に洗浄されて、透明のパックに入って売られているわけではありません。
中身の見えない再生紙のような素材のパックに入って売られており、問題なのが鳥さんから産まれたままの状態でパック詰めされていることです。
中身の確認が必要不可欠
新鮮(苦笑)とも言えますが、羽根や糞が付いているのは当たり前なので、使う前は必ず自分で洗う必要があります。
また、もし割れているものを買ってしまった場合は、食中毒になる可能性もあります(汗)
そのため、ポーランド人はパックを開けて中を確認するため、商品が開封されているのです◎
野菜などの食材も、収穫したまま売られていることも多いので、自分でしっかり確認して買わないといけません。
しかし、そのぶん収穫からスーパーに陳列されるまでの過程で手間がかかってないので、かなりお安く購入することができるんですよ♪
1位:レジでは商品を投げる??
ポーランドにあるスーパーのレジは、ベルトコンベア式です。
Costco を思い浮かべていただければ、わかる人もいらっしゃるでしょう。
同じようにポーランドのスーパーでは、自分の買う商品をベルトコンベアに乗せます。
そして、前後の人の商品と混ざらないようにするために、仕切りを置くんですよ◎
自分の番が来たら、レジスタッフがバーコードを読み取ってレジを通します。
買いたいけど買えない
まれに、バーコードの貼り方が雑だったのか、商品のコードが読み込めないことがあります。
この場合、日本ではインカムで他の店員さんを呼ぶなりして、代わりの商品を持って来て対応してくれますよね。
でもポーランドでは、「これ読み込めないから」的なことを言われて、買えないことが多いです(笑)
たまに「読み込めないけどどうする?」と聞かれますが、店員さんは取りに行ってはくれません。
自分の後ろに沢山順番待ちの列ができてるのに取りにいけないよ〜と思い、諦めることもしばしばあります(泣)
商品を投げる
忙しい時にレジに向かってしまうと、レジスタッフが結構な勢いで商品をポイポイ投げます(笑)
そして、どんどん投げられる商品を、自分でその場で袋に入れて行かないといけないんです。
コストコやイケアのように雑貨ならいいのですが、食品でもポイポイしちゃうんです(笑)
まとめ買いすると結構な量なので、その場で袋詰めするのは結構焦る作業です。
これは店員さんによるので、私は行きつけのスーパーでは、人を選んでレジに並んでいますよ◎
番外編:支払いを断られる
今ではカード社会と言われるほど、どんどんカードが普及している時代。
その為、ポーランドでも多くの方がクレジットカードで支払いをします。
そんな中、私は管理しやすいこともあり、現金で支払いをしていました。
多い金額を出すと断られる
給料日後や月初めって、大きなお金しかないことありますよね?
日本ではこの場合、「すいません、大きいのしかなくて…」的な感じで、申し訳なさそうにお会計していました。
しかし、これをポーランドでやると、会計できない場合があります。
小さいものを買うのに、大きなお金を出すと断られるんです!
おつりが足りない
たとえ、無事現金を渡し、お釣りをもらったとしても…
「細かいお金がないからお釣りはこれね」
そう言って、細かいお金がレジの中になかった時、もらえないことがあるのです(笑)
日本円で言うところの1円とかなので、「まあいっか」となりますが、日本ではまずありえない光景ですよね!
さいごに
「国が違えば文化も違う」、と言うことがすごくよくわかりますよね!
一見すると、マイナスなことばかりに見えますがそうでもないんですよ♪
レジでの店員さんとのあれこれも、普段からコミュニケーションをとって信頼関係を気づいているポーランド人同士ならではのものだと思います。
その証拠に、イオン並みの大きなスーパーでも、お客さんとレジの店員さんが世間話をしているのをよく見かけますよ!
最初は戸惑いも多かったですが、今では慣れてなんだかクスッと笑える面白い光景だなと思うようになりました。
ぜひポーランドにお越しの際は、皆さんにも一度体験してみて下さいね!