日本人がポーランドに移住して感じたことベスト5

ポーランド
ポーランド

ポーランド在住ライターの小林(こばやし)がお届けします。

皆さんはポーランドという国についてどのくらいご存知でしょうか?

ほとんどの方が名前を聞いたことがある程度という感じだと思います。

「ポーランドの旅行に行ってきた」という人もあまり聞きませんよね。

また、「アメリカなら自由の女神」「フランスならエッフェル塔」「イタリアならトレビの泉」など思い浮かぶと思いますが、「ポーランド」と言ったら何が思い浮かぶでしょうか?

そこで今回は、意外と知られていないポーランドに実際に移住して分かったことや感じたことベスト5をご紹介したいと思います!

5位: ポーランドでは英語が通じないわけではない

歌を歌う男性ポーランド

「ポーランドの公用語はポーランド語で、英語は通じない」

これがポーランドに行く前に、ネットで見た情報でした。

しかし、ポーランドでは、若い人は母国語のポーランド語と英語、年配の方はポーランド語とドイツ語ロシア語が話せることが多いです。

今まで周りの国からの戦争や侵略を受けた歴史的背景や、大陸続きで国境を越えることができるためポーランドの人は二ヶ国語話せるのが当たり前なのです。

しかし、やはり彼らにとって英語は第二言語。

そのため、完璧に話せるわけではありません。

しかし、だからこそ「英語圏でない国に住むことのメリット」があります。

英語圏では英語が話せないと首を傾げられてしまうこともあります。

しかし、ポーランドではポーランド人にとっても、私たち日本人にとっても英語は第二言語。

そのため、私たちが英語を話せなくても、一生懸命伝えようとすれば、相手も一生懸命理解してくれようとします。

英語がほとんど話せない私にとって、これはとても嬉しい誤算でした。

4位: ポーランド語は世界一難しいわけではない

話しあう女性達

「ポーランド語は日本人にとって世界一難しい言葉」

これもネットに書いてあった言葉です。

・・・一体誰が書いたんだ?と今では感じます。

ポーランド語は、確かに難しい部分もあります。

ドイツ語と同じように話す相手が男性なのか女性なのか、単数なのか複数なのか、など場合によって言葉が変わります。

しかし、これは法則として覚えてしまえば問題ないですし、物の単語も私はスーパーでの買い物で自然と覚えることができました。

※ポーランド語はこんな感じです。

「ポーランド語が日本人にとって世界で一番難しい」なら「ポーランド人にとって日本語は世界で一番難しい」ということになってしまいます。

でも私はポーランドに住んで、「日本が大好きで日本語を勉強しているの!」という方を何人もみてきました。

これはポーランド語に限ったことではないけれど、どれだけその国のことを理解したいか、その言葉を理解したいかで難易度は変わるのではないかと思います。

3位: ポーランドは見所が多い

ポーランド

ポーランドって何が有名なんだろうと、日本にいた頃は何も思い浮かばなかった私。

住んでみると「これ聞いたことある!」「見たことある!」というものが沢山あることを発見しました。

ポーランド出身の偉人であるフレデリック・ショパンキューリー夫人、負の世界遺産アウシュビッツビルケナウ博物館

またポーランドには、ヨーロッパ特有の歴史的な建物だけでなく、自然も多いのでガイドブックに載っていない素敵なスポットも盛りだくさんなんです。

とても魅力の多い国なのに、日本の本屋さんにポーランドを取り扱った雑誌があんまりないのが本当に不思議で、それでいて悲しくもあります。

2位:ポーランド人はお喋りが大好きで親切

しゃべる女性 喋る 話す

ポーランドの人は、とてもお喋り好きで親切です。

電車の中で隣同士で座っただけ、スーパーのレジで前後で並んだだけでまるで知り合いかのようにお喋りしています。

それは店の店員さんとお客さんの関係でも同じです。

レジで自分の順番がきた時に店員さんが一方的に「いらっしゃいませ〜」と言う日本とは違い、ポーランドでは必ず「こんにちは」とお互いに挨拶をかわし、最後は「ありがとう、さようなら」でその場所を後にします。

そして、困っているとすぐに誰かが助けてくれたり、重いものを持っているとドアを開けて待っていてくれます。

どんなに見た目がいかついお兄ちゃんでも、怖そうなおじさんでも当たり前のように助けてくれる文化がポーランドにはあります。

だから逆に困っていたら「すいません」と声をかけて助けてもらうのも当たり前の文化となっています。

日本では、口では「それが当たり前」と言いながら周りを気にして行動に移せない人が多く、結果見て見ぬ振りになってしまっていることが多いと思います。

ポーランドでは、日本に比べて不便なことも多々ありますが、人と人との繋がりはポーランドの方があるように感じます。

1位: ポーランド人は親日家が多い

※こんな動画を発見しました!

日本人にとっては馴染みのないポーランドですが、実はポーランド人には親日家がとても多いです。

なんと!

首都のワルシャワでは毎年「日本祭り」というものが行われていますし、大学には日本語学科があるところもあります。

実際に主人の会社の同僚の方とお話した時、日本語は話せなくても日本の漫画に出てくるキャラクターの名前は知っているという人もいました。

首都などでは歩いているだけで「日本人ですか?私は今日本語を勉強しているんです」と話しかけられることもありました。

日本に親しみを持って貰っているので、日本人相手にはより優しさも感じます。

また、素直に、日本に興味を持ってもらえるのは、とても嬉しいことですよね。

まとめ

ポーランドは人の温かみがある国

ポーランドは他のヨーロッパ諸国に比べればまだまだ発展途中で知名度も低いです。

日本に比べて発展途上な部分もあり不便なことももちろんあります。

ですが、私が実際に住んでみて感じたのは、人と人との絆や、人の温かみです。

日本人は、日本に住んでいる外国人とは必要以上に関わり合おうとはしないと思います。

それには「言葉が通じないから」「どんな人間かわからなくて怖いから」「話しかけて周りの日本人に変な目で見られるのがいやだから」などたくさんの理由があると思います。

しかし、ポーランドでは全く逆です。

私はポーランドでも日本人どころかアジア人がほとんど住んでいない地域に住んでいます。

住み始めた当初は不思議な目で見られることもありました。

おそらくアジア人が珍しかったんだと思います。

ですが、時間が経つにつれ、スーパーのレジのおばちゃんが顔を覚えてくれたり、近所に住む老夫婦が見かけると話しかけてくれたり、散歩していると知らない人に英語で挨拶されたり。

「こんな謎のアジア人に話しかけてくれるなんて、みんな優しいなあ」

人との触れ合いに飢えていた私にとってほっこりした気分になり、慣れない土地での暮らしでの不安が日々和らいでいきました。

いずれ日本に帰国した時は、あの頃の私のように不安な気持ちで日本にいる外国の方に少しでも日本という国を好きになって帰ってもらえるような人間になりたいと心から思います。

ポーランドとは、そんな気持ちにさせてくれるステキな国です。

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