ドイツ人が訪れたい東京・京都・福岡の観光スポットベスト10
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ドイツ専門ライターの村田(むらた)がお届けします。
日本からドイツへ戻る飛行機に乗っていて、ここ数年でドイツ人観光客も増えたように感じます。
多くの知人や友人に日本ではどのようなスポットを訪れてみたいのか聞いてみました!
定番の観光スポットから意外なスポットまで様々な意見がありました。
Contents
ドイツ人が訪れたい東京の観光スポット
東京は大都市ということで世界中から注目されています。
ドイツ人は東京でどのような場所を訪れるのでしょうか?
東京からは、3つのスポットをご紹介します!
第3位:浅草
浅草はお寿司や鰻、お蕎麦、天ぷらなど数々の美味しい食べ物も注目されていますが…
浅草寺や昔から残っている古い建物、人力車も人気ののようです。
日本最古の遊園地とされる浅草花やしきもありますし、日本の古き良きを楽しめるスポットですね!
第2位:築地市場
数年前、外国人観光客のマナーが悪く、築地市場で働いている人達が困っているというニュースを目にしたことがあるのですが…
築地市場を訪れてみたいというドイツ人も多くいるようです。
ドイツでも北ドイツのハンブルクや、海に面している地域では魚市場というものがありますが、ここでは築地市場のようにたくさんのマグロがまるまる一匹売買されているということはありません。
築地市場で注目されているのはマグロの競りのようです。
第1位:渋谷
渋谷を観光したいという人は大勢いました。
買い物が目的という人ももちろんいますし、ドイツを含めヨーロッパの都市とは全く違う高層ビルが立ち並ぶ大都会の景色を見てみたいという意見も多くありました。
ドイツで販売されている日本のガイドブックでは、スクランブル交差点も取り上げられていました。
「一度に信じられないほどの人達が行き交う交差点」ということで注目されているようです。
ドイツ人が訪れたい京都の観光スポット
京都には古くから残る建物が多く、日本の文化を感じられるスポットなので連日多くの外国人観光客で賑わっていますね。
日本にそこまで詳しくないというドイツ人も、京都という地名を知っているほどです。
ドイツ人が京都鉄道博物館訪れたいスポットを5つ紹介します!
第5位:嵐山
ここでは嵐山というふうにざっくりと見出しをつけていますが、嵐山だけでもたくさんの観光スポットがあります。
その中でもドイツの観光ガイドブックやインターネットで掲載されているスポットをご紹介します。
京都を訪れたことがない方も知っているであろう竹林の小径。
ここはドイツ人の観光客にとっても外せないスポットの一つのようです。
日中は木漏れ日が素敵で夜はライトアップされて幻想的とあって、年中たくさんの人が訪れます。
また竹はドイツではなかなか目にすることがない植物なので多くのドイツ人達も一目見ようと訪れるようです。
第4位:清水寺
京都の代名詞と言っても過言ではないのが清水寺。
清水の舞台から飛び降りる。
という何か思い切ったことをする時に使う言葉もあるように、日本人なら誰しもが知っている清水寺。
実は、ドイツの観光ガイドブックにも載っているほど観光スポットとして有名です。
創建は奈良時代にまで遡りますが、現在の本堂は江戸時代に旧堂が消滅したのち1663年に創建されました。
1663年の創建から数えても355年という月日を経て残る歴史的な建造物です。
やはり日本の文化に興味を持っているドイツ人なら誰もが一度は訪れたい!と思うスポットのようです。
第3位:金閣寺
金閣寺は、学生の頃に修学旅行で訪れた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私も中学校の修学旅行で京都を訪れた際に見学しました。
正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)ですが、舎利殿「金閣」が有名な為、一般的には金閣寺と呼ばれています。
以前は国宝として登録されていましたが、1950年に全焼してしまい、以前とは細部が異なるようです。
1994年には世界遺産に登録され、海外からの観光客も大勢訪れます。
実際に金閣寺を訪れたことのあるドイツ人の友人は日本の歴史を感じることができ、息を飲むほど美しかった!と絶賛していました。
多くのドイツ人が訪れたい京都の一スポットですね。
第2位:禅林寺(永観堂)
こちらは、紅葉の時期に特におすすめされているスポットです。
もみじの永観堂という別名があるほど紅葉が有名です。
永観堂の境内には三千本のもみじが植えられています。
紅葉の時期は境内がもみじで真っ赤に染まったようになり、圧巻の美しさです。
他にも永観堂にはみかえり阿弥陀像を含めたたくさんの寺宝が所蔵されていますし、平安時代から続く歴史があるということで注目されているようです。
第1位:祇園
趣のある京の町家が続く祇園周辺は、昔ながらの建物が建材し、日本の古き良きを感じられるスポットとしてドイツのガイドブックで紹介されていました。
レストランやカフェ、古くから残る老舗のお茶屋さんなど見どころはたくさんですが、日本の風情を感じられるので散策するだけでも楽しそうですよね。
運がよければ、舞妓さんや芸子さんを目にすることもできるかもしれません。
日本人の私でさえも、昔の日本を感じて感動したスポットなので、ドイツから訪れた人達は全く違う文化や建物に圧倒されるのではないでしょうか。
ドイツ人が訪れたい福岡の観光スポット
筆者である私が福岡出身ということで、福岡を訪れるドイツ人は一体どこを訪れるのだろう?
と気になったので2つのスポットを福岡からご紹介します。
日本人の私達は、福岡は食事が美味しいなど何かとグルメが話題になっていますが、観光となるとどこを訪れるのでしょうか?
第2位:中洲/屋台
やはりここで紹介するのがグルメ…笑
中洲の屋台です。
まずドイツでお祭りやクリスマスマーケットを覗いて、屋台というのは存在しません。
なので屋台という存在自体が物珍しく楽しい場所と感じているドイツ人が多いのです。
実際に私の友人知人のドイツ人も「福岡に行ったら絶対に屋台を訪れたい!」と言っています。
お祭り、騒がしいことが大好きなドイツ人なので屋台という場所はかかせないスポットなのだと思います(笑)
屋台をはしご
屋台ならではの焼きラーメンや新鮮なお魚、お肉を使った料理を堪能しましょう!
また、連なっている屋台をはしごしながらご飯を食べるという斬新さも、ドイツ人にとっては魅力的に写るようですよ!
今でもその方が屋台の店主をされているかは定かではありませんが、6年ほど前までは屋台の店主をされているドイツ人の男性がいました。
今でも残っていれば、きっと多くのドイツ人観光客で賑わっているのではないかと思います。
第1位:太宰府天満宮
太宰府市にある太宰府天満宮。
学問・厄除けの神様が祀られているところであり、受験シーズンには全国から祈願にくる人々で溢れています。
私も年に一度帰省中に訪れるのですが、アジアからの観光客含め大勢の外国人観光客で溢れかえっています。
梅が枝餅に興味津々
太宰府駅から太宰府天満宮へまでの道のりには、たくさんの日本雑貨のお店や趣のあるカフェ♪
他にも、太宰府の名物である梅が枝餅など、多数のお店があるので食べ歩きや写真を撮って楽しんでいる観光客でにぎわっているという印象です。
ドイツ人の観光客も一定数いるようで、長蛇の列をなしている梅が枝餅のお店に興味津々のようでした(笑)
宗教も文化も全く違う考え方をもつドイツ人は、ここで一体何を思いながら参拝するのかとても興味深いですね。
さいごに
ドイツ人が訪れたい観光スポットをご紹介しましたが、私自身リサーチしている中で感じたのは日本人もドイツ人も訪れたいスポットはそんなに変わらないのかな?ということです。
今回は東京、京都、福岡と絞ってご紹介しましたが、日本各地に素敵なスポットはまだまだあります。
2020年には東京オリンピックも開催されますし、多くの外国人観光客が日本を訪れるでしょう。
それを機に、たくさんのドイツ人に日本の良さや文化に触れてもらえるといいですよね。