マレーシア留学生が驚愕!?「日本とマレーシアのカルチャーショックTOP 10」
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- こんにちは、Immeです。
2023年夏からマレーシアに大学留学しています!
マレーシアに関する情報をたくさんシェアしていきますので、ぜひちらっと覗いてみてください♪
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マレーシアってどんな国?
シンガポールのお隣に位置する国、マレーシア。
皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
東南アジアといえばやはりスパイシーさが特徴の料理、気温が一年中高い、物価が安い、などの印象が挙げられると思います。
この記事では、マレーシア留学生が実際に来てみてびっくりしたカルチャーショックを10個、集めてみました!
- このゆるさがだいすき、メイクとファッションにこだわらない
- 暑いのに寒い?!中と外の温度差で風邪をひかないように、、、
- THE・車社会ならではの交通量、横断歩道はほぼないものだと思っておこう
やはりさすがは海外、生活の色々なところに小さな驚きが隠れています、、、!
この記事は3分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
第10位:異常なほど大きい雷、そして毎日やってくるスコール
スコールとは、短期間で急激に強まる激しい雨のことを指し、主に熱帯地域でよくみられます。
日によって長さは違い、短ければ数十分のうちに収まり、長いときは数時間続く時もあります。
実は午後によく発生するこのスコール、たまにとてつもなくデカい雷を携えてくることがあるんです、、、!!
日本で暮らしていたら到底聞くことのないくらい大きい音で、しかもめちゃめちゃ空が光ります。
もちろん毎回スコールのたびに、というわけではありませんが、月に四、五回程度はそんな大きな雷が姿を表します。
スコールは予測可能!?
ちなみにスコールは予測が難しく突然発生するものと言われていますが、個人的には大体予測できちゃいます。
マレーシア生活に慣れてきた頃には、日中の日の出方や風の強まりなどから、今日のスコールは早いか遅いか、くらいは分かるようになります。
本当に感覚なのですが(笑)、「ああ今日はちょっと早めに降りそうだな」「今日はまだいけるぞ」などと自然現象を頑張って読みながら過ごしています、、、。
第9位:ファッションとメイクへの無頓着さ
これは特に、私が大学生だというのも関係していると思うのですが、、、
大学構内では、本当にパジャマのようなゆるっとした服装にすっぴんにメガネ、といった姿をよくみます。
もちろんメイクをばっちりしている子もたくさんいるのですが、割合で言うと4割ほど。
日本の大学生とマレーシアの大学生
日本では大学生になると(最近は中高生も)、毎日メイクをして学校やバイトに行く人がほとんどですよね?
ところがマレーシアでは、学校であろうと職場であろうとメイクの有無は本当に人それぞれ。
服装も基本、Tシャツとパンツにさらっと羽織れるもの、というシンプルさが特徴です。
ちなみに私は、最初の方はメイクをして大学に通っていたのですが、2週間も経てばすっぴんメガネに染まっていました(メイクをしていると「今日はデートなの?」と聞かれる始末になるので、、、笑)。
おかげで大量に持ってきたコンタクトレンズ、全く出番がないのです、、、。
年中暑いという気候にも関係しているのでしょう、この無頓着さは個人的にだいすきです☺︎
第8位:プラスチックゴミも焼却ゴミも関係ない!分別ゼロのゴミ捨て
現地での暮らしの中で欠かせないのがゴミ捨て。
日本では、焼却ゴミ・不燃ゴミ・瓶や缶・ペットボトルなど、できる限り細かく仕分けてから捨てますよね?
なんなら、それぞれの市によって指定されたゴミ袋を購入しなければならないわけで。
それに加えて、ゴミを出す時間も限られていたり、ゴミの種類も日によって曜日によって細かく設定されていることがほとんど。
そんな習慣が当たり前のわたしたち日本人ですが、マレーシアではゴミの分別はほぼないんです!
マレーシアのゴミ事情
一応、紙やプラスチックと缶やガラスくらいは分かれているところもあるみたいですが、私の住んでいるコンドミニアムでは全て一緒に袋に入れてポイです。
そしてまあもちろん、地域指定のごみ袋などあるはずもなく、、、スーパーなどで売っている好きなサイズのゴミ袋を選んでOK。
そして日本特有の「火曜日は〇〇ゴミの日!」「朝8時までにごみ収集所へ持っていかないと!」なんてことももちろんないです。
24時間好きなときに袋を括って、各階にあるゴミ捨て場に持っていけるのでこれはとてもありがたいです◎
基本的にこのゴミ捨て場、いつも綺麗なので収集頻度はかなり高いと思います。
個人的にはまだまだ抵抗を感じつつ、、、全部一気にまとめられる楽さに感動しつつ、、、複雑な気持ちです。
第7位:室内と屋外の温度差、風邪をひかないように
マレーシアは言わずもがな、熱帯地域に位置しているために年中気温が高いです。
年間を通して最高気温が33度、最低気温が25度ほどで一定しており、日本の真夏よりは少し涼しい気もしますが、それでももちろん暑い。
特に昼間の日が遠慮なく輝いている時間帯は、少し歩くだけで汗が止まらないほど。
常夏だからTシャツ・短パン・ビーサンが最適?
ずっと外にいるなら薄着にサンダルが適切、それは間違いないです。
ですが、、、!!室内に入ることが一回でもあるのならば羽織れるものを持っていくことを全力でお勧めします。
スコールが降る前は涼しくなるため、気候のせいで寒く感じることも時々あるのですが、なんといっても室内の冷房の設定温度が低すぎるのです、、、!!
本当に低いのです、前泊まったホテルの部屋は18度に設定されており、大学の教室はどの部屋もほぼ20度。
どうしてそんなに低く設定されているのでしょうか?
涼しさはおもてなしの一つ
やはり暑さの中ずっと外を歩いていると、涼しいところに入って一息つきたくなりますよね?
外から室内に入ったときのあの「涼しい〜〜〜〜」という天国にでも来たような感覚、これを求めてお店に入る人も多くいます。
そのためにあえて寒いくらい涼しくしておく、それがマレーシアスタイルなのかもしれません。
とりあえず常夏の国だからTシャツのみ!という心意気で来ると、室内と屋外の温度差にやられてしまう可能性があります。
マレーシアに来る際は、羽織ものを持ってくる、スニーカーを履いておく、この二つをお勧めします◎
第6位:店員さんのリラックス感、なんなら休憩中?
店員さんの接客態度、これはマレーシアに来たことがある方、在住の方なら強く首を縦に振ってくれるのではないでしょうか?
そうなんです、マレーシアの店員さんたちは本当にリラックス感がすごい。
お店に入るとレジのところに座って携帯をいじっていることもしばしば、かと思えば少し離れた店員同士が大声でおしゃべりしながら爆笑していたり、、、。
もちろん、必要な時に声をかければきちんと対応してくれます◎
日本の接客が凄すぎる
日本の接客はすごく丁寧で、どちらかというと「お客様の立場が上」というような感覚を受けますよね。
お客様が店内にいるときはおしゃべりなど言語両断、基本的に最小限の人数でしっかり仕事が割り当てられています。
反対に、マレーシアは日本のような「お客様だから立場が上」などというおもてなしの感覚はないので、待たせても急いで対応することはあまりありません。
そして、「なんでその人数が一気にシフト入っているんだ?」というほど多くの店員さんが有り余っている状況にもよく遭遇します、、、笑
「ちょっと待ってね〜」と言われて全然店員さんが帰ってこない、なんてことも珍しくありません。
こんな感じのゆるさではありますが、親日なマレーシア人が多いためフレンドリーに話しかけてくれることもあり、優しい店員さんが多いのもまた事実です☺︎
第5位:中国語にマレー語など、バイリンガルが多い
実は多民族国家であるマレーシアは、アジア諸国の中でも英語を話せる人が多い国のひとつです。
日本の英語話者は人口の8%と言われているのに対し、マレーシアは38%。
国民のうち3人に1人は英語を話せる、つまり第二言語として英語を話すのは当たり前なんです。
その背景には、過去130年間にわたって続いた植民地支配の歴史があります。
この植民地時代には、主に都市部に英語教育を提供する学校が設置され始めました。
これらの学校は、政府や行政機関で働くエリートを育成するためのものであり、国内の大学進学や海外留学を目指す生徒を対象としたと言われています。
多民族国家ならではの言語多様性
マレーシアは、マレー系・中国系・インド系をはじめとする多民族社会であり、それぞれのコミュニティーが独自の言語を話しています。
そのため、日常生活やビジネス、学校などの場面で複数の言語を使用する機会が多いのです。
私の通う大学にも、マレーシアで育ちだけどマレー語と中国語両方喋れるよ、という友達も多くいます◎
そしてそれプラス、もちろん授業は全て英語で行われるので本当に言語の幅がすごいですよね!
第4位:豊かな食のバリエティーと外食文化
みなさん、マレーシアは「外食天国」と言われるほど飲食店の数が多いことをご存知でしょうか?
地元の人々がよく集まる開放的な屋台食堂に、たくさんの屋台トラックが集まるホーカー(集合屋台)、フードコートやカフェなど、一言に飲食店といっても種類は様々です。
カフェ文化もかなり発達しているマレーシア、モーニングを外で食べる家族も多く、外食はマレーシアの食生活を語るには欠かせないものとなっています。
外食好きなマレーシア人、その理由とは
マレーシア人の外食頻度は、調べによると世界平均よりもかなり高く、特にミレニアム世代はその傾向が強いとされています。
その理由には、熱帯地域ならではの気候が関係しているかもしれません。
平均気温がおよそ30度前後、湿度も70%という蒸し暑い熱帯性気候の特徴を持つこの国では、かつて各家での食品を衛生的に保管するのが困難だったという背景があります。
また、冷房がしっかり効いているショッピングモールや店内では快適で、かつ安上がりに済ませられるという利点もあるでしょう。
家族全員で屋台やフードコートに行って夕食を楽しみ、その後ショッピングモール内をぶらぶら歩き回るというライフスタイルが一般化したのも大きな理由の一つかもしれません。
第3位:海外ならではのトイレ事情
とりあえずカルチャーショックと言われればこれ。トイレ事情のショックはまあまあ大きいです。
それもそのはず、ご存知の方も多いかと思いますが、日本のトイレは世界一清潔と言われているからです。
特に、東南アジアの国々だとどうしてもあまり清潔なイメージはないですよね、、、。
ここでは、マレーシアのトイレが実際どんな仕組みになっているのか、少しお伝えしたいと思います。
トイレには必ずシャワーがついている
まず、マレーシアではトイレの横にほぼ必ず洗浄用のシャワーがついています。
マレーシアは人口の60%がイスラム教徒の国、左手は「不浄の手」と言われ、トイレを済ませた後このシャワーホースを使って直接左手で洗います。
そんなイスラム式では、清潔さを保つためにトイレットペーパーをあえて使わずにこのシャワーを使うそうです。
日本のようにウォッシュレット機能付きのトイレではないため、このシャワーホースはすなわちウォシュレット代わり、マレーシア人曰紙で拭くより清潔だそう。
もちろん私は、外の壁側についている紙をくるくるとちぎって持って入ります(もちろん紙を使う人もたくさんいます)。
困難が多いマレーシアのトイレ
とりあえず紙を忘れずに取ったら、まずはじめにできる限り床が濡れてない個室を選ぶところから始まります。
といってもほぼびちょびちょに濡れています。ロングスカートなんか履くもんじゃない、、、。笑
はじめの頃はそれが嫌で、極力外でトイレを使わないようにしていたのですが、もう流石に慣れるしかないので潔く諦めています。
大きいショッピングモールや、しっかりしたホテル内だとトイレも綺麗なことが多いのでそっちを利用するのもひとつの手です◎
第2位:道路にあるゴミ箱の量
マレーシアに来て個人的にすごく驚いたのが、道端に置いてあるゴミ箱の量。
これは日本に住んでいるからこそ、ではないでしょうか?
日本の街、特に道端にはゴミ箱などほとんど見かけません。
それどころかショッピングモール内の廊下にもあまり置かれていませんよね?
日本であまりゴミ箱が置かれていない理由はいくつか挙げられますが、主にテロ対策、またゴミ袋の有料化によって家庭ごみや事業込みが街のゴミ置きへ持ち込まれることを防ぐためだそうです。
ところがマレーシアには至る所にゴミ箱が設置されています。
等間隔で設置されているゴミ箱、回収率も高い
本当に道路沿いに「これでもか!」というくらい設置されているゴミ箱、正直とてもありがたいです。
例えばドリンクをテイクアウトして飲みながら帰宅している途中に完飲した、そんなときにパッと捨てられるので、家まで握りしめている必要がない、、、!
飲み終わった、食べ終わった後の大きめのゴミをずっと持っているのって地味に邪魔でストレスですよね?
そしてこのゴミ箱、いつ見ても溢れてることなどほぼないんです!
学校帰り、たまに回収してくれているおじちゃんに出会うこともしばしば。
本当にありがたい。の一言に尽きます、、、!!
第1位:歩行者に厳しい、車社会ならではの交通マナー
マレーシアに来て一発目に私が驚いたのは、なんといっても歩行者ガン無視の車社会文化。
そもそもマレーシアは都会や田舎に関わらず、とても交通量の多い車社会です。
特に朝・夕の通勤時間帯、昼休みの時間帯などは毎回毎日交通渋滞が激しい状況です。
そして「交通マナーなんて本当に存在しているのか?」と疑いたくなるほどの運転をする人も珍しくないんです。
特に割り込みや無理な追い越し運転、我先にと車線を無視して走る車に歩道に割り込んでいる車など、とりあえず安心して歩道など歩いていられないところが多い、、、
歩行者<車が基本
一応、大きい道路には横断歩道や信号があるのに、謎に壊れていたり作動していなかったりすることもしばしば。
歩道に関しては「どうやって歩くんだ?」というくらいほぼ幅がなかったり、歩行者用信号機の青信号が異常に短すぎるなど、車にとって都合が良い状態になってると感じずにはいられないこともあります、、、。
そしてなんといっても一番の困難は道路横断。
そこそこ大きい道路で車がビュンビュン走っているのにも関わらず、歩道橋や横断歩道が一切ない!
私もはじめこそは全速力で車の合間を縫って横断していたのですが、最近は地元のおっちゃんが優雅に手で車を制しながら横断する後をちょこちょこついていくというコツを身につけました、、、笑
本当に改めて、日本の交通マナーの凄さと日本人の優しさに感動する毎日です。
さいごに
いかがでしたでしょうか、、、?
生まれ育った国とは違う国で日常を過ごす、というのは大きかれ小さかれカルチャーショックがつきものです。
日本とは気候も人柄も全く違うマレーシアですが、この文化の違いが面白いなとも感じます☺︎
ぜひ一度、マレーシアの文化を体験してみてください!
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