【体験談】オーストラリアワーホリで大変だったことベスト10!
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- みなさんこんにちは!オーストラリアチームです。
ここでは、オーストラリア在住のライターが、オーストラリアの今をお届けします♪
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はじめに
ワーキングホリデー制度で行ける国の中でも人気の国といえば、オーストラリア。
オーストラリアって、留学生や移民などが多く多国籍な環境で比較的住みやすく、穏やかなイメージがありますよね。
そんな穏やかな国での生活でも、現地での生活を経験する上で様々な問題やトラブルに直面してきました。
そこで今回は実際に「オーストラリアでワーホリ経験のある私」が、オーストラリアワーホリについて苦労したことベスト10をご紹介します!
- ジャパレスでは稼げなかった
- ルームメイトとトラブル発生
- 悪徳ファームで働いた話
この記事は5分で読み終わるので、是非最後まで読んでいってくださいね!
第10位:お酒の提供にRSAの取得が必要
オーストラリアでは、アルコールを提供する場所で働く場合にRSA (Responsible Service of Alcohol)という資格が必要になります。
この資格がないとお酒を提供するレストランやバーなど、働ける場所が限られてくるので持っておいた方が仕事探しには有利になります。
また、この資格は州ごとに発行されるので州を移動する場合は新しく取り直す必要があります。
例えば私は初めにクイーンズランド(QLD)州でRSAを取得したのですが、その後ニューサウスウェルズ(NSW)州に引っ越した後は使えませんでした。
ワーホリ期間中に色々な州に引っ越した私は、何度も取らなければいけないのが面倒で最初以外は取るのを辞めました…。
RSAの取り方
RSAの取得には専用のコースを受講する必要があり、受講する方法は大きく分けて2つです。
・現地の学校に行って受講する
・オンラインスクールで受講する
私は、比較的簡単で安価で取得できるという理由からオンラインで受講しました。
オンラインだと「最短1日でコースを終わらせる子もいる」なんて声もありますが、全て英語でお酒や専門用語の情報を詰め込まれるので英語が苦手な方には結構苦しいと思います。
ただダラダラ続けてもなかなか終わらせられない量なので、オンラインで受講する場合気合を入れて短期間で取得することをおすすめします!
第9位:恋愛目的や下心で近づいてくる男性が多い
「海外で日本人女性がモテる」というのは有名な話だとは思いますが、実際に現地にいても日本人女性はモテるは事実だと思いました。
ただ、女性側が友達として仲良くしていたのに男性側は下心だったり恋愛感情を持っていたりと「すれ違う」こともしばしば。
私が語学学校に通っていた期間も、仲良くしてくれていた男性は何人かいたのですが後々恋愛対象ではないとわかると急に冷たくなる…なんてことがありました。
「恋愛対象ではない」とハッキリ伝える
友達だと思っていた異性に迫られた際の一番良い対処法は、きちんと「恋愛対象ではない」と伝えることです。
日本人は特に「空気を読む」いわゆる「言わなくてもわかるでしょ」の能力に優れていますがこれはオーストラリア人を始め外国人には通用しないよと友人からアドバイスを受けました。
態度や優しい口調で断っているつもりでも、相手は自分のことが好きだと勘違いしていることもあります。
しっかり友達と恋愛対象の区切りをつけるためにもハッキリ伝えることは心がけましょう!
第8位:歯の治療費が高い
オーストラリアは医療費がとても高いです。
そのためワーホリで来ている人は保険に自己加入している人が多いのですが、歯の治療に関しては基本プランに含まれていないことが多いです。
私と一緒に旅をしている彼の話なのですが、ある日突然親知らずの周りの歯茎が腫れ始め猛烈な痛みと2週間以上戦っていたことがありました。
自分の国にいればすぐに病院へ行って治療すべき事態だったのですが、オーストラリアで治療を受けると治療費が約10万円〜20万円もするかもという話を聞いて絶望。
なんとか痛み止めや歯のケアができる薬を薬局で買い集め、自分たちで対処することになりました。
専門医は特に高い!
オーストラリアの病院では、GP(General Practitione)と呼ばれる一般開業医でまず受診をしてから、専門医にかかる必要があります。
一般的な保険の基本プランでは歯の治療を含め専門医での受診が含まれていないこともあるので注意が必要です。
もし、元々歯に何かしらのトラブルがある場合は渡航前に日本で治療するか、歯の治療が含まれた保険に加入しておくことをおすすめします!
第7位:語学学校に3ヶ月は長い
オーストラリアのワーキングホリデービザでは最大12週間、語学学校にも通うことができます。
私は英語力に不安があったのでワーホリの初めの3ヶ月間語学学校に通ったのですが、個人的にはかなり長かったです…。
毎朝早く起きるのが大変
語学学校は毎朝9時から始まるので、毎朝の早起きは必須。
それに日本よりもクラスの雰囲気は緩く、遅刻をする人や授業中にご飯を食べる人、おしゃべりをする人は日常茶飯事でした。
授業自体はインプットできることも多かったのですが緩い雰囲気に甘んじて朝起きるのが億劫になることはしばしば。
もともとは現地の生活に慣れることが目的だったので、3ヶ月間は長く感じました。
クラスの9割が南米人
私の学校はクラスの9割がブラジル人、コロンビア人、アルゼンチン人などの南米人がほとんどでとても明るい雰囲気でした。
ですが、EOP(English Only Policy)という母国語禁止ルールが破られまくりクラスの共通言語がスペイン語と化していたのです。
英語へのモチベーションが高かった私にとっては周囲からスペイン語での会話が聞こえてきて、英語で会話のキャッチボールも弾まずかなりストレスになりました。
もし語学学校を探す際は学校に通っている生徒の国の割合や雰囲気を事前にチェックすることをおすすめします!
第6位:ジャパレスでは稼げなかった
ワーホリ期間中に2箇所の日本食レストラン(いわゆる、ジャパレスと呼びます)で働いていました。
ワーホリにくる日本人は「慣れている日本食環境」ということでジャパレスで働き始める人が多いのですが正直、稼げなかったです。
というのも飲食系の仕事だと1週間に3〜4日程しかシフトに入れないことが多いのが現状で、いくら日本の2倍の最低賃金を誇るオーストラリアでも労働時間が短ければ結果的にはあまり稼げないのです。
勿論お店にはよると思いますが、私の体験上飲食店でフルタイムほどシフトに入れるというのはなかなか難しかったです。
掛け持ちバイトはできるの?
掛け持ちをするとしても、「2つのバイト先でシフトを合わせる」のもなかなか大変です。
私もセカンドジョブとして別のお店でも働こうと面接を受けたこともありましたが、お店側と私の働ける条件が合わず結局働けませんでした。
なかにはレストランとカフェを掛け持ちしている友人もいましたが、プライベートの時間を削り朝から晩まで働くので大変そうでした。
第5位:シェアハウスのルームメイトと揉めた
ワーホリ中に何度も引越しをし、様々な家に住んできたのですがルームメイトがどんな人かというのは重要な部分でした。
一緒に旅をしている彼と同じ部屋に住み、もう1部屋を別のルームメイトのオーストラリア人の女の子と分けて2LDKをシェアするという形の家に住んでいた時の出来事です。
部屋が汚すぎる
もともとそのルームメイトはあまり掃除をしないタイプの子で、入居した日にキッチンやバスルームなどの共用部分が想像を絶する汚さで衝撃を受けました。
バスルームは入れないほどの汚さだったのでなんとか自分たちで掃除用具を購入して掃除をしましたが、キッチンの冷蔵庫に芽が伸び切った大量のジャガイモを見つけた時は絶望しました。
バスルームに引き篭もる謎の少女
ある日突然ルームメイトが「友達を泊めてもいいか」と私たちに聞いてきました。
聞くと「新しい家が見つかるまで2〜3日リビングのソファで寝かせてもいいか」と言われ、「数日なら」と私たちも承諾することになりました。
しかしその後1週間経っても2週間経ってもその少女は私たちのリビングに居座り続け、お風呂もまともに入らないし家から一歩も外に出ないのです。
我慢の限界に達した私がルームメイトに直接話をするも、彼女は「私も説得しているけど彼女が出ていってくれない」と言ってきたのです。
更に謎の少女は夜の22時頃になるとそこから2〜3時間バスルームに引き篭もり、声をかけても全く出てこないのです。(声をかけると怒られる)
そんな騒動がありルームメイト、謎の少女と揉めたのですが私が「物件を管理しているオーナーに通報する」と連絡をしたところで、ようやく彼女は部屋から出て行きました。
直接喧嘩になった訳ではないですが、かなりしんどかった思い出の1つです。
シェアハウスに住む際は必ずどんなルームメイトが住んでいるのか内見時に確認してくださいね!
第4位:多種多様な国のアクセントで話される英語
オーストラリアは移民大国で、色々な国籍の方が生活しています。
それこそワーホリや留学生で一時的に住んでいる外国人も沢山いるので、生活する上で様々なアクセントの英語を聞くことは日常茶飯事です。
特に、職場になると英語はペラペラだけどアクセントのクセが強いという人が沢山います。
そもそも「オーストラリア人が話す英語」も物凄くクセが強く、スラングも多くて初心者には聞き取りづらいです。
海外生活が初めてだった私にとっては、「綺麗な発音の英語」だけがネイティブではないということを知り衝撃を受けました。
それでも聞き取れるネイティブの耳
勿論「英語を勉強して耳を鍛えている人」であればどんなアクセントの英語でも聞き取れると思います。
実際に私がオーストラリア人の知り合いと話した時も、まだ日本語訛りのある私の英語をすんなり聞き取ってくれてビックリしました。
語学学校にいた英語を勉強中の友人には何度も聞き返された経験があったからです。
オーストラリアで生活するにはどんなアクセントの英語でも聞き慣れる必要がありますね!
第3位:日本人のコネクションが弱い
実際にオーストラリアでワーホリを経験する中で、タイ人、台湾人、韓国人、フランス人、イギリス人など他の国から来ているワーホリ勢とも沢山友達になりました。
その際、台湾人やタイ人などは各国のワーホリの人を集めたコミュニティ(SNSのグループなど)が栄えているのに比べて日本人のコミュニティは少ないという印象を受けました。
勿論、日本人同士のコミュニティが全くないことはないのですが、他の国の仕事先の紹介し合いや助け合い精神のようなものが強く、一緒にいると仕事を紹介してもらえることが多々ありました。
セカンドビザのための仕事情報
例えばビザ延長のセカンドビザ、サードビザを取得するためのファームやファクトリーの情報など、日本人の情報が少なく探すのが大変でした。
しかし同じファームハウスで出会った台湾人とタイ人の友達から様々なファームやファクトリーの会社情報を貰いすぐに仕事にありつくことができたので、かなり救われました。
もし現地で仕事探しに困っている方がいれば、ワーホリで来ている他の国の知り合いを頼ってみることをおすすめします!
第2位:免許や車がないと仕事探しが大変だった
私がオーストラリアに来てから「後悔したこと」といえば免許の取得です。
私は日本でも免許を持っていなかったのですが、もし所持しているのであれば国際免許に書き換えてから渡航することを強くおすすめします!
免許があるだけで車で行ける場所の選択肢が増えますし、友達や彼に運転してもらってばかりのワーホリ生活だったのでかなり後悔しています。
仕事探しに有利
日本の何倍もの大陸を持つオーストラリアは、都市部はバスや電車などの交通機関も栄えていますが一歩外に出ると田舎です。
車があると買い物や移動が便利なのは当然、田舎の地域で仕事を探す場合はかなり選択肢が広がります。
セカンドビザ、サードビザが取得できるファームやファクトリーでは車必須という会社が多く、車を持っていなければピックアップ費を払って誰かに送迎してもらうことになります。
車を持っていれば、一つの仕事が終わってまた別の場所に移動する際もどこへでも行けるので移動しやすくて便利です。
中古車がすぐに手に入る
オーストラリアでは新車よりも中古車を買うのが一般的と言われています。
そのためFacebookのマーケットプレイスなどで簡単に中古車を購入することができます。
古い車種が売られていることも多いので、気にしないのであれば格安の値段で購入できますよ。
私は彼と旅をしていて彼は大体$3500(約35万円)で中古の日本車を購入しましたが、問題なくその車で1年ほど旅を続けています。
もしファームやファクトリーで働く予定のある方は車の購入をおすすめします!
第1位:悪徳ファームで働いた
オーストラリアの「悪徳ファーム」という言葉、聞いたことありますか?
ワーホリでセカンドビザ、サードビザを取得しようとしている方は絶対に聞いたことがあると思います。
オーストラリアのワーホリで「ビザを延長」するためには指定された地域で一定期間を労働をする必要があり、私も数ヶ月間ブルーベリーファームで働いていました。
私がいたブルーベリーファームはインド人経営の大きな農園だったのですが、これがいわゆる悪徳ファームでした。
なにが悪徳なのかというと、最低賃金を下回って雇われていたのです。
歩合制ファームの実態
ファームでフルーツや野菜を収穫する「ピッキング」と呼ばれる仕事では歩合制で給料が支払われる場合が多く、しかし歩合制の場合でも本来ならば最低賃金は保証されることが法律では義務付けられています。
しかし「オーストラリアでビザを延長するため」にファームで働きたいというワーホリ勢は山ほどおり、従ってそんなワーホリ勢を低賃金で雇う悪質なファームがたくさんあることも現状なのです。
ファームの仕事自体は、ブルーベリーを木からひたすら摘んでバケツに入れるという簡単な仕事でしたし、一緒に働いている他のワーホリの人は良い人ばかりなこともあり私は数ヶ月そこに滞在していました。
ただ、ピッキングが速く得意な人は最低賃金どころか高時給まで達している人がいるのも現実で、ピッキングが遅かった私は週の家賃をやっと払える程度しか稼ぐ事ができず、得意不得意の差を感じて辛かったです…。
私の場所はまだ働いた分だけ賃金が払われるので良かったものの、更に悪質な会社になると全く賃金が払われなかったり、家だけ紹介されて仕事をもらえなかったりと劣悪な会社があることも現状です。
ファームを探す際は必ずどんな会社できちんと給料が支払われるか、事前に入念に確認してから働き始めましょう!
さいごに
「オーストラリアでのワーホリ生活で苦労したことベスト10」はいかがでしたか?
オーストラリアでのワーホリをしている人は年々増えているので、現地での家探しや職探しが難航するとの声をよく聞きます。
海外での生活なのでトラブルはつきものですが、私は様々な経験を乗り越えて強くなった気もします!
快適なワーホリ生活にするには、大きなトラブルや被害に遭わないためにも入念な準備や下調べが大事だと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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