オーストラリア留学を成功させる秘訣ベスト10!保険や英語の勉強はどうする?
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- みなさんこんにちは!オーストラリアチームです。
ここでは、オーストラリア在住のライターが、オーストラリアの今をお届けします♪
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はじめに
最近よくメディアでも取り上げられているオーストラリアへの留学やワーホリ。
日本より稼げる!なんて言葉がよく言われますが、「実際のところどうなの?」と思っている方も多いでしょう。
確かにオーストラリアでは2024年4月現在、最低賃金が約23ドル=約2300円と設定されており、日本と比べれば約2倍。
でも実際は思ったように生活ができず、帰国してしまう人も多いのです。
今回の記事では、実際にシドニーに留学・滞在・就労してわかったことをご紹介します。
- できるだけ自分から情報収集をする
- 日本で準備できることは済ませておく
- 楽しいばかりの生活だとは思わない
この記事は5分で読み終わりますので、最後まで読んでいって下さいね!
第10位:職務経験を増やしておく
オーストラリアで仕事を探すには、何よりも職務経験が大切です。
未経験の仕事で雇ってもらえる可能性は非常に低いと考えてください。
英語力も職務経験もなしの場合
英語が得意でない場合、例えばクリーナーやキッチンハンド、ファクトリーといった仕事を探す方が多いでしょう。
ただ、他の国から来て滞在している英語初級者も同じように考えています。
そのため、求人の倍率は非常に高く、数十件アプライしても見つからないことも珍しくはありません。
英語力がなくても、せめてキッチンハンド経験が1年以上あるなど、「この人は即戦力になるのか?」という部分が重要視されます。
社会人経験も評価されることアリ
特にワーホリで来られる方は、最初に「ジャパレス」と言われる日本食レストランで仕事を探す方が多くいらっしゃいます。
確かに日本人が多くいれば、英語に自信がなくても雇ってもらいやすそうですよね。
海外で働くとなると英語ばかり気にされるのですが、実際は英語より先に日本人としての「マナー」を見られています。
社会人経験がある方は、通常社内で礼儀、言葉遣い教育などがなされているため、面接の時点ですでにその点高評価をもらえる場合があります。
第9位:海外旅行保険に入っておく
海外に初めて一人で滞在するとなると、思ったよりストレスや疲れがたまるもの。
特にワーホリの方はファームで働いて、虫刺されや肌荒れ、腰痛に悩まされたり。
日本とは違う気温変化に体がついて行かず、いまいち体調が悪かったり。
そんな時に保険があれば、すぐに日本語が通じる病院で診てもらうことができます。
海外旅行保険は高くついてしまう…
確かに日本で加入する海外旅行保険は、平均で1年20万円程度と安くはありません。
ですが、オーストラリア現地の保険会社だと8万円程度で加入できるものもあります。
もちろんカバーされる範囲が異なりますので、加入前に必ず補償内容の確認を。
その点、日本の海外旅行保険ならキャッシュレスで対応可のところも多いので、初めての海外生活が不安な方はこちらをお勧めします。
無保険だと非常に高額の請求が!
オーストラリアの医療費は非常に高く、いわゆる内科で処方箋を書いてもらうだけでも、1回7000円程度。
こちらは英語で現地の病院にかかった場合ですので、日本人医師がいる病院の場合は2倍程度はかかるとみてよいでしょう。
もし入院などが必要となれば1日当たり10万円以上の請求が…。
不測の事態に備えて、保険は必ず加入しておくことをおすすめします。
第8位:滞在先を2カ月程度は確保しておく
オーストラリアの空室率は常に非常に低く、ローカルの人でさえ部屋を見つけるのは一苦労。
通常留学生やワーホリの方はシェアルームに滞在しますが、競争率が高く、詐欺も横行しています。
バックパッカーホステルは苦手かも…
いくら安いと言っても、プライベートな空間をキープするのが難しい、いわゆる「バッパー」。
到着したとたん文化や習慣の違いを目の当たりにし、ストレスで眠れないなんてこともあるでしょう。
そんな事態を避けるためにも、まずは「ホームステイ」にて約2カ月程度滞在、生活を安定させることを考えましょう。
シェアルームを探すにも時間と労力が必要
コロナによる渡航制限が撤廃されたことにより、現在はワーホリビザにて滞在されている方が非常に多くなっています。
自分の予算や希望にぴったりのお部屋を探すのは難しいのが現状。
到着後すぐ、生活基盤が安定しない中、お部屋探し、仕事探しも並行するのは思った以上に精神的に疲弊します。
何よりも安心して眠れる環境を確保しておくことを忘れないようにしましょう。
第7位:日本人グループに参加する
やはり異国で最初に頼りになるのは日本人。
言語の問題もないし、同じ習慣のもと生活しているので、悩みも共有しやすいですよね。
今ではFacebookやInstagramなど、友人を探すにも手軽な方法がたくさんあります。
まずはSNSのグループを探してみよう
例えばFacebookで「オーストラリア」「シドニー 日本人」のように検索すると、多くのグループがヒットします。
このグループ内では、ワーホリの方、学生ビザやパートナービザ所有者、永住権保持者の方など、多くの方が参加しています。
短期で借りられるお部屋の情報や、現地で困ったことなどみなさん質問しており、それにコメントの形で有益な情報が得られます。
日本人主催のミートアップやイベントも!
各都市では、カフェなどでのミートアップ、公園やビーチでBBQなど、日本人の方が企画運営してくれるイベントもあります!
日本人だけでなく、日本に興味がある外国人も多く参加していて、友人作りや英語を話す機会も得られます。
海外に来ると、目的の一つに「英語を練習したい」というのがありますが、本当に困ったときにはつたない英語で説明する…というのは難しいですよね。
そのためにも、やっぱり日本人とのつながりも大切。
できるだけ有意義に過ごすためにも、日本人の知り合いも増やしましょう!
第6位:語学学校へ入る
語学学校へ入ることで、英語の勉強はもちろん、多国籍の学生との交流や様々な情報を得ることができます。
せっかくなので、生活の基盤が安定するまで1~2カ月学校へ通い、友人を増やしましょう!
英語コースの費用はどのくらい?
都市や学校にもよりますが、エージェントを利用して入学手続きをすることで、日本人向けのプロモーション価格が適用されます。
大体の費用は下記のようになります。
入学金:100~200ドル
授業料:250~350ドル フルタイムかパートタイムが選べる
教材費:15ドル程度
滞在先手配料:250~300ドル
ホームステイ:300~350ドル 学生寮の場合は400~500ドル
よくエージェントを利用すると手数料を取られる、という話を聞きますが、それは誤解です。
語学学校を利用の場合は申込みのコミッションがエージェントに支払われているため、基本的にすべて無料で対応、留学中もサポートしてもらえます。
できるだけ日本人以外と交流を深めよう
学校では、毎日通学するだけで自分と同じレベルの外国人と知り合うことができます。
放課後にはアクティビティにも参加でき、そこでも友人を作ることができ、様々な情報も手に入ります。
ワーホリで渡豪する方の中には、最初から仕事探しをして、学校は行きたくないというかたもいらっしゃいます。
ですが、学校も通わず、相談できる人がいない状況というのは思ったよりも孤独で辛いもの。
「お金がかかるから学校はちょっと…」と思わずに、日本ではできない経験をするためにも語学学校を選択肢の一つに入れてみてください!
第5位:甘い情報に惑わされない
オーストラリアに長期滞在しようと考えられる理由の一つとして、給料の高さは大きな要因の一つでしょう。
実際、メディアでは日本との時給の差を強調するような内容がよく見られます。
でもちょっとよく考えてみましょう!
本当に誰でも簡単に仕事が見つかるのでしょうか。
オーストラリアに来ればよいことばかりで、大変なことはないのでしょうか。
誰でも稼げるというのは本当?
もちろん、英語力も高く、職務経験も豊富な方であれば日本で働くより稼げる、というのは事実です。
ただし、留学やワーホリで、英語力もまだまだ、職務経験も少ない場合は…?
人からの紹介や、運よくよい仕事が見つけられた、という方もいますが、「思ったより仕事時間が少ない」「就労環境が良くない」というのはよく聞く話。
「2カ月以上仕事を探しているけど見つからない!」「来週から来なくてよいと言われた!」ということも少なからずあるのです。
実際は生活費も日本の2倍近く
日本と比べて給料は2倍程度もらえることは事実ですが、生活費も同様に2倍程度かかります。
特に高いのが家賃。
例えば大阪では1Kのお部屋が一カ月7万円程度ですが、オーストラリアでは一週間300ドル=3万円程度かかることもしばしば。
電気代やwifi代も含まれているのですが、日本と違うのはシェアして他人と共同生活をする、という点です。
家賃を抑えたいとなると、お部屋自体も2~3人で一部屋をシェアして住むことになります。
海外生活は苦労することも多いと理解しよう
誰もが海外で生活してみたい、と思った時、よい面ばかり探してしまうのは仕方がないこと。
ですが、ちょっと立ち止まって、現実的にはどうなのか?とマイナス面について考えるのも忘れないようにしましょう。
第4位:自分の目的をはっきりさせておく
みなさんがオーストラリアに滞在してみたい理由は何ですか?
「貯金のため」「英語の勉強のため」と大半の方が思うでしょう。
ただ、限られた時間とお金を有意義に使うためには、もう少し具体的に滞在の目的を考えておきましょう。
1年間でいいからたくさんのことを経験して日本へ帰りたい
1年というのは長いようで短い期間ですが、目標をはっきりさせておくことで、滞在中に経験できることは大きく変わります。
英語のレベルを初中級から中上級にしたい
カフェやレストラン、ホテルなどでできるだけ長く働いて経歴に追加したい
帰国後も連絡が取れる外国人の友達を5人作りたい
貯めたお金でオーストラリア国内主要都市を全部旅行したい
このような目標を立てておけば、そのために何をしたらいいのか?どんな情報が必要なのか?が明確になります。
そして、全てではなくても自分が満足できるぐらい目標を達成できればよいですし、帰国後お仕事を探す際にも自信をもって経歴をアピールすることができるでしょう。
なんとなく長く滞在できればなんでもいい
このように考えている方、またはほとんど漠然と何も考えていない方も残念ながら多くいるようです。
でもよく考えてみてください。
日本にいても、何も自分から動かずに漠然と過ごしているだけでは、新しい出会いもチャンスもなく、技術やスキルも身につくことはありません。
これでは、結局満足のいくオーストラリア生活も送れず、フラストレーションがたまって早期帰国ということにもなりかねません。
せっかくの滞在ですから、2つか3つは目標を立て、それに向かって努力してみましょう。
第3位:自分で情報収集に努める
今ではウェブ検索やSNS活用で、格段に情報が集めやすくなりました。
みなさんは自分で知りたい情報を集めるために人にばかり頼っていませんか?
誰かにわからないことを尋ねる前に、ベースとなる知識があると、そこから得られる情報がよりよくなるはずです。
とりあえずSNSで質問しておけば大丈夫?
よくFacebookを見ていると、「わからないことだらけなので、なんでも情報お待ちしています!」のような、漠然とした質問をしている方を見かけます。
これでは、答える側も何を教えてあげたらよいのかわかりません。
質問するならば、例えば「シドニー中心部のオウンルームの家賃はどのくらいですか?」「ケアンズでは日本食は手に入りやすいですか?」のように、できるだけ具体的に質問しましょう。
質問する前に細かくウェブで調べてみよう
上記に記載した質問例2つについても、実はウェブ検索すればすぐに答えが見つかります。
今は様々な媒体で発信されていることも多く、例の少ない特定の情報以外はある程度自分で調べることができます。
誰かから聞いた話やメディアで見た話だけを鵜吞みにしていると、すでに古くなった情報や間違った情報である場合もあります。
そのため、自分で調べた内容を確認するためにSNSで質問すれば、よい回答がもらえる可能性も高くなります。
とにかく「人に聞けばいい!」とは思わないで
もちろん、わからないことを人に質問することも大切です。
しかし、「オーストラリアに行ってからだれかに聞けば大丈夫だろう」「日本人は優しいからみんな教えてくれるだろう」と他力本願は禁物。
残念ながら日本人が日本人をだます詐欺もあるのです。
正しい情報かどうかを冷静に見極めるようにしましょう。
第2位:英語を日本で勉強しておく
よっぽど学校へ語学学習だけに専念する、という場合を除き、英語力は高いに越したことはありません。
家を探すにも、仕事をするにも、外国人の友達を作るにも、英語は不可欠。
留学やワーホリを決めたその時から、英語の勉強はどれだけ頑張っても損はありません。
スピーキングとリスニングを重点的に練習しよう
日本人の方は、高校や大学で語彙・文法は勉強したので読むのは大丈夫でも、会話は苦手…という方が多いかと思います。
オーストラリアで生活するなら、生活に密着した表現をまず練習しましょう。
例えば、次の内容はどちらが使う機会が多いでしょうか。
すみません、これはどこに売っていますか?
日本の経済は最近非常に悪く、政治にも問題がいろいろあります。
もちろん、一つ目ですよね。
勉強する際には、普段どんなことを質問したり、話したりすることが多いのかを考え、それぞれに簡単な表現を覚えていきます。
そうすると、簡単な言い回しでもいろいろな場面で役に立ちます。
ネイティブじゃないから間違えるのは当たり前!
オーストラリアには世界中から、多くの国籍を持った人々が住んでいます。
彼らの英語は、その母国語に影響されたものも多く、一口に英語と言っても発音も様々。
日本人の英語は、日本語の影響が残り、発音など下手で恥ずかしい!と思うかもしれませんが、気にする必要はありません。
少しでも自信をもって英語を話し、生活をよくするためにも日本にいる間にできるだけ英語を勉強しておきましょう。
オーストラリアに来れば自然に覚えられるのでは?という甘い考えは捨てたほうがよいでしょう。
第1位:できるだけ貯金をしてから出発する
現実的にお金は一番大切で必要なもの。
英語以前にお金がなければ生きていけません。
だいたいの1カ月の生活費
都市によっても異なりますが、一週間当たりの生活費をシドニーを参考にご紹介します。
家賃:250~300ドル 公共料金やwifiは含まれていることが多い
食費:50ドル程度 スーパーで購入する分だけ
交通費:最大で50ドル 勤務先からの支給はありません
外食:15ドル程度 一食分、カフェのコーヒーは5ドル程度
他にも、友人との外出、日用品・医薬品・服飾品の購入などにもお金がかかるでしょう。
そうすると、一週間で300~400ドル程度が少なくともかかります。
一カ月にすると1200~1600ドル。
日本出発前にはビザ申請代600~700ドル、海外旅行保険10~20万円、航空券片道7~10万円が必要です。
出発前から最初の一カ月だけでも、すでに40万円前後はかかっている計算になります。
でもアルバイトすれば大丈夫?
ワーホリビザの方は就労時間に制限はありませんし、学生ビザの方も二週間に48時間まで働くことができます。
到着後すぐに仕事が見つかれば、貯金もあまり使わずにすむかもしれません。
しかし、実際にはそんなに簡単に見つかるわけでもなく、見つかっても希望通りの時間数働けないこともよくあります。
また、留学生のかたでよくある勤務体系は「カジュアル」と呼ばれ、この体系だと働く時間も固定されず、お店が暇なときには早く帰らされたり、スタッフが多いと時間数を削られることもあるのです。
精神的な安定のためにも貯金は多いほうが良い
希望通りの時間数も働けず、次の仕事もすぐ見つかるかわからない…という不安定な状況では、精神的にも辛いですよね。
最悪、ビザの期限を待たずに泣く泣く帰国を選択せざるを得ないこともあるのです。
メディアで紹介されるような、オーストラリアでたくさん稼ぐというのは一握りの方。
あまり甘い夢を見ずに、現実的に安定した生活をまず優先するためには日本で少しでも多く貯金をしてきましょう。
さいごに
オーストラリアは多国籍の方が多く住み、英語の勉強にも最適の場所。
しかも日本からも遠すぎず、日本好きなオージーたちもたくさんいます。
ただし、何も考えず、必要な準備もしないまま来てしまったら、想像とは全く違う大変な生活が待っているかもしれません。
よい情報ばかりに踊らされず、時には困難が待ち受けていることも理解しておきましょう。
そうすれば、素敵なオーストラリアライフが楽しめるはずです!
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