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韓国人男性との国際結婚で覚悟すべきことベスト10!親族関係や文化の違いに注意!

笑いながら見つめ合う新郎新婦
韓国

先生の紹介

YUI
YUI
2018年から年下の韓国人彼氏とお付き合いを始め、結婚を機に韓国移住したYUIです!移住3年目、ソウルで育児に仕事に忙しいけど幸せな日々を送っています♪趣味はカフェ巡りとライブ!日韓カップルの方や韓国人の彼氏が欲しい方、そして韓国が大好きな方に向けて、リアルな韓国の”今”をお伝えしていきます♡

Question
先日、3年間付き合った韓国人の彼と婚約をしました。
彼と結婚することになり嬉しい反面、彼の家族ともうまくやっていけるのか不安です。
韓国人との国際結婚で覚悟しておくべきことがあれば教えてください。
miho さん 長野県 30代 OL

教えて、先生!

ピコ先生先生
そのご質問に、韓国人男性と結婚して現在はソウルに住んでいるライターのYUIがお答えします!
みんなは、韓国人男性と結婚を決める時、どんな事を覚悟する?

恋する乙女恋する乙女
やっぱり結婚となると、嫁姑問題よね~!

王子様王子
「アナタのキムチは、ウチの味と違う!」とか怒られるんですかネ?(笑)

恋する乙女恋する乙女
キムチを口いっぱいに詰め込んで、黙らせるか…

王子様王子
乙女ちゃん…なんか怖イ…
ちなみに、韓国人男性との国際結婚で覚悟しておくべきことはこんな感じデース

  • 言葉の壁
  • 姑問題
  • 親戚付き合い

この記事は【7分】でササ―ッと読めマース

ピコ先生先生
国際結婚となると、結婚の手続きの仕方や義理家族との付き合い方が日本とは少し違ってきます。
でもこの項目を頭に入れておけば、ある程度の心構えはできるでしょう!
今回は、実際に私が韓国人男性と国際結婚をして気づいたことを踏まえ、覚悟すべきことをご紹介します!

第10位:文化による考え方の違いはあって当然!

スーツでポーズを取る男性の顔のアップ

まず、国際結婚で覚悟すべきは、「文化の違い」でしょう。

いくら夫婦といえども、育ってきたのは違う国です。

日本人同士での結婚でも、地方が違えば風習なんかも違いますよね。

それが、国境を越えると、全くの別物になります。

日本では当たり前なことが、韓国ではそうでなかったりしますし、その逆も然りです。

食文化やマナーは?

例えば、親戚付き合いや、食文化・マナー・礼儀などなど…似ているようですが、少しずつ違います。

それ以外の日常生活でも、小さな違いが積み重なり。

今思えばなんでもないことではありましたが、私は韓国の人たちの食べ方のマナーが日本と違いすぎて最初はイライラしていました。

韓国に移住してまもないころだったので、気が立っていたのかもしれません。

今では彼や彼の家族、友人と一緒に、膝を立ててキムチを食材に混ぜ込みながら楽しく食事をしています◎

当事者だけの問題じゃない…

真剣な顔で右手を前に出す女性

また、「結婚は家同士の繋がり」と言う言葉がありますよね。

彼とだけでなく、彼のご家族や、親戚ともうまくやっていくには韓国のマナーや文化を、多少は学んでおく必要があります。

私は彼のお母さんに何か指摘されるたびにビクビクしていましたが、途中から「文化が違うから考え方も違って当然!」と、開き直るようになりました笑

韓国の姑は厳しい、いじわるというイメージがありますが、ほどよい距離感を保っていれば細かいことは気にならなくなりますよ◎

第9位:食器の使い方から覚えなければならない!

韓国料理

同じアジアでも、日本と韓国の「食文化」はまるで違います。

韓国では、ステンレスの食器や箸をよく使います。

また、小皿にたくさん料理が乗せられていたり、そのまま食べたり混ぜて食べたりと、食器の使い方から覚えていかなければなりません。

大変かもしれませんが、韓国料理はどれもとてもおいしいので楽しく覚えられましたよ◎

辛いものが苦手な人は韓国料理はつらい!?

韓国では、ほぼ毎食、キムチなどの辛い料理が出てきます。

辛いものが苦手な人にとっては、ちょっとツライものがありますよね。

いっぽう韓国人は、和食はほぼ似たような味付けで、全体的にしょっぱいと感じる人が多いようです。

その為、異国の食事を食べ続けなければいけない事に、ストレスを感じる人も少なくありません。

食事は毎日のことですから、お互いの折り合いが大切ですね。

第8位:何年過ごしても外国人扱いはされる

パスポートを持っている男性

結婚をすると、韓国か日本、どちらかの国で一緒に住むことになるでしょう。

他国に住む方は、いわゆる「外国人」になるわけです。

日本は島国なので普通に生活していれば違和感を抱くことはありませんが、韓国で暮らし始めたころは地元の人たちになじめず苦労しました…。

あからさまに反日感情をむき出しにしてくる人は私の周りにはいませんが、一部の地域に出かける際は注意しないといけないよと夫に言われたことがあります。

ストレスを溜めないコツ

一生懸命その国に馴染もうとしているのに、コミュニティに受け入れてもらえないのはかなりのストレス。

ですが、この問題ばかりは、自分で解決できるものではありません。

また周りに空気を読んでほしい、迎え入れてほしいと待つだけなのももったいないです。

私は積極的に「これってどうやって食べるの?」「この野菜ってどんなふうに料理するの?」など、地元の人たちに話しかけまくりました!

今ではスーパーに行くたびに誰かが「今日は卵が安いよ!」なんて声をかけてくれるようになりました◎

まだまだ道のりは長いですが、地元民に近づけたようで嬉しい気持ちになります。

第7位:喧嘩するたび立ちはだかる言葉の壁

腕組みをしている男性

「言葉の壁」もまた、国際結婚では避けられない問題です。

いくら語学堪能だとしても、母国語でない言葉。

微妙なニュアンスが、うまく相手に伝わらない時があります。

また逆も同様で、自分の言葉が相手にしっかり伝わっているのか、不安になりますよね。

言語の問題は万国共通、国際夫婦が抱える問題の1つとして挙げられるでしょう。

喧嘩の時はとくに大変…

私たち日韓夫婦も、喧嘩のときは未だに言葉でつまづくことがあります。

お互いが興奮している状態なので、とっさに韓国語が出てこなかったり、相手の言っていることが理解できなかったり。

ついつい早口になってしまうので、相手の言っている意味がわからなくて、さらにイライラ。

日本人同士なら、喧嘩も早く解決するのにな〜!と悔しい思いをしたことがなん度もあります。

第6位:年間行事の準備は女性がするもの!

キッチンで肉を調理している女性

韓国では、正月(旧正月の2月上旬)とお盆(旧盆の9月中旬)に盛大なイベントが行われます。

それに合わせ、親戚たちが一堂に集まり、夜な夜な宴会をするのが習わし。

何が大変かというと、料理の準備や気遣いです。

料理に至っては、結婚式並に、大人数分の料理を作らなければいけません。

準備は全部女性が担当!

韓国では、「料理は女性がするもの」という考えが、未だに根付いています。

その為、料理の全てを、女性軍が行うのです。

韓国人女性でさえ、大変な作業なのに、慣れない料理の準備に心が折れてしまう人も…。

日本の行事とはレベルが違う

ソファに座り雑談する複数の男性

さらには、親戚のお世話や、子供たちへのお年玉くばりなど、休む暇がありません。

各家庭により、宴会の規模は違いますが、親戚一同が集まるため、どこもかなりの大人数。

私は韓国の長期休みに、彼の親戚たちと合計20人で旅行をしたことがあります!

まるで旅行会社が主催のツアーのようでした笑

第5位:姑問題

クッキー作りをしている2人の女性

「姑問題」を不安に思っている女性も、多いのではないでしょうか。

韓国ドラマを見ていてもわかりますが、韓国は姑さんがとにかく強烈!

かわいい息子が、どのような生活をしているのか、心配なのもわかりますが…。

私の彼のお母さんも、いきなり家に訪ねてきて居座ったり、冷蔵庫の中を勝手に見て小言を言ったりと、もうやりたい放題です笑

姑問題で離婚にまで発展?

過干渉な姑さんも多く、姑さんとのお付き合いがストレスで、離婚にまで進んでしまったという人も多いです。

また韓国では、「産むなら男の子」という考えが未だに強いんです。

その為、姑さんにプレッシャーを掛けられることも少なくありません。

旦那さんが守ってくれればよいのですが、韓国では「親の言うことは絶対」なので、だいたいマザコン。

幸い私の彼は次男なので長男のお嫁さんほど攻撃されるわけではありませんが、今では私も彼もお母さんとはほどほどの距離を取るようにしています。

お姑さんと仲良くしよう

スマートフォンを操作する女性

周囲の話を聞いていると、嫁姑問題は昔ほどはひどくなくなってきているようです。

私の友人の韓国人夫婦は、友達感覚で姑さんと仲良くしています

韓国人は内輪の結びつきを大切にするので、仲良くなれば家族同然に愛情を注いでくれる気質があります。

姑さんを味方につけて、良好な関係を築いていけるようにしたいものですね。

韓国人はマザコンが多い?マザコン韓国男子の特徴ベスト8!

第4位:国際結婚手続きが大変!

手を繋いでいる新郎新婦

国際結婚となると、とにかく手続きが大変でした!

どの国の方と結婚するかで手続きも変わるかと思いますが、日韓夫婦は双方の国で結婚届けを出さなければなりません。

しかも、先にどちらの国で出すかによって手続きの仕方や揃える書類が違うんです!

私はこれを知らずに先に日本で提出してしまい、後々面倒なことになりました…。

書類手続きは超面倒

それぞれの国の書類には、翻訳はありません。

その為、自分で翻訳するか、相手に翻訳してもらわなければなりませんでした。

また、それぞれの国の大使館にも出向いて、報告的手続きをする必要もあります。

いずれにしても、国際結婚の手続きはかなりの手間。

自分だけでなく彼のスケジュールも抑えなければならないので、時間に余裕をもって手続きをしていってくださいね。

第3位:法事の大変さが日本とは桁違い!

土鍋料理

韓国では「チェサ」と呼ばれる、日本の法事のような祭祀があります。

行う時期は、旧正月、旧盆、亡くなった先祖の命日です。

またそれに合わせて、先祖へのご挨拶「チャレ」も、旧正月、旧盆にあります。

日本の法事とは規模が違い過ぎ?

最近は「チェサ」と「チャレ」は、旧正月か、旧盆に2つまとめて行うことが多いそう。

その為、昔よりはだいぶ、負担は減ったと言われています。

ですが、日本の法事とは、規模も違うしマナーも違う。

これを、1つ1つ覚えなければいけない新米主婦には、かなりの負担でした!!

「名節シンドローム」とは?

花に囲まれてポーズを取る女性

韓国には、「名節シンドローム」という言葉もあります。

それほど、女性にとって、名節の時期は過酷です。

あまりの忙しさに、旧正月、旧盆の名節には、憂鬱になる女性も多いとか。

その行事の準備も、1日がかりで全て女性が行います。

私は都合のいいときだけ「私は日本人だからむり!」と言って、夫にも助けてもらっています笑

行事のしんどさは家庭によりけり?

ただ最近は、昔ほど厳格ではないのが救いです。

韓国に移住したキリスト教の家庭も増えている事から、式だけ簡単に済ます家庭も多いとか。

実際私が結婚した夫の家族はそれほど厳格には考えていないようで、準備なども最低限で済んでいます。

第2位:親戚付き合いが濃厚すぎる

民族衣装を来て座っている2人の子供

韓国には「血は水より濃い」ということわざがあります。

これは、「水(他人)より血(血縁族)が大事」という意味です。

それだけ、家族や親戚が大事だという事を表したもの。

このように、韓国はとにかく血のつながりを重要視します。

とにかく親戚の集まりは絶対

家族の集まりや、親戚の集まりは絶対的。

呼ばれたら、他の予定より優先して、参加しなければいけません。

何より韓国は、こういった親戚同士の集まりが、ものすごく多いのも特徴。

私の家でも、週に一回は親戚が集まって一緒に食事をします。

毎回それぞれの家に食材を持ち込んで大騒ぎするので、最初はそのペースの多さに疲れてしまいました…!

親戚付き合いは避けては通れない?

旧正月や旧盆にも盛大な集まりがあるので、年中親戚付き合いで大忙しです。

韓国人と結婚するのであれば、この親戚との付き合いは、避けては通れません。

人付き合いが苦手な人には、少し負担が大きいかもしれませんね。

第1位:義理家族との安否確認連絡は毎日!

スマートフォンを操作する女性

これは、韓国人男性と結婚した女性から、1番よく聞かされる話です。

韓国では、家族や親戚間のつながりが強いゆえに、連絡も欠かしません。

2、3日連絡しないと、「元気してる?」と夫の家族から何度も連絡が来ます。

自分の親よりも、明らかに連絡する回数が増えるでしょう。

連絡を怠ると、夫の家族から、自分の印象が悪くなる事もあります。

安否確認って?

夫が忙しくて、あまり連絡が取れない。

そんな場合は、夫の代わりに、妻が連絡をしなければなりません

こういった義理家族への安否確認の連絡を、韓国では「アンブチョナ」と言います。

そのアンプチョナが少ないと、「礼儀がない」と見なされる事もあります。

大変ですが、慣れれば「とりあえず返事しとけばいいや!」と適当に返せるようになりますよ笑

さいごに

指輪を両手で差し出す新婦

韓国は、年上を敬う儒教文化血のつながりを大切にする風習があり、礼儀に厳しい国です。

だからこそ結婚となると、義理家族や親戚とのつながりは大切。

しかし、最近の韓国では、形式にとらわれ過ぎない家庭も増えています。

その為、そこまで不安に思う事はありません。

日本と同様、各家庭によって異なります。

韓国人男性と結婚を考えている方は、ぜひ私の経験も参考にしてみてくださいね!

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