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自分から行動したから今がある!私とオーストラリア人旦那との結婚ストーリー

お互いの額をつけるカップル
オーストラリア

皆さんこんにちは!オーストラリアライターのウエダです。

皆さんは今まで、オーストラリア人男性との恋愛を考えた事はありますか?

私は、オーストラリアと言う国は好きだったものの、現地の男性と恋愛関係になるなんて思ってもいませんでした。

今回は、そんな私とオーストラリア人男性との出会いから今までを話していこうと思います!

オーストラリアと私

オーストラリアの風景

私が初めてオーストラリアに行ったのは、2011年の9月の事。

旅行とは違う現地での生活、生きた英語を学びたいという気持ちが強かったんです。

そこで、約1年程頑張って貯金をし、ワーキングホリデーを利用する事にしました◎

絶対に戻る!

その頃の私の英語は、全然ダメダメダメ。

でも、初めてみる世界、初めてのシェアハウスなど、初めてずくしのオーストラリアに慣れていく内、そこでの生活をも楽しむ事が出来たんです◎

私が滞在したオーストラリアの期間は、10カ月程。

ですが、たくさんの出会いがあったおかげで、日本に帰国してからはまた「お金を貯めてオーストラリアに戻る!」事ばかり考えていました。

彼との出会い

椅子に座りスマートフォンを操作している女性

オーストラリアに留学しては帰国をし、また留学をと何回かオーストラリアと日本を行き来していく中。

私は運命的な出会いをしたんです。

ちょっとした合間に

その頃は私も学校に行ったり、バイトや友達と会ったりしていたけど段々日々の生活にも慣れ、ヒマになってきた頃でした。

そんな中、友達が趣味で始めた日本語を教える仕事。

その友達は、日本語教師の資格はないけど現地の日本語を習いたい人に、簡単な日本語を教えながら1時間$20くらいもらっていたんです◎

友達からも、「小銭稼ぎにいいし、オージー(オーストラリア人)の友達もできるよ!」。

そう言われ、私も興味本位に現地の情報交換サイトで、ランゲージエクスチェンジの相手を探してみたんです。

なんとなく真剣に探していそうな彼

スマートフォンを操作する男性

色々見ていると、オーストラリアでの日本語人気は結構高く、日本語を習いたい人もたくさんいる事を知りました

ですが中には、「日本が大好き!日本語を勉強したい!」と言ってはいるけど、実際はただ女の子と出会いたいだけの人も沢山いたんです。

なので、何となく真剣に勉強したそうな人にメッセージを送り、返事を待つことに!

真剣そうな彼に少し安心

メッセージを送って数週間、忘れた頃にメッセージが入りました。

それが後に私とお付き合いをする、オーストラリア人男性なのです♡

その後、彼と会うまでに数週間の間がありましたが、真面目そうな彼は私に日本語についてたくさんの質問をしてきたんです。

そして私も、私の英語を直してもらったりとメッセージをし合って、比較的好印象なやりとりでした

運命的な近さ??

ピンク色の壁のオープンカフェ

お互いの家は、車でだいたい15分くらいの所とかなり近い距離にありました。

その為、私の家の近くで会う事も出来たのですが、やはり初めて会うのに家の近くでは何となく気が引けたんです。

なので、少し離れた街のオープンカフェでランチが終わる、少し空いている時間帯に会う事にしました◎

目も合わせてくれないシャイな彼

ニヤッと笑う帽子を被った男性

実際に彼に会う日は、ものすごく緊張していました

待ち合わせ場所に着くとまだそれらしき人はおらず…

すれ違う人すれ違う人を、「この人かな?あ、あの人かな??」と見ていたのを覚えています。

想像していた人とは違った印象

すると少し遅れて、背の高いブルーのTシャツに短パン、ヒゲとメガネの人が日本語の教科書を持って、話しかけてきました。

「もしかして〇〇?ごめんね、少し遅くなっちゃった」

シャイなのかあまり目を合わせてくれず、メッセージでは想像していなかった人物がそこにいたんです。

いよいよ始まるランゲージエクスチェンジ

メガネと参考書

私は日本語を誰かに教える事が初めてだったので、友達の様に1時間$20をもらうのが気が引けていました

そこで、お金をもらう代わりに英語を教えてもらう事にしたんです。

彼の事情

彼は中高大学と日本語を勉強してきており、読み書きはできるけどスピーキングが1番苦手。

でも、ネイティブの日本人と話す機会もない…

そんな時に、私のメッセージを見てとても喜んだようでした◎

さらにその時は日本旅行から帰ってきてすぐだったらしく、その話しで盛り上がり1時間はすぐに過ぎていたんです。

彼からのお誘い

椅子に座り話をしているカップル

次は、私が英語を教えてもらう時間です。

色々教えてもらいながら話していく内に、彼からこんなお誘いが!

「そういえば毎週の火曜日にシティで日本語と英語のミートアップがあるよ!来週もしよかったら一緒に行く?」

初めて会ったとは思えない程楽しく盛り上がった私達。

私は、彼ともっとたくさん話したい気持ちで気持ちでいっぱいでした。

なので、とりあえず彼から誘われたミートアップに行く事にしたんです◎

初めてのミートアップ

賑わうミートアップ会場

ミートアップ当日、彼と地元の駅で待ち合わせをし会場へ。

会場に着くと、日本人、英語を喋る人という感じに分けられ、私達はそれぞれ違うテーブルに座りました。

そこには色々な人がいて、とても楽しむ事が出来ました。

でも、彼のいるテーブルが盛り上がっていたりすると、少し寂しい気持ちにもなったんです。

そうこうしている内に、ミートアップも終わりに近づきました。

彼のテーブルが気になる…

彼は楽しかったみたいですが、後半から私は彼のテーブルが気になって仕方なく、あまり集中できませんでした

その日の帰りは、周りも暗かったので彼が家まで送ってくれましたが、モヤモヤしたまま

でもそこで初めて、「あれ?なんで私こんなにモヤモヤしているんだろう・・・」と思うようになったんです。

私と彼の関係って…

考え込む女性

それからは毎週火曜日、ミートアップに出掛ける様になった私達。

ですが突然彼から、「ミートアップもいいけど、今度もし良かったらボーリングに行かない?」とお誘いが!

その事がきっかけで、毎週火曜日は2人で色々な所へ出掛ける様になったんです。

その後は、毎週2人で遊ぶ様にはなったものの、手を繋ぐどころか今までと何も変化のない私達

特に関係は変わらず

私は海外ドラマが好きなので、そのドラマのセオリーに通りなら…

初回のデートでキス、2回目のデートで帰り際に家にあげてコーヒー、3回目のデートで一夜を共に…なんて、アメリカドラマの様な展開を期待していたり…(笑)

初めてオーストラリア人と付き合うので文化の違い?などもあるのかどうか、毎日 Google で検索していました。

でも実際は、車で送ってくれても帰り際にもただ、「じゃあね、おやすみ」だけ。

ハグもバイバイのキスもありませんでした。

自分から行動に移すしかない!

ハグをしているカップル

その内、なかなか進展しない事から、「私って魅力ないのかな?」と思うようになってきたんです。

ある日、しびれを切らした私は、バイバイする際に「今日も楽しかったありがとう!おやすみのハグしてもいい?」と彼に聞きました。

多分、私の顔は真っ赤だったと思います。

それから習慣のように

彼もびっくりしていましたが、お互いぎこちなくハグをしてその日はバイバイする事に。

その日から、バイバイする時はハグをするようになったんです。

日本の様に告白はなかったものの、嫌な顔1つせず私のつたない英語を理解してくれた彼

毎週末は色々な所へ一緒に出かける様になり、自然と彼氏彼女なのかな?という形になってききました。

乗り越えなければいけない事

頭を抱えている女性

彼との関係が確かなものになるにつれ、問題が発生してきました。

カミングアウトをすると、実は私の年齢は彼の9つ上なんです。

初めは年齢についてはあまり話す事が無かったので、徐々に時間が経つにつれて言い出しづらくなっていたんです。

周りの友達や学校の友達に話しても、「彼はそんなの気にしないよ!」という人もいれば…

「どうだろうね。本当こればっかりは分からないよね。」と…

やっぱりそれは人それぞれなので、彼の反応が分からなくてずっとモヤモヤしていました。

ついにカミングアウト

そんなある日、私は意を決して彼に私の年齢について話す事にしました。

彼は黙って、私が話し終わるのを待ってくれました。

一通り私が話し終わった後、彼は「年齢なんてただの数字!大事なのはお互いが好きかどうかだよ。少なくとも俺は関係ないと思ってる」。

そう言ってくれ、私は本当にこの人で良かった!と心の底から思いました。

ついに VISA の期限がくる

パスポート

その後も順調にお付き合いは続いたものの、国際恋愛には必ず付き纏う VISA 問題に私達2人ももれなく直面しました。

私はその頃、今住んでいる所から離れた田舎町へ行き、そこで2年間働けばオーストラリアの永住権がもらえる事を知っていました。

でも、彼と離れたくない気持ちが強く、中々決心がつかないでいたんです。

ですが時間は有限…刻一刻と迫る私の VISA の期限。

ゆっくりしていると、結局は日本に帰らなくてはいけなくなってしまうので、思い切って彼に相談してみました。

受け入れてくれた彼

彼は私の話を静かに聞いてくれました。

すると、「その田舎に行く以外でここに残れる道はないの?」と聞いてきたのです。

そこで私は、パートナー VISA について話しました。

オーストラリアにはパートナー VISA といって、結婚しなくても結婚と同じ様なディファクトというパートナー関係が認知されているんです。

いくつかの条件はあるけど、私達もその VISA を申請する事ができる可能性を話しました。

すると彼はすぐに、「じゃあ、そうしよう!」と言ってくれたんです!

まずは準備段階!

男性にパンを食べさせる女性

そこでまずは準備段階として、同棲する事にしました。

私は今まで住んでいた家を出て、彼が彼の姉と一緒に住んでいる家に転がりこむ形でした。

同棲が始まってからは毎日一緒にいるので、お互い不満が出たり、さらには彼の姉と一緒に住む事にストレスを感じていました。

ですが1年の同棲を乗り切り、無事にパートナー VISA を申請する事ができたんです!

彼の家族からもすごく良くしてもらい、毎回家族の行事には一緒に参加したりと、家族の一員として受け入れてもらえました◎

ついに家族になる時

膝まづいて女性にプロポーズする男性

同棲を始めて2年後、いつもの様に夕方公園にお散歩している時でした。

映画やドラマを観ているかの様に、ひざまづいて彼がプロポーズをしてくれたんです。

歳の差はあるけれど、色んな事を乗り越えて2人でやってきて、本当にこの人でよかったなと思えた瞬間でした。

人生何があるか分からない

2年前のオーストラリアに戻ってきたあの時の私は、まさかオーストラリア人と結婚するだなんて夢にも思っていませんでした!

長々と書きましたが、出会いって本当に分からないものだなと思います。

現在は約7年住んだオーストラリアを離れ、今は2人で日本で暮らしています。

彼が日本語をもっと学びたい!と譲らず、今年1月にほぼ勢いで引越してきました。

それでも毎日頑張って日本語を勉強しながら、私の両親と会話をしている彼を見ると私も頑張ろう!と思えます。

さいごに

腕を広げはしゃいでいる新郎新婦

彼は、日本での生活で早速、美容室帰りの私に両親の前でキスをしてきました。

そんな風に、いつでもどこでもハグをしてきたりと文化の違いで、気まずくなる事は多々あります。

でも、陽気な旦那との日本での暮らしはとても充実した毎日です。

まだまだこの先は長いですが、お互い尊重し合って生活していこうとそう思います。

あなたにも、素敵なオーストラリア人男性との出会いがありますように!

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