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韓国の食事マナーベスト11!礼儀の国・韓国は日本とこんなに違う!

韓国

先生の紹介

アイリコ
アイリコ
こんにちは♪韓国の釜山在住ライターアイリコです。
韓国旅行に行ってから韓国の文化に魅了され、独学で韓国語を習得。
現在は、韓国人の旦那と、韓国で生活しています。
現地のリアルな情報を、たくさん発信していきたいと思っています♪
どうぞよろしくお願いします。

Question
韓国人の彼氏の両親と食事に行くことが急遽決まりました。
ですが、韓国のマナーがわからず、とっても不安です。
韓国の食事マナーを教えてください。
おてらだ さん 千葉県 20代 事務職

教えて、先生!

先生先生
そのご質問に、韓国在住ライターのアイリコがお答えします!
みんなは、韓国は目上の人に礼儀が厳しい国は知っている?

恋する乙女恋する乙女
初耳だわ~!大人の人の横に立ってフォークとか拾うのかしら?

王子様王子
それは食事マナーというより、お手伝いさんデスネ…。

恋する乙女恋する乙女
じゃあ、何をすればいいのかしら?
手を拭いてさしあげるとか?

王子様王子

それは、行き過ぎデース…もっと、些細なことデスヨ!
ちなみに、目上の人と食事をする際に、気を付けることはこんな感じデース♪

  • 座る順番
  • 食べる順番
  • お酒のマナー

この記事は【3分】でササ―ッと読めマース

先生先生
韓国は、目上の人に対するマナーがとっても厳しい国です。
同世代間では、あまりないものの、年上の人と接する際は注意が必要です。
礼儀の正しさで相手を見る目も変わるので、とっても大切なポイントにります。
今回は、韓国の目上の人と食事をする際に必要な最低限の食事マナーをご紹介します♪

第11位:目上の人から先に席につく

韓国では、彼氏の両親や上司など、自分より目上の人が先に座ってから自分が席につくのが普通です。

儒教が浸透しており目上の人を敬う習慣が根強く残っている韓国らしいマナーですね。

座る座席にも意味があり、目上の人が席の奥になるようにしましょう!

お箸の準備は若い人・立場が下の人がする

着席したら、次にお箸とスプーンを準備しましょう。

準備する際には、年齢が多い方から先に置くようにしてください。

お水などを準備する際も同様なので注意してくださいね!

彼氏や他の人がやってくれるかもしれませんが、自分が気を利かせられたらいいですね♪

第10位:目上の人が食べるまでお箸を触らない

食事をする際、目上の方が食べるまでお箸を触ってはいけません

先に食べるように促された場合は、「先に食べてください」と一言、断りを入れるのが基本的なマナーです。

それでも、先に食べることを促されるのであれば、食べて大丈夫です!

場の雰囲気を壊さないように、楽しく食事をすることも大切ですよ。

第9位:お茶碗を持って食べない

日本ではお茶碗を持って食事するのが当然ですが、韓国ではお茶碗を持って食事をするのはマナー違反です。

食べにくいかもしれませんが、お茶碗はテーブルに置いたまま食事をしましょう。

お茶碗だけでなく、プレートなども同様に持ち上げずに食べるのが一般的です。

お皿に手を添えるのは問題ないので、食べにくいときはそっとお皿を固定するように持ってみてください。

第8位:お酒は目上の人につぐ

お酒を飲む際には、目上の人に自らお酌をするようにしましょう

便を両手で持って注ぎ、飲み口がコップにつかないように注意してくだい!

また、左手を右手に添えるようにしたらより品良く見せてくれます♪

お酌をしたら、今度は目上の人に自分がしてもらう番です。

その際も、コップは両手で持って、お酌をしてもらうようにしましょう。

第7位:お酒は口元を手で覆って右を向いて飲む

果物やワイン

乾杯をしたら、目上の人がお酒を飲んだのを確認してから、口元を手で覆うようにして飲みましょう。

また、右側を向いてお酒を飲むのも韓国の基本的なマナーです。

イメージしにくいと思うので、韓国の知り合いなどに聞いてみてくださいね!

お酒は、目上の人が飲み干したのを確認したら、注ぎ足すようにしてください!

第6位:ご飯を少しだけ残す

日本では出された食事はきれいに食べるのがマナーですが、韓国では反対に少し残すのがマナーです。

「食べきれないほど用意してくれてありがとうございます」という気持ちを込めて、少し残すことが習慣化しています。

とくに彼氏の両親や会社の上司など、目上の人と改まったレストランなどで食事をするときはどんなにおいしくても食べ切らないように注意しましょう!

第5位:取り箸は使わない

日本では、鍋や大皿から食事を取り分けるときは取り箸を使うのが一般的ですが、韓国ではどんな料理でも直箸が基本です。

韓国では一人ひとりが自分用の食事を注文するのではなく、大皿の料理を注文してみんなで分け合うことがよしとされています。

そして、自分が使う箸で取り分けることで、同じ料理を共有していることをさらに楽しみます。

取り箸や逆さ箸などをするとかえって変なふうに見られるので注意しましょう!

第4位:あぐら、または立て膝で座る

話しあう女性達

韓国人は座敷のお席で食事をする際は、あぐら、または立て膝で食べることが多いです。

かつて韓国人は韓服を着ており、あぐらや立て膝で座るのがもっとも韓服を美しく見せる座り方だったことから今でもこの習慣が残っています。

日本では行儀が悪いとされていますが、韓国のドラマなどで綺麗な女優があぐらや立て膝で食事をしているのを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

日本では礼儀正しいとされる正座は、韓国では罰を受けるときの姿勢なので改まった場所での食事には不適切です。

ただし、最近はテーブルのお席のレストランが増えてきたり、タイトスカートのときは正座を崩した座り方でもよしと考える方も多くなってきています。

第3位:食後は目上の人が立ってから席を立つ

ご飯を食べ終わった際も、目上の人が席を立ったのを確認してから立つようにしましょう!

先ほどの、目上の人が食べてから食べるというのと同様のマナーです。

どんな状況でも、自分から進んで立とうとするのは控えてください。

第2位:食器は縦向きに置く

もう一つの食器のマナーとして、韓国では食器を縦向きに置くという暗黙の了解があります。

日本ではお箸を食事の手前に横向きに置くのが一般的ですが、韓国ではお箸とスプーンをフレンチのように縦に置きます。

韓国料理はお箸だけでは食べにくい鍋やスープなどが多いので、お箸とスプーンをセットで用意することがほとんどです。

この場合、お箸は右側に、スプーンは左側に置くことも忘れないようにしましょう!

第1位:好きな料理・温かい料理は右側に置く

韓国では、好きな料理や温かい料理は冷めないうちに食べるほうがいいとされています。

そのため、好きな料理や温かい料理は食べやすいように右側に置くのが基本です。

右側は、先ほど紹介したようにお箸が近い場所ですね。

すぐに食べ始められるようにという配慮の意味もあるんですよ。

「すきなおかずは最後に食べたい!」派でも、温かいうちに食べることもマナーの一つなので、韓国の人と食事をするときは韓国のマナーに則って早めに食べてしまうことをおすすめします◎

さいごに

今回は韓国の食事マナーをご紹介させていただきました♪

日本では、よほど改まる席ではない限り、軽いマナー以外気にしませんよね。

しかし、お隣の国韓国では、気軽に食事に行く場合でも、目上の人がいる席ではマナーが厳しいです。

彼氏の両親や、親戚の方などと食事することになった際は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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