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【快適なトルコ旅行にするために】トルコ旅行時の注意点ベスト7

トルコ

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よよあてし
よよあてし
こんにちは!よよあてしです。私はオンラインでトルコ人彼氏と出会い、そこから3年間の国際遠距離恋愛を経て結婚したアラサー。現在は夫とトルコで2人暮らしをしています。私の記事ではトルコ人あるあるや、現地での生活について生の情報をお届けしています♪

はじめに

Merhaba!メルハバ(こんにちは)!

この記事では【快適なトルコ旅行にするために】トルコ旅行時の注意点ベスト7をご紹介しています。

2024年4月時点では、新型コロナウイルス感染症による渡航制限は大きく緩和され、再び海外旅行に繰り出す日本人は増えつつあります。

筆者の住むトルコ共和国にも、世界文化遺産や自然遺産を求め世界中から多くの観光客が訪れています。

トルコと聞けば、イスタンブール・カッパドキア・ケバブ・トルコアイス等を連想し、一度は観光に訪れてみたいと考える日本人も少なくありません。

さて、数ある海外旅行先からトルコを選んだ皆さんには、ぜひ安全で快適に旅行を楽しんでいただきたい、というのが私の願いです。

  1. トルコの常識
  2. イスラム教に関する注意点
  3. 盗難や詐欺の危険性

皆さんへトルコ旅行に関する生の情報を、ベスト7方式でお届けします!

上位の内容ほど重要視していただきたいものになっておりますので、ご理解ください。

この記事は5分で読めますので、ぜひ読んでいってくださいね♪

第7位:トイレ事情

トルコのトイレには和式と洋式があり、基本的な使用方法は日本のものと同様ですが、いくつか注意点があります。

・トイレットペーパーが無いことがある。
・備え付けのトイレットペーパーは流せない。
・和式トイレは自分で流すスタイル。
・洋式トイレにはウォシュレットがある。
・時々有料の公衆トイレがある。

トイレットペーパー問題

公衆トイレや大きなショッピングモールのトイレでは最初からトイレットペーパーが無かったり、ホルダーのみで中身が無いこともよくあります。

またペーパーがあったとしても、基本的にトルコのものは水に溶けないので、流さずに個室内に備え付けられたゴミ箱に捨てましょう。

日本から旅行へ来る際は「水に溶けるティッシュ」があるとトルコのトイレで大活躍しそうです!

和式トイレは桶で水を流す

トルコの和式トイレ内には小さな蛇口と小さな桶が設置してあり、蛇口から桶に水をくんで流すのが一般的なスタイルです。

観光地に限らず一般家庭にもこのような和式トイレがあるので、友人宅等を訪問した際も同じ方法で水を流しましょう。

ウォシュレットの使い方

トルコの洋式トイレにはウォシュレットがありますが、日本のものとは形や使い方が異なります。

洋式トイレに座った際、後ろや横を見てみると小さな蛇口があり、それをひねるとお尻の下あたりから水が出る仕組みです。

水は出ますが、お尻に直接水が当たるような角度に向いていないので、トルコ人はそこから出る水を使い、直接手でお尻を洗います。

これは慣れない日本人からしたらかなり抵抗があると思うので、私なりの解決方法をご紹介しておきます!

・日本から携帯用ウォシュレットを持参する。
・座る角度や深さを変えて水が当たるか試す。
・トイレットペーパーに水をつけて拭く。

有料トイレに注意

観光地の公衆トイレは有料の場合もあり、トイレの入り口にいる管理人さんにお金を払う必要があります。

料金は決して高価ではありませんが、現金を用意しておくとスムーズにトイレを使用することができます。

※有料トイレ利用時の料金相場をお伝えしたいところですが、現地通貨のトルコリラは価値変動が激しいので各自の料金表示をご確認ください!

第6位:祭日を知っておく

トルコには1年の中で大きな祭日やイベントがいくつかあり、人の流れや観光地の混雑具合に影響する場合があります。

・ラマザン(断食月)
・ラマザンバイラム(断食明けの祭日)
・クルバンバイラム(犠牲祭)

断食月は開いていないお店もある

断食月とは、イスラム教徒が朝の決められ時間から夜の決められた時間まで飲食をしない月のことです。

断食により日中何も食べられないのでレストランを利用する人が減り、お店が閉まっている場合があります。

バイラムは国内旅行者も増える

バイラムは日本で言うGWのような連休なので、学校や仕事が休みになり、トルコ人も帰省や旅行をします。

そのため観光地が混雑したり、車の渋滞が発生したり、遠方へ移動するためのバスチケットが売り切れたりします。

祭日は毎年少しずつずれる

ラマザンとバイラムはイスラム歴に合わせて開催されるため、毎年少しずつずれていきます。

インターネットで「トルコ 祝祭日 2024」とキーワード入力すると、日本からも祭日を調べることができるので、旅行の日程調整の参考にできます。

第5位:レストランでの注意

お水は有料?

注文をしなくてもペットボトルのお水が出てくるのですが、これは開ければ有料・手を付けなければ無料です。

日本では基本的にお水はサービスですが、トルコでは一口でも飲んだ時点で料金が請求されるので、注意してください。

サラダやパンが出てくる

例えばドネルを一皿頼んだ場合、サラダやソース・カゴに入ったパン等が先に出て来ることがあるのですが、これは既に料金に含まれているので食べても追加料金はありません。

ただし、メニュー表に載っているサラダを自ら注文した場合は、その値段がお会計で請求されます。

勝手にお茶が出てきた!

トルコ人はサービス精神旺盛なので、注文していなくても食後にお茶を出してくれることがあり、これは無料です。

しかしサービスで出てきたはずのお茶が、お会計時請求されてしまうことがあるので注意してください!

さらにウエイターから「お茶はいかがですか?」と食後に聞かれることがありますが、この場合は有料か無料かトルコ人でも分かりません。

なので「 Ne kadar?(ネ カダル?)」「おいくらですか?」と聞いて確認するのが安全です。

第4位:トルコでNGな行動

トルコに限らす、日本で一般的なハンドサインやリアクションが、海外ではNGとされることもよくあります。

以下の3つはトルコでしないように気をつけましょう。

・親指と人差し指でOKサインを作ること。
・物や場所を指差すこと。
・人をじっと見つめること。

OKサインには侮辱の意味がある

日本では指で輪っかを作り「OKいいよ!」と、肯定の意味で使われるハンドサインですが、トルコで悪い意味と捉えられてしまいます。

肯定や同意をジェスチャーで表したい場合は、親指を立てる「グッドサイン」なら大丈夫です!

人や物を指差さない

日本人は「ほら!あそこ!」等、人差し指で対象物を差すことがありますが、トルコ人は指先で物を指しません。

なぜなら指を差された人が「ケンカを売っているのか?」と勘違いしてトラブルに繋がる可能性があるからです。

人や物を指す場合は、手のひらを広げる動作の方が安全でしょう。

トルコ人をじっと見つめると・・・

まず女性をじっと見つめるのは、イスラム教徒としてやってはいけないことと考えられており、これは男性が女性をやましい目で見ないための教えです。

トルコは美女大国なのでついつい美しい女性に見惚れてしまいそうになりますが、男性の皆さんは特に注意が必要です。

また、男性が男性をじっと見つめると「ケンカを売っている」と思われてしまうことがあります。

トラブルに巻き込まれないよう、トルコ人を長時間見つめないように気をつけましょう。

第3位:野良犬や猫に注意する

トルコには動物の殺処分が無いことから、道端でたくさんの犬や猫に出会うことができ、トルコ観光の一つの魅力と考えられています。

狂犬病感染の可能性があります

日本で飼われているペットは当然ワクチンを接種していますが、トルコの道端にいる犬猫にワクチンが打たれているかどうかは判断が困難です。

トルコ政府も狂犬病対策のため野良犬猫の管理に務めていますが、何せ数が多いので残念ながらその管理は行き届いていません。

人懐っこい犬猫もいるので、動物好きの人はつい触りたくなってしまうかもしれませんが、感染症の危険性を考えると犬猫に触れることはあまりおすすめできません。

第2位:モスク観光時のマナー

モスクはイスラム教徒がお祈りに使用する寺院のことで、トルコの有名なモスクとしてはアヤソフィアやブルーモスクが挙げられます。

モスク内には観光客も入場することができますが、この時の服装や行動に注意する必要があります。

・女性は肌と髪を隠す。
・男性も短パンの着用は控える。
・お祈りをしている人の前を横切らない。

モスク入場時は服装注意

モスク内に入場する際は、特に女性は肌の露出をしてはいけないというのがイスラム教のルールで、これは観光客にも適応されます。

モスクでは髪や肌を隠すためのスカーフを貸し出しているのでそれをレンタルしても良いですし、自前の上着やスカーフを身につけても良いです。

お祈り中は前を横切らない

イスラム教徒はメッカに向かってお祈りをするので、前を横切るのはそれを妨げる行為になります。

お祈りをしているイスラム教徒を見かけたら、前ではなく後ろをそっと通りましょう。

マナーを守らないとどうなる?

マナー違反をしたからといって何か法的な措置が行われることはありませんが、マナーを守らない観光客が増えたとしたら?

イスラム教徒の皆さんは「自分たちの大切にしているものに観光客は敬意を払ってくれない」と外国人観光客にマイナスイメージを持ち、今後歓迎されない可能性もあります。

これらのマナーは、モスク内でイスラム教徒の皆さんに最低限の敬意を示すためのものです。

日本人が日本文化をよく理解している外国人に好感を抱くように、イスラム教徒の皆さんも自分たちの考えを理解してくれる外国人には好感を抱くのではないでしょうか?

第1位:盗難と詐欺は存在する

トルコは親日国だし、優しくて親切な方が多い!

このようなイメージはほとんど正しいですが、観光客や外国人を騙そうというトルコ人は一定数存在しています。

アジア人は狙われやすい

トルコ人からするとアジア人はお金持ちのイメージかあるので、盗難や詐欺・ぼったくりの対象になりやすいです。

また、アジア人女性にいかがわしい目的で近づいてくるトルコ人男性も一部存在しているので、女性は男性の甘い囁きに簡単になびかないように注意しましょう。

さらに盗難や詐欺の他「連れ去り」もあります。

男女2人でタクシーを利用しようとした際、先に女性が乗ったところでタクシーのドアを閉め、そのまま走り去るという事例もありました。

もちろん夜の外出(特に女性だけの場合)はおすすめできませんし、昼夜問わず大通り以外の道を通るのは土地感がなければ控えた方が良いと思います。

常に危険と隣合わせ

新日国のトルコでも他の海外と同様に、危険を予測し盗難対策をしたり慎重に行動したりする必要があります。

盗難対策もそうですが、目の前のトルコ人が本当に信用できる人かどうか疑いから入ることをおすすめします。

優しそうに見えて、こちらが思いつかないような悪巧みをしているずる賢いトルコ人も残念ながら存在しています。

トルコ旅行に訪れる皆さんの身に危険が及ばないよう、対策と心の準備をすることを強くおすすめします。

さいごに

【快適なトルコ旅行にするために】トルコ旅行時の注意点ベスト7をご紹介してきました。

正直、筆者自身初めてトルコを訪れた時「こんな情報を事前に知っておきたかった!」と感じたことを中心に書きました。

日本と比べると危険や注意しなくてなはならないことの多いトルコですが、最低限の危険意識を持って対策をしておけば、もちろん十分楽しめます。

トルコは日本と歴史も文化も宗教も異なりますが、本来は明るく人情に熱いトルコ人がおもてなしをしてくれる、とっても魅力的な国です!

これらの注意点を事前に知っておくことで、みなさんのトルコ旅行がより快適で楽しいものになることを祈っています。

それでは!Tekrar görüşürüz!

テクラルギョルシュルズ(またね)♪

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