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トルコ人男性と結婚するにあたって知っておくと良いこと!ベスト6

乾杯している男女
トルコ

Question
私は、今トルコ人男性とお付き合い中で、結婚も考えています。
結婚後はトルコに住む予定なのですが、日本とは距離があるせいか、情報があまりありません。
なので宗教や文化の違い、あらかじめ知っておくと良いことを教えて欲しいです。
naoko さん 千葉県 30代 高校教師

教えて、先生!

チィー先生先生
その質問に、トルコ人男性を旦那さまに持つトルコ在住ライターのチィーがお答えします。
皆さんトルコ人と結婚を考えた時、何を知っておきたいですか?

恋する乙女恋する乙女
やっぱり、食事に関してかな?
世界三大料理の国だから楽しみ!

王子様王子
トルコはグルメの他にも、トルコ絨毯、ベリーダンス!
あと、国民のほとんどがイスラム教だったりしますネー

恋する乙女恋する乙女
そういえば、トルコ人女性ってスカーフ付けてるイメージないような?

チィー先生先生
たしかにトルコは、そのあたりは割とユルいかもしれないわね~!
ヨーロッパと同じように、街中でキスしているカップルも沢山いるわよ!

王子様王子
Wow~現代的!
ちなみにトルコ人と結婚した際に知っておくと良いことはこんな感じデース。

  • ラマダンがある
  • 家事は女性の仕事
  • 白米文化がない

この記事は【5分】でササ―ッと読めマース

チィー先生先生
トルコと日本では価値観も文化も違うので、初めは驚きの連続でしょう。
今回は、あらかじめ知っておいた方がいいと思うことを、現地から私の目線でご紹介します!

6位:ラマダンがある

大量の食材

トルコでは毎年約1カ月ほど、断食期間があります。

この断食期間を「ラマダン」といいます。

トルコ人が、ラマダンを行う理由は。

「飲み物や食べ物を絶ち、空腹を体験することで、食事への感謝を育む」

「食べ物を創造してくれた、神への感謝を示すため」とされています。

また、断食期間は、性行為・悪口・噂話も禁止です。

「神への献身を深める期間」なので、禁欲するのだそう。

ラマダンのルール

「ラマダン」にもルールがあります。

病気の人や妊婦さんなど、特別な事情がある人は、ラマダンは免除されます。

私も移住後、初のラマダンに参加しました。

断食なんて初めてのことなので、初日はとても苦痛でした。

食べ物だけならまだしも、飲み物も飲めない時間が16時間ほど続く…。

これが、想像以上にハードなんです。

断食明けは、水がとても美味しく感じられたのを覚えています。

味覚が鋭くなり、何を食べても美味しく、心底食事に感謝しました。

トルコに嫁ぐとラマダンは、「避けることが出来ない大切な行事」となります。

5位:家事は女性の仕事

キッチンで料理しているカップル

トルコでは、家事全般はすべて女性の仕事とされています。

トルコ人夫婦の家に、招待された時。

共働きであるのにもかかわらず、奥さんだけが忙しく動きまわっていました。

旦那さんは、ソファーに座り、全くお手伝いする気配はなし。

当時婚前だった夫に、「何故旦那さんは、奥さんのフォローをしないの?」と尋ねてみたところ。

「共働きであろうと、家事は女性の仕事」という答え。

日本でいう「亭主関白」的な回答に、少々びっくりしました。

トルコでは、男女の役割がはっきりしているようです。

トルコの女性は家庭的

トルコ人女性を見ていると、家事が得意な女性が、非常に多い事に気づきました。

特に、食文化が盛んなトルコでは、小さい頃から母親に、料理をみっちり仕込まれるんだとか。

晩婚化が進んでいる日本に比べ、トルコでは多くの男女が、20代になると結婚を意識します。

家族を大切にする国民性のトルコ。

「結婚しない」という選択肢は、あまりないのかもしれません。

国際結婚では…

国際結婚である私たちは、ちょっと違います。

家事は、できる方が行うスタイル。

トルコ料理に関しては、夫に教えてもらいながら、一緒に作っています(笑)

夫の家族も、とても柔軟で親切。

相手の国の背景を知り、理解したうえで、歩み寄っていくこと。

これが、夫婦円満の秘訣であると、改めて感じます。

4位:白米文化がない

おにぎりの上に乗ったお肉

トルコには、「白米文化」がありません!

これは、私にとっては、非常に大きな問題でした。

トルコの主食は「パン」です。

白米大好きな私にとって、白いほかほかご飯が食べれないというのは、本当にショック

ピラフのように味付けされているお米メニューが、レストランにあるだけです。

トルコのお米はタイ米に近い?

また、トルコには炊飯器がない!

一度お鍋で、白米を炊いてみたことがあります。

しかし、お米の味は、日本のそれとはちょっと違いました。

タイ米に近い感じだと思います。

トルコ料理は、とても美味しいですが、ときどき日本食が恋しくなるんです。

トルコで日本食を食べる方法

ノリで巻かれたおにぎり2つ

トルコで生活を始めて、1カ月目のこと。

私は、日本食が恋しくて恋しくて、仕方ありませんでした。

日本から持参した、顆粒だし・白米・インスタントみそ汁・醤油・わさび・梅干し・緑茶・お茶漬けの素。

これ、めちゃくちゃ重宝しました!!

トルコの「タクシム」という地域には、日本食のお店もあります。

でも、ふと白いご飯が恋しくなった時。

日本食ストックが家にあれば、心地よく生活できると思います。

食事が変わると、ストレスを感じやすくなってしまいますよね。

少しでもストレスなく生活できるように、事前に準備することは、大切かと思います。

3位:トリートメントを使わない

後ろを向いて両手で頭を抱えている女性

トルコでは、シャンプーの後に「トリートメント」をする、という習慣がありません。

元美容師である私とって、衝撃的過ぎる事実でした。

トルコ人は、どのようにしてキレイな髪を保つのか?!

お店に買いに行っても、シャンプーしか置いていません。

やっと見つけたと思ったら、めちゃ小さいトリートメントだったりします(笑)

シャンプーも、日本のものより成分が強いかも。

トルコの水質はほとんどが「硬水」なので、シャンプーだけだと、きしんでしまいます。

髪にこだわりがある人は、必ず日本から持参してくださいね。

トルコの美容院事情

トルコでは、「美容師免許」というものが存在しません。

独自で勉強をして、サロンを開いている人が大多数です。

美容師学校もありますが、「美容師免許」自体が不要なので、通う人は少数派。

技術レベルも、はっきり言って低いです。

トルコで美容院に行く前は、必ず技術レベルや口コミ調査をしましょう!

2位:お手洗いが少ない

トイレの看板

トルコの街には、日本のように「お手洗い」がありません。

デパートにはさすがにありますが、公園やちょっとしたストリート街などにはありません。

カフェにも、トイレがないケースもあります。

意外ですが、トルコのカフェの数は日本以上!

ですが、トイレの設置数は、日本の半分以下ほどです。

トルコのトイレ対策

結婚した当初、出かける時は本当にひと苦労でした。

特に、トイレが近い女性にとっては、切実な問題だと思います。

出かける前は、「あまり飲み物を摂らない」など、工夫した方が良いかもしれません。

ちなみに、観光地や公園、屋外に設置されているお手洗いは、利用料金 1TL(16円)が必要です。(2020年調べ)

1位:家族の付き合いが密

座って海を見ながら肩を組んでいる男女

トルコ人は「家族との時間」を大切にします。

週末には家族で集まり、朝食を食べ、日中は雑談やゲーム。

そして、そのまま一緒に夜ご飯を食べる、という流れがあります。

要するに1日中、家族と一緒(笑)

お祝い事など、何かと家族で集まる機会も多いです。

しかも、トルコ人はおしゃべりが大好き!

一度集まると、おしゃべりは永遠に続きます(笑)

トルコ語がわからなかった時

トルコ語が、今のように堪能でなかった頃。

家族が何を話していてるか、全く理解できず、とても退屈な思いをしました。

頼りの綱は、日本語ができる夫だけ。

ひとときも、離れて欲しくなかったです。

トルコに来た当初は、そんな環境に慣れず、完全にホームシック。

毎日、「日本に帰りたい…」と思っていました。

私の対処法

テーブルの上に置かれたコーヒー

ですが、ある時期から「日本人だからしょうがない」と割り切れるように。

それからは、言葉がわからなくて退屈な時は、いったん席を離れて、自分の部屋で過ごしたり…。

行きたくない時は、「今日は○○をしたいから家にいる」と伝え、自分の時間を大切にするようにしました。

自由に振る舞うことで、ストレスが減り、家族とも良い距離で付き合えるようになったんです。

お互いを尊重し合う

トルコ人男性は、とても奥さんを大切にする人が多いです。

夫の家族も、イスラム教の教えを、強要したりはしません。

日本人である私を、尊重してくれていると感じます。

お互いが尊重し認め合うことが、国際結婚の円満の秘訣だと思います。

最後に

手を重ねハートマークを作る新郎新婦

いかがでしたでしょうか?

今回は、私の経験から、トルコ人男性との結婚で知っておくべきことを紹介しました。

国際結婚は、日本人同士の結婚よりも、大変なことが多いです。

しかしそれ以上に、毎日新しい発見や気づきがあり、楽しいことも沢山!

経験の幅も広がり、とても貴重な体験が出来ます。

お互いの違いを認め、尊重することは、全世界共通で大切なこと。

この記事を読んでくれた方が、素敵なトルコ人と巡り会えますように。

それではまた逢いましょう!!!

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