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現役銀行員妻が語る!バンカーと結婚するメリット&デメリット ベスト10

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金田 実のり
金田 実のり
ドラマ「やまとなでしこ」の影響で玉の輿に憧れていた若かりし頃…心理テクやモテテクをあれこれと駆使し己の大恋愛時代を生き抜くも、現在は身の丈に合う夫と生活、そして平凡な幸せを手にしたアラサー女。

(◎メリット)第10位:良い印象を持たれやすい

銀行員の知られざる実態とは…?!

少し前までは「なりたい職業ランキング」の中でも上位にランクインしていた「銀行員」。

1999年放送のドラマ「魔女の条件」では、松嶋菜々子演じるヒロインの婚約者(別所哲也)が「銀行員」なんて設定もありましたね。(懐かしい…笑)

放映当時は銀行員と付き合うことに憧れる女性も、一定数存在したのではないかと想像します。

現在でも「就職先人気ランキング」や「年収ランキング」で時々見かける「銀行」ですが、果たしてその実態は如何に・・・?!

ということで、今回の記事では、元銀行員でありながら現役銀行員の夫を持つ私が、「銀行マンあるある」も交えつつ、銀行員と結婚するメリットとデメリットをご紹介します!

「バンカーと結婚したい!」という人や、「銀行員と交際しているけど、結婚生活が大変なのでは…?」と不安に思っている人、少しでも参考になれば嬉しいです♪

銀行員夫は、「親ウケ」バツグン?!

まず銀行員のメリットとして紹介したいのは、世間的に「ちゃんとした人」という印象を持たれやすいという点です。

特に50代以上の世代は、銀行員に好印象を持っている傾向が強いです。

おそらく、多くの人が「銀行=安泰」「銀行員=真面目」というイメージを持っているのではないでしょうか。

正直銀行も、ネット銀行の台頭や他業種の参入、長引く低金利等により、景気が良いわけではありません。

また、銀行員でも犯罪行為をする人だっているのですが、長年定着しきった銀行員へのイメージは、今も変わることはありません。

このため、「親に安心して紹介できる彼氏の職業」としては、銀行員」は申し分のない職業だと思います◎

(◎メリット)第9位:お得に買い物ができることがある

銀行員は、取引先の商品をお得に買える?!

「銀行員の妻目線」で嬉しいと思うことは、お得にお買い物できるチャンスがあること!

銀行員は、取引先の企業から商品購入の協力を依頼されることが多々あり、中には割引をしてくれる企業さんもあります。

特に、イベントシーズンはお知らせが豊富!

クリスマスの時期にはケーキ屋さんからクリスマスケーキを安く買えたり、酒屋さんからはシャンパンやワインを優待価格で購入できたりします◎

中には「お付き合いで…」と嫌々買う人もいるかもしれませんが、もちろん無理に買う必要はないですし、むしろ私としては大変ありがたく、チラシを見てるだけでワクワクします。(笑)

お買い物好きの銀行員妻には、嬉しいこと間違いなしです!

(◎メリット)第8位:お得な制度を知っている

投資のイメージ 積まれたコイン

銀行員夫は、家庭の専属ファイナンシャルプランナー?!

銀行員は「お金のプロフェッショナル」ですから、お金に関する制度や経済動向などをタイムリーにチェックしています。

このため、プライベートでも使える「お得な情報」を持っていることが多いのです。

例えば、NISAや保険料控除といった税制優遇についても詳しいですし、住宅ローンに関する減税制度や給付金等についても知識があります。

また資産運用も銀行員の守備範囲ですから、投資信託や外貨預金といった運用商品の買い時や売り時のアドバイスもしてくれますよ◎

「知っている人だけがトクをする」なんて情報もありますから、お金に関する情報量の多い銀行員は、家族に1人いると有利かもしれませんね◎

(◎メリット)第7位:お得に住居を借りられる

煉瓦造りの家

銀行勤務は、お得な費用で家を借りられる?!

全国区の銀行限定かもしれませんが、銀行員はお得に住居を借りることができます。

銀行の総合職は全国転勤があるため、転居を伴う異動があった場合、社宅を用意してもらえたり、家賃を補助してもらえたりするのです。

「社宅」というと、ドラマ「半沢直樹」で上戸彩演じる花ちゃんが、人間関係に奮闘するシーンが印象的でしたよね。

「奥様同士の関係性が複雑」というイメージのある「社宅」ですが、社宅以外の選択肢を検討することも可能ですし、今は社宅自体が減少傾向にあるように感じます。

仮に自分で住まいを見つけてきた場合であっても、条件によっては銀行が敷金・礼金を負担、もしくは立替してくれるところもあるようです。

各行の規定にもよりますが、転勤の多い銀行では、比較的住居のサポートは手厚いと言えるでしょう◎

(◎メリット)第6位:お金に慎重・潔白

貯金箱

銀行員は、借金しない?!

銀行員は入社時より、プライベート面のお金についても指導されます。

「銀行員たる者、私生活でもお金に潔白であるべき」と、散々摺り込まれるのです。

例えば、消費者金融、いわゆるサラ金には手を出すな等と、耳にタコができるほど聞かされます。

また、FXやギャンブルなどの賭け事もNGです。

株取引も、インサイダー取引を疑われるリスクがあるため、絶対にNGというわけではないのですが、株を買うために面倒な申請が必要となるため、株をやっている人もほとんどいません。

このため銀行員夫であれば、奨学金や住宅ローンを除き、借金がある人はほとんどいないでしょうし、「実はFXで大損していた!」「変な投資詐欺に引っかかった!」なんてリスクもほぼないでしょう◎

(◎メリット)第5位:銀行手続きを任せられる

お札を数える様子

銀行員夫なら、現金・新札の用意がラクラク?!

銀行の営業時間は、基本的に平日の9時〜15時と限られているため、なかなか店舗に行く時間を確保しづらいですよね。

しかし銀行員であれば、ほぼ毎日銀行手続きが可能ですから、単純な手続きなら、銀行マンの旦那さんに任せることができちゃいます◎

例えば、「友人の結婚式のご祝儀や出産祝いで新札が必要だけど、用意する時間がない!」なんてこと、ありませんか??

私が現役銀行員時代は、毎回自分の配属先の店舗で新札両替をしていました。

銀行を退職した後は、毎回夫にお願いしています。(笑)

今はキャッシュレス決済が浸透してきていますが、やはり冠婚葬祭などで突然現金が必要になる時がやってきます。

子供がいる場合は、行事費や物販購入の集金を、現金で用意しなくてはならないこともあるでしょう。

こんな時、銀行員夫がいれば、いつでも銀行手続きをお願いできるので、何気に助かっています◎

(◎メリット)第4位:好きなタイミングで連続5日以上の休暇が取れる

銀行員は、お得に旅行ができる?!

銀行員は、本人の好きなタイミングで5日間の連続休暇を取得することができます。

正確には、取らなくてはいけません。

実情は分かりかねますが、銀行は行員をしばらく業務から離している間に、当人が不正な行為をしていないかを確認するよう、金融庁から命じられているのです。

まあ銀行側の事情はなんであれ、好きなタイミングに連休を取れるのは銀行員の特権。

土日祝日を含めてしまえば、なんと10連休以上にすることもできちゃいます…!

長期間の休暇が取得できるので、海外や遠方への旅行もしやすく、さらには価格が安いタイミングを狙うことができますよ◎

(◎メリット)第3位:休日がカレンダー通り

カレンダー

銀行員は、家族との時間を確保しやすい?!

銀行員は基本的にカレンダー通りの出勤のため、土日祝日はお休みです。

週末休みが当然の人からすれば、「どこがメリット?」と思うかもしれませんが、旦那が土日祝休みというのは、意外と重要なんです…!

第一に、子供と過ごす時間を確保しやすくなります。

学校によっては土曜に授業があるところもありますが、基本的にフル授業は月~金で、土日祝はお休みですよね。

平日は残業などで子供とコミュニケーションを取れないことも多いですから、お休みの日に一緒に過ごせるという点は、ファミリーにとって大切なことでしょう。

週末休みは、夫婦関係にとっても重要?!

子供がいない世帯においても、2日以上の連休は重要なポイント。

カレンダー通りの休日ということは、土曜・日曜と、少なくとも2日間は連続して休むことができますよね。

私は以前、ネット銀行にシフト制で勤めていたことがありますが、2連休すら貰えないこともしばしば・・・

飛石の休みでは、なかなかリフレッシュできませんし、私の場合、シフト勤務がきっかけで、夫婦のスキンシップが減りました。

平日の仕事終わりや、次の日が仕事だと、なかなか夫婦の時間よりも、睡眠や休息を優先したくなってしまうのです。

その点、連休なら夫婦の時間も確保しやすいですよね◎

もちろん、一泊2日の弾丸旅行や、土曜はアクティブに遊んで日曜はゆっくり疲れを癒す、なんて過ごし方もできます。

とにかく、2連休というだけで、選択肢が広がりまくるのです!

家族との時間を大切にできますし、どんなに先の予定でも、カレンダーを見れば休みが分かるので、旅行や外出のスケジュールを立てやすい、というメリットがありますよ◎

(◎メリット)第2位:役職者の給料が高い

ユーロ紙幣

銀行員の給料は、エスカレーター式?!

日本全体の平均年収と比較すれば、銀行員の平均年収は高いと言えるでしょう。

そんな銀行の給与体系ですが、実は未だに「年功序列」の色が残っています。

このため、20代〜30代前半のうちはそれほど良いお給料ではありませんが、管理職クラスになると急角度で年収が上昇していきます。

優秀な人は30歳前後から給料の階段を登ることができるので、40代には年収1,000万超も夢ではありません。

また、たとえポンコツ銀行員であったとしても、相当な問題のある人でない限り、勤続年数さえ長ければ、最低限の役職までは上げてもらうことができます。

エリート銀行員と比較すると年収の上昇スピードは緩やかになりますが、「50代で平社員」なんてことは滅多にないでしょう。

未来のことは分かりませんから、結婚相手が将来出世するかどうかを見極めるのは難しいですよね。

もちろん、有能な銀行マンと結婚できればなお勝ちですが、結婚相手が銀行員であれば、ある程度の生活は約束されるでしょう。

(◎メリット)第1位:クビや破綻リスクが少ない

スマートフォンを操作する男性

銀行は、安定業種か??

銀行に就職する理由として、「安定しているから」という意見を挙げる人も多いです。

社会活動をしている人なら、誰でも銀行口座を持っていますから、銀行はインフラ業種といっても過言ではないでしょう。

もちろん、景気が悪くなれば、銀行も「金利」の影響を受けるため、ダメージゼロとまではいきません。

しかし景気が悪いからと言って、お客様が銀行の口座を解約することはないですし、銀行での支払いや振込みといった手続きを、極端に控えることもありませんよね。

このため銀行は、電気ガス水道・公共交通機関等に次いで「安定的な企業」と言っても良いでしょう。

銀行は、潰れない?!

公共性の高い安定業種とはいえ、銀行も民間の営利企業。

一般企業ということは当然、財務状況等により破綻するリスクもありますが、現代において実際に銀行が潰れるということは考えにくいです。

もしも経営が困難になった場合は、おそらく他の銀行や金融系の会社に吸収合併されることが最有力でしょう。

万が一、どこの銀行からも救いの手が差し伸べられなかったとしも、国からの資金で助けてもらうことができます。

銀行が潰れれば、自由にお金の取引ができなくなり、多くの法人・個人のお客様に迷惑がかかるだけでなく、銀行と取引をしている公的機関にまで影響を及ぼします。

そんなことになれば、日本中大混乱必至ですから、国としても銀行に潰れてもらっては困るわけですね。

多少のボーナスカットはあり得るかもしれませんが、「職を失い路頭に迷う」なんて状況になることは、そうそうあり得ないでしょう。

(△デメリット)第10位:飲み会が多い

銀行員夫のデメリット△

さてさて、ここからは銀行員と結婚する「デメリット」についてご紹介していきます!

メリットもデメリットも、コインの表と裏。

人によってはポジティブに受け取れる内容もあるかもしれませんが、「現役銀行員妻の苦悩話」にお付き合いいただけると幸いです。

銀行員は、定期的に飲み会を開催?!

まず初めにご紹介したいのは、「飲み会の頻度が多すぎる」ということです。

銀行は少なくとも年に4回は大規模な異動シャッフルが行われ、毎回支店や部署内の誰かしらが入れ替わります。

このため、3か月に1回は歓送迎会、加えて年末年始には忘年会や新年会が開催されるのです。

新型コロナウイルスが流行し始めてからは、飲み会は控えられるように・・・なったのも束の間、最近は少人数に小分けし複数回開催されるようになり、むしろ飲み会の頻度が増加傾向…。(笑)

「旦那さんにはお家にいて欲しい!」という奥さんには、ちょっと寂しいかもしれませんね。

(△デメリット)第9位:お盆休みがない

川のカバンを持って歩く男性

銀行員には、夏休みがない?!

銀行員はカレンダー通りの勤務のため、カレンダー上「土日祝」でない日は、出勤日です。

世間では8月15日前後にお盆休みがありますが、カレンダー上は「平日」のため、銀行員にお盆休みはありません。

特に子供がいる世帯は、夏休み期間中、ママだけで子供の面倒を見るのは大変ですよね。

たまにはパパにも手伝って欲しいところですが、残念ながら、そういうわけにはいかないのです…。

またお盆は家族で帰省を考える家庭も多いと思いますが、夏休みのない銀行員は帰省できたとしても、わずか数日しか滞在できません。

もちろん、ちゃんと申請をすれば、お盆時期に有給休暇が取れることもありますが、基本的に銀行員夫には、お盆休みはないと思っておきましょう。

(△デメリット)第8位:正月休みが短い

銀行員の年末年始休みは、短すぎる?!

第9位の「お盆休みがない」に続けて、員には「正月休み」もありません!(泣)

一般的に年末年始は12月28日が仕事納め、12月29日から1月5日頃までがお正月休み、という企業が多いでしょう。

しかし、カレンダーをよーく見てみると…土曜日曜と重ならない限り、12月29日・30日、1月4日・5日は平日扱いなのです。

そして銀行員が最もガッカリするのは、12月31日~1月3日が土日に重なる年…。

銀行員にとって最悪な年末年始はこんな感じ↓

12月29日(木) 出勤
12月30日(金) 出勤
12月31日(土) 休み(土曜重複)
1月1日(日) 休み(日曜重複)
1月2日(月) 休み
1月3日(火) 休み
1月4日(水) 出勤

「いや正月の恩恵、2日と3日の2日間しかない~~~!!!(泣)」

というわけで、年末年始に帰省や旅行を考えている場合、思ったよりも休みが短い!なんてことがよくありますので、お気を付けください。

家族の都合でお休みを長くしたい場合は、有給休暇を活用してもらいましょう!

(△デメリット)第7位:若いうちは給料が少ない

お札を持っている男性

若手銀行員の給料は、割に合わない?!

メリットの第2位でもご紹介しましたが、銀行には「年功序列」の風潮があります。

銀行員の平均年収は日本全体の平均年収と比べて高いため、「銀行員=高給取り」といったイメージを持つ人もいるかもしれませんが、銀行員の平均年収を引き上げているのは、管理職クラスのおじ様方。

銀行はストレス度の高い職場のため、肉体的にも精神的にも疲労が溜まりやすいですが、若手のうちはストレスに見合わないお給料しか貰えないのです…。

中には「銀行員と結婚すれば裕福な生活ができる!」と思っている人もいるかもしれませんが、それは一昔前のお話…。

20代のうちは、思っているよりもお給料が安いので、あまり期待しすぎないようにしましょう…!

(△デメリット)第6位:異動・転勤が多い

銀行員は、2年に1回転勤する?!

銀行員は「転勤が非常に多い」と言われている職業です。

事実、銀行員は大体2年に1度は、転勤や異動が発生します。

これは取引先のお客様との仲が深まっていくと共に、「銀行員 対 お客様」という立場が崩れてしまうことを防止するためです。

例えば、お客様を慕いすぎて融資の審査に感情を持ち込んでしまう…、銀行員という立場を悪用しお客様からお金を騙し取る…、なんてリスクが想定されます。

不祥事を未然に防止するためにも、銀行員は定期的に勤務地を変えなくてはならないのですね。

私自身も銀行員時代、何回か異動を経験しましたが、勤務場所が変わると、当然、通勤経路や通勤時間も変わります。

転勤が多くてツラかったことは、その度に「生活リズムを立て直す必要がある」ということ。

そしてこれは、これは同居している家族も一緒です。

起床時間や帰宅時間が変わると、食事の時間なども変わりますから、家族の立場からしても、慣れるまではツライかもしれませんね。

(△デメリット)第5位:朝が早い

銀行役席者は、AM7:00に出勤している?!

銀行員は、朝が早いです。

私が現役銀行員だった時代は、定時に関係なく、8時前には支店に集合することが暗黙のルールでした。

役職者ともなると、7時台から最寄り駅に到着し、カフェ等で時間を潰してから支店に向かう人も。

なぜ、銀行員はこんなにも早朝に出勤するのか。

それは、銀行は何があっても朝9時に開店しなくてはいけない、という法律があるからです。

万が一9時に開店できなかった場合には、銀行としてかなりマズイことになりますし、支店長をはじめとする役職者は弱小店舗に飛ばされるなど、出世コースから脱落します。

このため、銀行員は不測の事態に備え、早めに就業する文化があるのです。

台風だろうと大雪だろうと、関係ありません。

台風や大雪の前日は、支店や近隣のホテルに泊まってまで、8時前後には開店準備に取り掛かります。

旦那さんの朝が早いと、朝ご飯の準備やお見送りも早くて大変ですから、奥さんへの負担も大きいかもしれませんね。

(△デメリット)第4位:残業が多い

スーツのジャケットのボタンをとめる男性

銀行員夫は、残業が多い?!

最近は銀行も残業時間を減らす取り組みを行っていますが、やはり繁忙期には残業を免れません。

銀行が最も忙しいと言われている時期は、いわゆる決算期末の3月・9月。

公共性の高い企業とはいえ、銀行も民間の営利団体ですから、決算期には数字を積み上げていく必要があるのです。

また、この時期は銀行以外の企業も決算期のところが多いため、銀行取引の件数も増加します。

このため3月・9月は仕事量が多く、残業必至。

さらに銀行員は元々朝が早いため、家にいる時間はほとんどありません。

「旦那は家にいないのがイチバン!」という方にとってはメリットかもしれませんが、家庭内のことは全て奥さんに負担がかかるので、この時期は夫婦共々大変です…。

銀行員は、突発的な残業も?!

そして銀行員にありがちなのが、突発的な残業

銀行は1円たりとも、お金の計算を間違ってはいけませんから、「勘定が合わない!」「切手・印紙が足りない!」なんてことになると、解決するまで帰ることができません。

また銀行で取り扱う書類の中には、非常に機微で重要な書類が含まれます。

万が一、「あの書類がない!」なんてことになれば、支店全員で引き出しやごみ箱をひっくり返して一斉捜索が始まり、当然、見つかるまでは帰れません。

結婚記念日だろうが家族の誕生日だろうが関係なく、いつでも突発的な長時間残業になるリスクがあることを、認識しておきましょう。

(△デメリット)第3位:遠方・海外転勤がある

飛行機

銀行員の引越しは突然に?!

「銀行員は転勤や異動が多い」ということは既にご紹介しましたが、全国区の銀行やメガバンクでは、転居を伴う転勤も考えられます。

そして最悪なのが、マイホーム購入後の地方転勤。

賃貸であれば比較的気軽に引越しできますが、持ち家の場合は家族全員で一時的に転居するか、旦那さんに単身赴任してもらうかなど、いろいろ検討しなくれはなりません。

特に子供がいる世帯は、転校させるかどうかなど、非常に繊細で悩ましい問題を抱えることになります。

しかも、銀行員の異動は突然告げられます。

事前に「ありそうかも…」レベルで察することはできるのですが、確定を知らされるのはどんなに早くても1週間前といったところでしょうか。

余談ですが、銀行が直前に異動を告げるのは、その銀行員が万が一不祥事をやらかしていた際、バレないように工作する時間を、与えないようにするためです。

さらにさらに、最近は地方銀行でも海外拠点を持っていたり、海外の金融機関と提携していたりするケースが増えています。

このため、突然の海外転勤も、無いとは言い切れないのです。

一般的に海外で働けるということは、銀行員のステータスでもあるのですが、正直、海外転居はハードルが高いですよね…。

生活の変化を楽しめれば良いのですが、銀行員夫を持つ妻は、突然の「生活リズムや環境の変化」を覚悟しておく必要があるでしょう。

(△デメリット)第2位:リタイアが早い

銀行員の定年は、50代?!

一般的に定年退職の年齢といえば、60歳~65歳が多いでしょう。

しかし銀行の場合は、55歳頃から銀行員としてはリタイアし、関連会社や取引先企業に出向、もしくは転籍させられることが一般的です。

運よく銀行内に勤務することができたとしても、職位退職とし、前線からは退くことになります。

優秀とされる銀行マンであれば、グループ会社や関連会社への出向となり、そこそこのお給料が貰える可能性が高いです。

一方、それほど評価が高くなかった銀行マンの場合は、取引先企業等への転籍となり、給与体系が大きく変わるリスクもあります。

今まで激務に耐えてきた銀行員ですから、少し早めにゆっくりできるのは、本人にとってはメリットかもしれません。

ただし、家計を管理する妻からすると、「その時になってみないと収入のレベルが分からない」というのはリスクと言えるでしょう。

(△デメリット)第1位:ストレス値が高い

銀行員はストレス値が高い?!

ストレス社会で働く日本のサラリーマン、中でも銀行員はストレスを感じやすいと言われています。

銀行員はなぜストレスが溜まりやすいのかというと、これは理由を挙げたらキリがありません。

そもそも、1円たりとも計算を狂わせてはならない神経を遣う仕事ですし、ノルマや目標・期日に追われる日々を過ごすだけでも、結構なストレスを感じることでしょう。

また銀行では、一度失敗したら、挽回が利きません。

仕事で大きなミスをしてしまった場合、出世コースからは外れ、小さな支店や弱小部署に異動となり、同期や知人にコソコソ噂される未来が待っています。

「失敗できない」「ミスしてはいけない」というストレスは、計り知れない大きさと言えるでしょう。

切り替えが上手にできるうちは良いのですが、忙しい時期は家でもイライラという状況にもなり得ります。

銀行員の妻は、パートナーとしてストレス発散のサポートしてあげるられるよう、心掛けましょう。

さいごに

手を繋いで歩く新郎新婦

銀行員との結婚は幸せか??

さて、ここまで銀行員と結婚するメリットとデメリット、それぞれ10個ずつご紹介してきました。

「銀行の常識は世間の非常識」なんて言葉が存在するくらいですから、少し変わった銀行の文化に、驚いた部分もあったのではないでしょうか。

ちょっと特殊な「銀行員」ですが、働き方の特徴を把握しておけば、お互いに良いパートナーになれることと思います。

少なくとも私の場合は、「元銀行員だから」ということもありますが、十分幸せな結婚生活を送れていると自負しています◎

銀行員と交際中の方、好きな人が銀行員という方、少しでも参考になる情報がありましたら幸いです♪

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