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おおらか?それとも適当?!一緒に働くと見えてくる。インド人の口癖TOP10

インド

はじめに

待つ男性

今年人口が世界一になったインド

「インド」という国に対してはなんとなくイメージが沸くけど、「インド人」といわれるとどのような国民性かはご存じない方も多いのではないでしょうか。

インド人って、実はめっちゃ興味深い

今回は、インド人スタッフの上に立つわたしが思う「インド人の口癖TOP10」をご紹介します!

  1. 突拍子もないインド人の発言
  2. 言葉はいつもストレートで、他意のない純粋なインド人
  3. そんなインド人が大好きだなぁ、と実感する毎日

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※この記事は5分で読み終えられます◎

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第10位:Resign. / 辞めます。

悲しむ 絶望 男性

それはある日突然やってきます。

えっ、どうしてー!あんなに楽しそうにやってたじゃない!

と思っても、申告を受けたときに気付いたのではもう遅い。

すでに2~3か月前から転職活動を始めていて、インド人は意外と用意周到であります。

そして彼らは、より高い職場を見つけたらあっさりと転職します。

そこだけなの?!今まで築き上げてきた信頼関係って一体…

もしかして、わたしの一方的な片想いだったのかしらと愕然とすることもしばしば。

ですが、何の悪気もないのです。

お給料が高いから。ただ、それだけなのです。少し寂しいマネージャーです。

第9位:I like Japan! / 日本好き!

日本女性と日本人男性

日本人のお客様を相手にする当社に入ってくるインド人は、やはり親日傾向にあります。

数多くある国の中から母国を

好き!

と言ってもらえると、素直に嬉しいですよね。

そして、どこが好き?と聞くと、

・日本の漫画やアニメが大好き!
・日本の景色が大好き!
・日本人が大好き!

    と言ってくれます。

    驚くことに彼らは、日本人より日本文化を知っていたりします。

    時々恥ずかしい気持ちになることも…ごめんなさい。勉強不足です。

    第8位:Do you like India? / ね、インド好き?

    そのお返しを求めるかのごとく、インドは好きかと聞いてきます。

    はい、わたしもインドが大好きです!

    でも、具体的にどこが好きなのかと聞かれると…未だに説明ができない。

    フード、お寺、文化、人、お祭り、雰囲気、どれも「これ!」というものが見つからないのですが、なんだかパワーを感じるのです。

    そんな不思議な魅力をまとっているのがインド!

    第7位:Can I join? / 参加できる?

    何にでも興味を持ってくれてありがたいのだけど…!

    当社では何か行事がある度にイベントを企画しています。

    SNSで告知すると、一回の投稿で問い合わせがたくさん。

    気になります!
    インド人も参加していいですか?
    行きます!

    嬉しい反応がわんさか届くのですが、これはトラップだから気を付けて!

    当日蓋を開けてみると実際に参加しているのは、半分いれば御の字です。

    なぜ?匂わせなの?あんなに前向きだったじゃん!

    第6位:Please come! / ぜひ来て~!

    男性と女性2人

    とってもフランクで、おもてなし精神も備わっているインド人。

    仲良くなるとすぐにホームパーティや家族のお祝い事に招待してくれます。

    「兄の奥さんの妹の結婚式に、ぜひ来てください!」

    もはやあなたもほとんど他人では…

    といった親類の結婚式まで、招待してくれるんです。

    ですが、気後れすることなかれ。

    インドの結婚式は誰でも参加可能なんです。

    呼ばれてなくても入場して、ご飯を食べてダンスして、「なんだかよく分からなかったけど、はしゃいじゃったー!」

    帰って来て良いのがインド流。

    面白そう?ぜひお越しください!

    第5位:Try! / 試してみ?

    好奇心旺盛なインド人。

    やたらと「インド式」を日本人に押し付けてきます。

    中でも日常茶飯事なのは、

    これ、食べてみ?

    そして、激辛グリーンチリのインド料理を食べるはめになる…

    ですが、「まずい!」と感じる料理に出会ったことはなく、意外とどれも美味しくいただけます。

    ※外でいただくローカルフードには要注意。

    違った後悔をすることになります。

    第4位:Yes, I know. / 知ってるー。

    ドイツ人男性

    本当にどこでも聞くこの言葉。

    外で道を尋ねたとき。

    使い方が知りたいとき。

    彼女は今どこにいる?

    と聞いたとき、たいてい「うん、知ってる!」と言われます。

    そして信じてはいけないのはここから。

    インド人はとっても優しいので、親切心から

    どうにかこの人を助けてあげなくちゃ!

    と、案内をしてくれるのです。

    でも、なぜだかけっこう間違っている…

    適当なんじゃない?と思われがちなのですが、接していると分かります。

    親切心なんです…!

    第3位:Already done. / もう完了してる。

    歌を歌う男性ポーランド

    だったらこちらから聞く前に報告してよーーー!!!

    と、いつも突っ込みを入れてしまいます。

    立場上、インド人スタッフに指示出しをする日常を送っていますが、確かにしっかりと仕事をこなしてはくれるんです。

    ですが…インド人の辞書に“報・連・相”の文字はなく、いつの間にか華麗に完了しています。

    その仕事の出来は、本当にプロフェッショナルだなぁ…と感心するほど。

    インドでは、役割分担のすみ分けがしっかりと確立しておりそれぞれが自身のミッションを完遂します。

    「本当にそこしかしてくれないのね…!」と愕然とすることもしばしば。

    ですが、よく言えば彼らはプロフェッショナルなのです。

    慣れてくると、「ね、あの仕事、もう終わった?」とこちらから聞いてあげる心の余裕が生まれます。

    そして、日々しつこくしつこく尋ね続けると、ふとしたタイミングで「出来ました!」と素晴らしい言葉が聞けるようになるでしょう。

    第2位:I(We) can do. / できるよー!

    ほんとにー?!ありがとう♡

    と、喜ぶのはもうちょっと待って。

    これが希望的観測の場合、本当に根拠のない“希望”だから怖いのです。

    そりゃあ、できたらいいよね~。

    インドで働き始めた当初は何度も痛い目に遭いました。

    そうすると、不思議と「やって!」以上に、「正確な情報」を欲するようになるものです。

    最近は、とっても幸いなことに部下は「これはたぶんできない…!」と言ってくれるので、

    今ではかえって彼らのことを信頼できるようになりました。

    ありがとうの言葉を忘れないで。

    第1位:Noproblem. / 全然いい!

    スペイン人男性3人組

    日本では、“他人に迷惑をかけないように生きましょう”と教えられますよね。

    ですがインドでは、“他人には迷惑をかけちゃうから、同じ目に遭っても許してあげましょう”と教えられるそうです。

    この考え方、とっても素敵だと思いません?!

    実際、初めて海外で働いているわたしにとって救われることって

    彼らの「大丈夫だよ」の言葉なのです。

    根拠のない大丈夫、でも、そう言われるとなんだかじんわり温かい気持ちになる。

    インドに来て、イライラすることが増えたと思っていましたがたぶん人を許せるキャパシティも大きくなった気がします。

    こういうところが推せる。インド人。

    さいごに

    ある人の言葉をきっかけに、わたしはインドに興味を持ちました。

    「インドは“貧”しいけれども、誰も“困”ってはいない」

    確かに貧しい。でも、貧困ではないのです。

    実際にインドに来てみて、納得しました。

    なぜでしょう、インド人は自分のいる立ち位置、環境の中で十分幸せに暮らしているように見えるのです。

    今回のTOP10も、改めて見れば前向きな言葉が圧倒的に多い。

    自分はたくさんのものを持っているはずなのに、なぜだか彼らが羨ましく、そんなインド人と一緒に生きていることが今はなんだか嬉しい。

    これが、半年インドに住んでみて、わたしが今思っていることです。

    ・インド人のパートナーが欲しい。

    ・インドに住んでみたい。

    ・インドで仕事がしてみたい!

    と思っているあなた。

    わたしみたいに、こんな気持ちを味わうことができるはずです。

    ぜひ一歩踏み出して、日本と全っっ然違うこっちの世界を見に来てくださいね◎

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