バリ島移住前に確認しておきたいことベスト10
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- はじめまして!バリ島在住のyukiです。バリ島のホテルで勤務したあと、バリ人男性と結婚、今はサッカー少年となった子どもとグランドで過ごす毎日です。
リゾート地として有名なバリ島ですが、生活するとまた旅行とは違った驚きや発見がいっぱいあります。
そんなバリ島(たまにインドネシア)の様子をお伝えできればと思います。
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- 2024年6月6日インドネシアバリ島移住前に確認しておきたいことベスト10
Contents
はじめに
観光地として有名なバリ島ですが、最近は世界中から多くの方が移住されてきています。
皆さんの中にも「バリ島に一度は住んでみたいな」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身すでにバリ島に住んで15年以上となりますが、現在進行系でバリ島にはものすごいスピードで変化が訪れているなと感じています。
私が住み始めたころに比べると本当に便利になったバリ島ですが、バリ島移住前に確認、知っておくともっといいかもと思うベスト10をご紹介したいと思います。
- ビザ(査証)について
- 仕事はどうする?
- 世界各国の料理を楽しもう!
この記事は5分で読み終わりますので、さいごまで読んでいってくださいね!
第10位:エリア
バリ島の面積は5,500㎡、東京都の約2.6倍とそれほど大きくない島ですが、エリアによって雰囲気がまったく違います。
観光地として有名なのはクタ、ヌサドゥア、ウブドといったエリアでしょうか。
エリアごとの細かな特徴はまた別の記事でお伝えできればと思いますが、住む場所によってその後の生活も大きく変わってくるかと思います。
例えばサーフィンをしたい方はクタなどビーチに近いエリア、バリ島の伝統文化に触れたい方はウブドなどの中部エリアを好まれる方が多い気がします。
バリ島でどんな生活を送りたいかを考えよう!
ご自身がバリ島で何をしたいか、どんな生活を送りたいかを考え、住むエリアを決めることが大切だと思います。
もちろん住んでみなければ分からないこともたくさんあるかと思いますので、短期間ずつ、いろんなところに住んでみて、長く住むところを決めるというのもいいかもしれませんね。
第9位:住居形態
住むエリアを決めたら、次はどんなところに住むかですね。
観光で数日滞在するならホテルが一般的かと思いますが、住むとなれば一軒家やアパートを借りるのが経済的です。
現在、バリ島では様々なタイプの住居があり、予算や住む人数によって選ぶことができます。
例えば一軒家であればローカルの住宅地の一軒家もあれば、外国人が多く住むプールなどがついたヴィラタイプの一軒家も多くあり、週に1、2回、スタッフが掃除をしてくれるといったようなサービスがついているところもあります。
最近では外国人向けアパートメントもできてきました。
1人でローカルの人と多くふれあいたという方はローカル向けのコスと呼ばれるアパートもお勧めです。
どのタイプの住居も修繕等は大家さんが行ってくれるところもあれば、自分で費用を出すところもあるので、入居前に必ず確認をしましょう。
家賃に何が含まれているか、また支払いは1ヶ月ごとか、1年払いかなどもポイントになるかと思います。
1年払いの場合は少し割引をしてくれるところもあるので、交渉してみましょう。
投資物件と考えるのもあり?
インドネシアの法律上、外国人が不動産を持つことはできないのですが、50年リースなどの形で物件を持っている人は多くいます。
自分で住むのもいいですし、投資物件として持って人に貸すのもいいかと思います。
第8位:コミュニティ
日本でもどこでも大小さまざまなコミュニティが存在するかと思います。
コミュニティにがっつり関わっている人もいれば、少し距離を置いて生活をする方、さまざまですよね。
ただまったくどのコミュニティにも関わっていないという方はいらっしゃらないかと思います。
私自身も仕事をしていたときは職場、今は子どもの学校やサッカーチームといった子ども中心のコミュニティと関わることが多いです。
海外生活では人との関わりが大切
海外に住むということは日本とは違う想像しないような出来事が起こることもあります。
そんなとき、助けてくれたり、有益な情報を共有してくれるのはコミュニティの人たちです。
どこに住んだとしてもこういったコミュニティの人々との関わりは大切にしたいですね。
第7位:インターネット
今や生活においてインターネットは生活には欠かせないツールとなっています。
私が住み始めたころはスマホもない時代で、インターネットというのはホテルや会社などを除いてダイヤル回線でした。
今はみんなスマホを持って、無料でWi-Fiを使えるスポットも多く、本当に便利になったなと思います。
ただ固定電話よりも先にスマホが普及してしまったためか、ブロードバンドは今使えるエリアが拡大中という状況で、田舎のほうに行くとまだまだ接続が不安定なところも多いです。
インターネットでより便利な生活を
スマホであれば、それぞれのプロバイダーでパッケージが用意されています。
また、家でインターネットを使う場合はそれほど使わないのであればMini Wi-Fiなどを使うこともできますし、ブロードバンドなどを契約することになるかと思います。
インターネット回線とケーブルテレビの両方が使えるオトクなパッケージなどもあります。
借りる家やアパートメントによってはすでに契約されていたりもしますので、確認してみましょう。
第6位:食事
多くの国からの観光客、移住者が多いバリ島ではインドネシア料理・バリ料理はもちろんのこと、各国の料理を楽しむことができます。
イタリアン、フレンチ、中華といったメジャーなものだけでなく、ジョージア、トルコ、レバノンといった日本ではあまり見かけない国のレストランも多数存在します。
日本食レストランも多くあり、日本人の方が関わっていらっしゃるところもあれば、ローカルの人たちがやっているちょっと不思議な日本食とバラエティ豊かです。
ワルンと呼ばれる小さなローカルフードのお店であれば数百円から、ホテルなどに入っている高級レストランであれば数万円と料金も様々です。
最近ではアプリを使ってデリバリーで頼めるお店も多くなり、とても便利になりました。
私が体調を崩してご飯が作れないときなどは本当に助かっています。
スーパーも充実
安くておいしい食事ができるレストランやワルンが充実しているバリ島ですが、それでも毎日外食ばかりだと飽きてしまいます。
バリ島にはスーパーもたくさんあるので、お家でお料理するのもいいですね。
輸入食材を扱っているスーパーもかなり増えて、便利になりました。
ちなみに私はローカルの市場で野菜や肉類は買うのですが、実はここが一番安くて新鮮だったりします。
ザ・アジアなローカル市場は見て回るだけでも楽しいですよ。
第5位:交通機関
バリ島の公共交通機関はバスで電車は今現在通っていません。
今後、バリ島北部に空港ができたら南部と北部をつなぐ電車ができるという噂がありますが、いつになるかまだ定かではない状態です。
唯一の交通機関であるバスは昔と比べるときれいになり、学生さんなどは使っているようですが、バス停は大通りにしかなく、渋滞が多く時刻通りにはあまり来ないことを考えると、まだ少し外国人には使いにくいのではないかと思います。
最近では配車アプリを使ってのバイクタクシーや配車サービスを使う人が多くなりました。
息子の学校でも親が仕事などで忙しい場合、子どもの学校の送り迎えなどに使ったりする人もいます。
アプリでは追跡ができるので安心です。
日本の国際免許証は使えない
海外でレンタカーなどを借りて運転したい場合、国際免許証を取得される人もいるかと思います。
ただインドネシアでは日本の国際免許証は無効となっており、国際免許証があったとしても無免許運転となるので気をつけましょう。
自分で運転したい場合は現地で免許証を取得する必要がありますが、こちらはKITASやKITAPと呼ばれる暫定居住許可証保持者でないと取得することができません。
交通事情としてはバイクも多く、無茶な運転をする人も多いので、自分で運転する場合は交通事故には気をつけましょう。
第4位:仕事
数週間や数ヶ月の滞在であれば日本でお金をためて、のんびり過ごすというのもありですが、移住するとなるとやはり生活費などのお金をどうするかということが重要になってきます。
私自身、バリ島に移住した当初はホテルで勤務していました。
お給料は日本ほどではなかったですが、食事や住宅手当があったので生活するには十分でした。
バリ島は観光がメインのため、旅行会社、ホテル、スパなどの求人がありますが、口コミなどで求人情報が回ってくることも多いので、いろんなところにアンテナを張っておくことが大切です。
またお給料だけでなく、査証(ビザ)の有無(会社によっては自分で払うように言われるところもまだ少なからずあるようです)、航空券代や住宅手当などの補助もしっかりと確認しましょう。
バリ島でリモートワーク
コロナ禍以降、リモートワークで働く人も増え、移住のハードルが少し下がってきたような気がします。
インドネシアでは2024年4月よりバリ島に滞在しながらリモートワークができる通称「デジタルノマドビザ」の発給を開始しました。
年収60,000米ドル以上(約900万円)という規定があり、正直、少し要件が厳しい気がしますが、最長で1年間、バリ島に滞在することが可能な査証(ビザ)となっています。
第3位:保険
海外で生活するときに忘れてはならないのが保険です。
インドネシアにもBPJSと呼ばれる国民健康保険がありますが、これはインドネシアで6ヶ月以上勤務する外国人や駐在員、永住許可保持者のみが加入できます。
健康なときにはなんとなく要らないのではないかと考えてしまう保険ですが、海外で病気になったときのことを考えるとやはり保険に加入しておくことは大切です。
バリ島には様々なタイプの病院があり、英語が通じたり、日本語通訳のいる外国人向けの病院ではやはり費用がそれなりにかかってきます。
そしてどうしてもバリ島内で処置できないとなると日本に緊急帰国するということもあるのですが、そんなときにはやはり保険が心強い味方となります。
日本の国民健康保険は使える?
基本的には日本国内でのみに適用される国民健康保険ですが、一定の条件を満たせば全額ではないですが、実は現地で全て支払い、帰国後に申請することで医療費の給付を受けることができます。
申請には診察内容明細書や領収明細書が必要となりますので、現地の病院に行ったときには忘れずに必要な書類をもらうようにしましょう。
第2位:宗教とインドネシア人
イスラム教徒のイメージのあるインドネシアですが、実は様々な宗教があり、バリ人の多くはバリヒンズー教を信仰しています。
インドネシアは宗教心の強い人が多く、生活の中心には宗教があります。
特にバリヒンズー教は儀式が多く、いつもどこかで儀式が行われているといってもいいかもしれません。
仕事でも宗教ごとに休みが異なっていたり、儀式があると道路が閉鎖されたりと、いろいろ最初は驚くことも多いかと思います。
息子の学校は大半がバリヒンズー教の子どもたちですが、もちろんイスラム教徒の子どもたちもいて、断食月になるとイスラム教徒の子どもたちの前ではできるだけお菓子やご飯を食べないようにしたりと、子どもたちなりに気を使っているようです。
私たちも一緒に食事をするときにはイスラム教徒の人がいるときは豚肉料理は避けたり、バリヒンズー教でも肉類が駄目な人たちもいるので、そのとき、そのときに合わせて一緒に過ごしています。
海外で生活するということはその国におじゃましているということなので、それぞれが大切にしているものをお互いに尊重して生活することが大切だと思います。
フレンドリーなバリ人たちですが・・・
バリ島に旅行に来たことのある人は、バリ人ってフレンドリーでいつもニコニコしてるなというイメージを持たれた方が多いのではないかと思います。
確かにバリ人たちはいつもニコニコしていますが、深く付き合っていくと、日本人や世界中の人たちと同じで怒りっぽい人もいれば、すぐ泣く人もいたりして、バリ人ってフレンドリーじゃなかったっけ?と思うようなこともあります。
私が気をつけているのはできるだけ「バリ人は・・・」とか、「インドネシア人だから・・・」のように型にはめないようにしようということです。
イメージされた型にはめて人を見るのではなく、その人自身を見てお付き合いしていくことが長くいい関係を築ける秘訣でもあるような気がしています。
第1位:査証(ビザ)
海外に住むときにまず考えなくてはいけないのは、どんな査証(ビザ)で滞在するかではないでしょうか。
各国多種多様な査証(ビザ)が用意されていますが、インドネシアも多くの査証(ビザ)があり、現在でも新たに追加されたり、内容が変更されたりしています。
通常、観光で来る場合は30日以内の滞在であればVOA(Visa on Arrival)と呼ばれる査証(ビザ)で入国します。
短期の出張などはビジネスビザなどがありますが、長期滞在の場合は就労、留学、婚姻査証(ビザ)を取得される方が多いかと思います。
最近では投資家、リタイアメント、セカンドホーム査証(ビザ)で滞在されている方も増えてきている気がします。
第4位の仕事のところでも少し触れましたが、デジタルノマド査証(ビザ)も2024年4月から開始されていて、今後ますますバリ島への移住が増えることが期待されています。
これらの長期滞在査証(ビザ)では取得後、KITASと呼ばれる暫定居住許可証を取得することが必要です。
このKITASが銀行口座開設時や免許証取得時の身分証明証となります。
また就労する場合はさらに就労許可証の取得も別途必要となってくるという、なかなかに複雑なシステムとなっています。
査証(ビザ)は自分で取得も可能
査証(ビザ)取得を手伝ってくれるエージェントもありますが、最近ではオンライン申請が主流で、イミグレーションスタッフもとても親切なので自分で申請するのも楽になっています。
エージェントを使うとかなり割高になるので、最近では自分で取得する人も多いですね。
ただし、滞在目的に合った査証(ビザ)を所持していないと最悪の場合、強制送還なんていうこともあるので、しっかりと要件等を確認してから取得するようにしましょう。
さいごに
今回はバリ島移住前に確認しておきたいことベスト10をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
インドネシアは今急速に発展していて、特に法律や査証(ビザ)関連では急に変更、施行となることが多くあります。
必ず最新の情報を調べるようにすることをお勧めします。
バリ島で人気のエリアや査証(ビザ)など、またさらに詳しくご紹介できればと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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